２０２２年１２月２２日に愛知県の公立高校、第２回の倍率が発表されました。
第２回最新の倍率はこちらです（NEW！）２０２２年１２月２２日発表
⇒ 「令和４年度中学校等卒業見込者の進路希望状況調査－第２回－」の結果について
第１回の倍率はこちらです
⇒ 【愛知県の高校受験】令和５（２０２３）年度の倍率が発表されました！！
愛知県の公立高校入試（全日制）の全体の倍率は年々下がっています。
昨年度の全体倍率は１．９４倍でした。
令和５年度の第２回までの進路希望調査の全体倍率は１．９１倍となっていて、昨年度よりさらに０．０３ポイント下がり、過去最低倍率となっています。
そして私立高校（全日制課程）への進学希望者数は０．１ポイント増加しています。
年明け２月に公立高校の最終倍率が発表される予定なのですが、驚くほど倍率が落ちるところもあれば、現状維持する高校もあります。
最終倍率が出るのは進路希望調査書を出したあとになるので、ほとんどのご家庭で今回（第２回）の倍率を見て、お子さんと志望校の話し合いをされるのではないでしょうか？
受験生の皆さんが少しでも分かりやすくなるように、第２回の倍率の詳細についてまとめます。
倍率が高い公立高校ベスト５は？
令和４年１２月２２日現在で、倍率が高い公立高校ベスト５をまとめました！
普通科で倍率が高い公立高校
| 学校名 | 今年度第２回倍率（NEW！） | 今春の最終倍率 |
| 瑞陵（尾張２群Ｂ） | ４．５０ | ３．４２ |
| 熱田（尾張１群Ａ） | ３．７８ | ２．８５ |
| 安城（三河群Ａ） | ３．２９ | ２．８０ |
| 豊岡（三河群Ａ） | ３．２０ | ３．１０ |
| 市立菊里（尾張１群Ｂ） | ３．０５ | ２．４７ |
瑞陵は第１回倍率が５．３８倍ありました。娘の受験時（５年前）から大人気の高校です！
専門学科で倍率が高い公立高校
| 学校名 | 専門学科 | 今年度第２回倍率（NEW!） | 今春の最終倍率 |
| 市立工芸（Ａグループ） | デザイン | ３．４３ | ２．９５ |
| 市立工芸（Ａグループ） | 情報 | ２．９５ | ３．１３ |
| 旭丘（Ａグループ） | 美術 | ２．６３ | ２．３８ |
| 犬山総合（Ａグループ） | 総合 | ２．６０ | ー |
| 豊橋西（Ｂグループ） | 総合 | ２．４６ | １．９６ |
市立工芸のデザインは第１回倍率がなんと５．３８倍ありましたが、第２回倍率で少し落ち着きました。
倍率が低い公立高校ベスト５は？
令和４年１２月２２日現在で、倍率が低い公立高校ベスト５をまとめました！
普通科で倍率が低い公立高校
| 学校名 | 今年度第２回倍率（NEW!) | 今春の最終倍率 |
| 田口（三河群B） | ０．４５ | ０．０６ |
| 日進（尾張１群B） | ０．９７ | ０．９３ |
| 加茂丘（三河群A） | １．０３ | １．０３ |
| 瀬戸西（尾張２群Ａ） | １．０９ | １．１０ |
| 知立東（三河群Ｂ） | １．１１ | １．４０ |
専門学科で倍率が低い公立高校
| 学校名 | 専門学科 | 今年度第２回倍率（NEW!) | 今春の最終倍率 |
| 田口（Ｂグループ） | 林業 | ０．３３ | ０．３４ |
| 渥美農業（Ｂグループ） | 生活科学 | ０．４５ | １．１０ |
| 一宮起工科（Ａグループ） | 環境科学・ﾃﾞｻﾞｲﾝ | ０．７４ | １．０３ |
| 岩津（Ａグループ） | 生活ﾃﾞｻﾞｲﾝ | ０．７５ | ０．８８ |
| 松平（Ｂグループ） | ﾗｲﾌｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄ | ０．８８ | １．００ |
倍率が低いのは、立地的な問題もあります。
※昨年度の定員割れした高校の詳細はコチラからどうぞ。
第２回倍率で定員割れしそうな高校
このままだと定員割れしそうな高校は？
第３回（最終）で倍率が上がらなければ定員割れする可能性が高い高校をまとめました。
上に書いた「倍率の低い高校ベスト５」以外の高校となります。
- 第一希望者数が大きく下回っている
- 第二希望者数の半数を第一希望者数に足しても定員に満たない
- 昨年定員割れした倍率以下である
この３点の条件を満たしている高校です。
※個人的な判断となりますので、定員割れしない高校もあれば、ここに書いていない高校でも定員割れするところもあるかもしれません。ご了承ください。
| 学校名 | 群 | 学科名 | 第２回倍率 | 今春の最終倍率 |
| 明和 | ー | 音楽 | １．１０ | １．２８ |
| 瀬戸北総合 | ー | 総合 | １．４３ | １．５７ |
| 春日井工科 | ー | ロボット工学・機械・電気・電子工学 | １．３１ | １．２９ |
| 一宮工科 | ー | 建築デザイン・都市工学 | １．０５ | １．１３ |
| 津島北 | ー | 地域ビジネス・ITビジネス | １．０６ | ー |
| 稲沢緑風館 | ー | 環境デザイン | ０．９８ | ー |
| 海翔 | ー | 福祉 | １．３８ | １．０５ |
| 半田東 | 尾張Ⅰ | 普通 | １．３８ | １．６０ |
| 半田農業 | ー | 施設園芸 | １．０８ | １．４０ |
| 常滑 | 尾張共 | 普通 | １．３５ | １．３１ |
| 学校名 | 群 | 学科名 | 第２回倍率 | 今春の最終倍率 |
| 内海 | 尾張共 | 普通 | １．３８ | １．４８ |
| 足助 | 三河 | 普通 | １．３８ | １．３４ |
| 岩津 | ー | 国際調理 | １．１８ | ０．９３ |
| 安城農林 | ー | 動物科学 | １．３３ | １．３３ |
| 安城農林 | ー | 森林環境 | １．３５ | １．１０ |
| 一色 | ー | 生活デザイン | １．４０ | １．９５ |
| 高浜 | 三河 | 普通 | １．４５ | １．６４ |
| 高浜 | ー | 福祉 | １．０５ | １．０８ |
| 福江 | 三河 | 普通 | １．６６ | ２．６０ |
| 国府 | ー | 総合ビジネス | １．００ | １．１５ |
| 宝陵 | ー | 福祉 | ０．９３ | ０．９５ |
| 新城有教館作手校舎 | ー | 人と自然 | １．６８ | １．８９ |
| 学校名 | 群 | 学科名 | 第２回倍率 | 今春の最終倍率 |
| 市立工芸 | ー | 都市システム | １．１３ | １．８０ |
| 守山 | 尾張２ | 普通 | １．６５ | １．４５ |
| 中川清和 | ー | キャリアビジネス | ０．９３ | ー |
| 瀬戸工科 | ー | ロボット工学・機械・新素材工学 | １．３５ | １．２７ |
| 春日井泉 | ー | 地域ビジネス・ITビジネス | １．２５ | ー |
| 犬山 | ー | 総合ビジネス | １．３５ | １．１３ |
| 尾北 | ー | 国際教養 | １．２５ | ０．９８ |
| 古知野 | ー | 地域ビジネス・ITビジネス | １．０４ | ー |
| 小牧工科 | ー | 環境科学・情報デザイン | １．０１ | １．３４ |
| 丹羽 | 尾張Ⅰ | 普通 | １．３１ | １．１６ |
| 杏和 | ー | 総合 | １．３７ | １．３５ |
| 佐屋 | ー | 園芸科学・生物生産 | １．３６ | １．３０ |
| 学校名 | 群 | 学科名 | 第２回倍率 | 今春の最終倍率 |
| 愛西工科 | ー | ロボット工学・機械・電子工学 | １．１６ | １．３９ |
| 愛西工科 | ー | 建築デザイン | ０．９３ | １．３５ |
| 五条 | 尾張２ | 普通 | １．１３ | １．４５ |
| 半田工科 | ー | 建築デザイン・都市工学 | １．２３ | １．４０ |
| 桃陵 | ー | ヒューマンケア | １．３５ | １．０３ |
| 東浦 | 尾張共 | 普通 | １．３９ | １．６８ |
| 武豊 | 尾張共 | 普通 | １．３５ | １．４５ |
| 松平 | 三河 | 普通 | １．３７ | １．５２ |
| 学校名 | 群 | 学科名 | 第２回倍率 | 今春の最終倍率 |
| 岡崎北 | ー | 理数 | ０．９０ | １．９３ |
| 岡崎工科 | ー | 都市工学 | ０．９０ | １．１０ |
| 岡崎工科 | ー | 環境科学・情報デザイン | １．１９ | １．０８ |
| 幸田 | 三河 | 普通 | １．３８ | １．７３ |
| 刈谷工科 | ー | IT工学・機械・自動車・電気 | １．４５ | １．６２ |
| 吉良 | ー | 生活文化 | １．０９ | １．２５ |
| 成章 | ー | 生活文化 | １．５８ | １．４０ |
| 渥美農業 | ー | 食品科学 | １．２３ | １．３３ |
| 三谷水産 | ー | 東洋科学 | １．１０ | １．１０ |
| 三谷水産 | ー | 情報通信 | １．２３ | １．５３ |
| 新城有教館 | ー | 総合（文理系） | １．１８ | ０．９４ |
| 市立菊里 | ー | 音楽 | １．００ | １．３５ |
| 市立工業 | ー | 環境技術 | １．２０ | １．４５ |
知立東高校と五条高校は、どちらも勉強に関してとても厳しくしっかりと面倒を見てくれる高校です。
こちらの２校が定員割れしそうなのは、「自由のペースで勉強ができる高校」を希望する生徒さんが増えているからなのかな、と思いました。
昨年度に続き、今年度も公立高校の倍率は低めで、一部の高倍率の高校をのぞき、全体的にとても入りやすくなっています。
受験生としては倍率が下がった方が嬉しいですよね！
自分が受験する年だけ思いっきり倍率が下がって欲しかったよ！
第１希望者数が少ない高校
第１希望者数が極端に少ない高校だけをまとめました！
第２希望者数次第で定員割れするってことだね。
| 学校名 | 学科名 | 第１希望者数 | ５年度募集人員 |
| 名古屋工科 | IT工学・他 | １４４人 | ２４０人 |
| 豊明 | 普通 | １９９ | ２８０ |
| 一宮北 | 普通 | ９２ | ２４０ |
| 市立工芸 | 電子機械 | ２８ | ４０ |
| 瀬戸 | 普通 | １１６ | ２００ |
| 東郷 | 普通 | １６０ | ２４０ |
| 小牧南 | 普通 | １９２ | ２８０ |
| 大府東 | 普通 | １５２ | ２４０ |
| 阿久比 | 普通 | １３６ | ２８０ |
最後に
愛知県の公立高校入試は２０２３年度から、試験日程の前倒し、一回受験、マークシート方式の導入、特色選抜の実施など多くの変更があります。
初年度の生徒さんは大変ですよね。
第２回の倍率を見て、志望校の倍率が高いから…とひとつ下の高校を受験することに決めた人もいるかと思いますが、何も気にする必要はありません！
高校はただの通過点にしか過ぎないのです。
なぜ「通過点」と言えるのか？ですが、
娘と息子の高校は、偏差値が５違うのですが、どちらの高校も一桁順位を取っているトップ層の生徒たちの模試の偏差値は変わらないからです。
進学した先の高校でどう過ごすかは本人次第です。
後悔のしない志望校選びができますように…。
最終倍率も発表され次第すぐにアップしますね！
令和５年度入試の倍率の発表日の予想です↓
入学願書提出期日
令和５年２月10日(金)及び同年２月13日(月)
志願変更期日
令和５年２月14日(火)
例年通りの発表日なら、「入学者選抜における志願状況等」は令和４年２月１３日
そして「志願変更後の志願者数」は２月１４日に発表されるはずです。
年が明けたら私立高校の出願準備から始まりますね。
こちらのブログでしつこいほど書いているのですが、マークシート用の鉛筆だけは早めにご準備くださいね。
★この冬を乗り越えるためのサプリです！
偏食気味の息子の食生活が気になって、受験期間中に飲ませていたサプリです。
学習期に積極的に摂りたい「DHA・EPA」が入っているし、国内製造で無添加なら身体にもいいかな、と１２月から受験が終わる３月まで頼んでました！
２～３月に物凄い集中力を発揮して追い上げができたのは、ノビルンのお陰だったのかもしれません。
