大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
我が家の子どもたちは1年前、高校と大学のダブル受験生でした。
子どもたちの受験期間中、私が一番大変だと感じたのは願書を提出する作業でした。
娘の高校受験時はインターネットで出願できる高校がまだ少なく紙の願書が主流でした。
- 願書の下書きを担任の先生の指導の下、クラスの皆で行う
- 下書き済みの願書を家に持って帰り清書する
- 清書した願書を親が確認する
- 清書・確認した願書を担任の先生に提出する
娘の時はこのような流れとなっていたのですが、3年後の息子の高校受験では、ほとんどの私立高校がインターネット出願に変わっていました。
娘の受験後から徐々にインターネット出願に切り替わっていたのか?
それともコロナ渦で一気にネット出願に変わったのか?

何にせよ、息子の高校受験の出願はほぼ親の作業となりました。
さて、娘の大学受験の出願方法ですが、私立大学・国公大学とどちらもインターネット出願のみでした。
高校受験よりかなり複雑な入力作業となっていて、こちらも娘と一緒に1日がかりで入力しました。
「出願は来年だから年明けに準備すれば間に合うでしょ?」なんてノンビリ構えていると、私のように年明け早々から大変な失敗をすることになります。

今回は私の失敗を踏まえ、インターネット出願するために必要なものを下にまとめました!
ネット出願するために準備しておくもの
自慢ではありませんが、私は書類関係はギリギリまで手を付けないタイプです。

高校の書類も期限ギリギリで提出することがほとんどです!

さっさと書いてよ!!
子どもたちの受験時も同様で、年明けにのんびり準備を始めたことで大失敗しました。
なんと、受験に必要なものがほとんど売り切れていたんです…。
年内ならいつでも手に入るものばかりなので、私のようにならない為に、今から購入しておくべき消耗品を下にまとめます。↓
年内に購入しておくべき消耗品
年明けに我が家の近所のショッピングモールで売り切れになっていたものはコチラです。
(文房具3店舗、100均ともに売り切れでした)
- 願書を送るためのA4サイズが入る封筒
- A4サイズのコピー用紙
- プリンターのインク
こんな、いつでもどこでも手に入るものが売り切れることがあるんだ…と驚きました。
仕方がないのでAmazonで買うことにしたのですが、こちらも年明けの時点で一時的に品切れ&品薄になっていたのには驚きました…。
(幸いAmazonでは数日の品切れですぐに補充され購入することができました!)

今年度は大丈夫だと思うのですが、2021年の年明けはコロナ渦の影響もありプリンターも品薄となっていました。

プリンターが必要なら早めに買っておいた方が安心だね!
コピー用紙は常に山積みになっている店舗なのに、年明けに買いに行ったときは最後の1冊になっていたので慌ててカゴに入れました。
上に書いたものは全て絶対に使うものなので、私のように慌てないよう早めにお近くの店舗で購入しておいてくださいね。
マークシート用の鉛筆は年内に購入してください!
ネット出願の準備品とは関係ありませんが、受験生が絶対に使うのに年明けに手に入らなかったものは「マークシート用の鉛筆」でした!
皆さんご存じのように、マークシート方式の入試で使う鉛筆は無地のものが必要です。
キャラクターの鉛筆なら沢山売っていたのですが、それらは使えないので困ってしまいました。
Amazonでも売り切れになっていて、娘と息子、どちらも鉛筆が必要なのにどうしたものか…と困っていたところ、
なんと妹が入試の応援にと買っておいてくれた「マークシート用の鉛筆セット」を子どもたちにプレゼントしてくれたので九死に一生を得ることができました。(大袈裟?)

妹に感謝!!
年内ならお近くのお店で手に入るものばかりです。
マークシート用鉛筆
マークシート用のシャープ
プリンターとプリンターのインクの残量もしっかり確認しておいてください。

久しぶりに使うと「あれ?動かない…」と慌てることがあります!
インターネット出願(Web出願)の流れ
インターネット出願するために必要なものリストです。
スマホ | 最初にメールアドレスの登録が必要となります。パソコンのメールでもOKです。 |
パソコン | スマホやタブレットでも入力出来ますが、写真の貼り付け作業など、画面が大きいパソコンの方が圧倒的に入力しやすいです。 |
プリンター | 大学によっては写真を画像に取り込んで願書に貼る必要があるので、スキャナー機能がついているものが必要となります。 |
封筒 | A4サイズの用紙が入る封筒。私は白の封筒をまとめ買いしました。 |
のり | 願書を提出する際、送付先など貼り付けるのでのりは絶対に必要です。 |
高校のインターネット(Web)出願
- 各私立高校の出願サイトへアクセスする
- アカウントを作成する
- ログインをして、出願情報入力をする
- 受験料のお支払方法選んで申込ボタンを押す
- 受験票を自宅のパソコンでプリントアウトをする
- 出願確認書類をプリントアウトして担任の先生に提出する

合否はWEB出願したサイトにログインすることで確認することができました!
私立高校によって多少の違いはありますが、息子の受験校は全てこの手順で入力して自宅のプリンターで願書を出しました。
願書を入力した高校からは「受付メール」が送られて来たのみだったので、受験票が手元にあるもののちょっと不安でした。
願書は各高校2枚ずつコピーして、息子がなくした時用に1枚私の手元に置いておきました。
息子は3校受験したのですが、何度も確認した為、入力作業は各校1時間ずつかかりました。
大学のインターネット(Web)出願
- 各私立高校の出願サイトへアクセスする
- アカウントを作成する
- ログインをして、出願情報入力をする
- 受験料のお支払方法選んで申込ボタンを押す

ここまでは高校のネット出願と一緒です。
大学の場合、Web出願と言いながらWebだけで終わらないことを娘の受験で知りました。
- パソコンでWeb出願が終わったら書類をプリントアウトする
- 事前に準備していた調査書や推薦書といった書類をはじめ、出願登録後に印刷した確認票など指定されている書類を封筒に入れて、郵送する
提出する書類内容は大学によって違います。(必ず親が中身の確認をしてください!)
速達料金が必要なところ、いらないところなど大学によって送料にも違いがあります。

すべての手続きが終了すると、自宅へ郵送で受験票が届く大学もあったよ!
パソコン・プリンターを持っていない場合

家にパソコンがない生徒は、高校のパソコンを使って出願するんだって!

願書は確認することが多いから、子どもの入力作業だけで出願させるのは不安だなぁ…。

私立大学を10校以上受けるなら、自宅にプリンターは必要だね。
プリンターはレンタルできます!
プリンターって結構場所を取りますし、年中使うものではありません。
願書提出くらいしか使わないと言う方はプリンターをレンタルすることもできます。
定額制でプリントし放題の複合機レンタルサービス【プリント革命】
大学生になってからレポートのコピーに使うかな?と思って購入したのですが、学生は無料で使えるコピー機が大学に置いてあるとのことで、結局一度も家では使っていません。
願書を出願する前の確認は必ず親が行いましょう!
入力は子どもに任せても、願書を送る前の最終的な確認作業は必ず親が行ってください!
入力作業や願書を送る書類を間違えたことで、受験票が届かず…入試が受けれなかった友達が何人かいました。
同じ大学の学部違いで受けるつもりでいたけど、その内のひとつが記入漏れで申し込みされていなかったとのことです。
学部違いで受験する場合、受験料が一律料金になっていて気付かない場合があります。

受験票が届かないって入試前日に友達から電話がかかって来て困ったよ。
出願の間違いは、私立大学・国公立大学ともにとても多いです。
高校の願書をネット出願する際は、申し込み後の確認画面をコピーして担任の先生に提出するようになっていたので、最終チェックをしてもらえたのですが…
大学は自宅で願書を作成、提出するので間違えていても完全に自己責任となります。
受験は年に1度しかありませんので、受験票が届かないことが無いように必ず親が確認してあげてくださいね。
国公立大学のネット出願で難しかったこと
私立大学より国立大学の方がネットの出願のやり方が細かくて大変でした。
私が一番大変だった作業は「所定の位置に受験者の写真を貼る」ことです。
スキャナーで娘の写真を取り込んで、指定された大きさにして所定の位置に貼るという作業にやたら時間がかかりました。

パソコンが得意なお子さんなら自分で出来るのかな?

私はパソコン苦手だから絶対無理~!
最後に
何度も同じことを繰り返し書いてすみません!
ネット出願の準備はできたら今すぐ始めてください。

腐る物ではないので早く準備してしまいましょう!
愛知県の公立高校の受験がマークシート形式になったので、今年も年明けに鉛筆が品薄になるかもしれません。
しかし高校と大学のダブル出願の準備と作業は本当に大変でした…。
高校受験はともかく、大学受験の出願書類くらい本人に作らせたら?と言われそうですが、まだ社会人経験のない高校生なので、書類のミスはあって当たり前と考えて手伝いました。
私は娘と一緒に送る書類の入力内容と中身をひとつひとつチェックしました。
ずっと受験勉強を頑張って来たのに「たった1つの入力間違い」で行きたい大学を受けれなくなるのは可哀想ですよね。

いくつかの間違いを発見したので、私が確認して正解でした!
大人なら誰もが当たり前に知っている「行」を「御中」に書き直すこともできていませんでした…。
ちなみにネット出願で不備があると、中学校・高校に直接連絡が行く場合があります。
間違えた場合、提出しなおす余裕があるように時間に余裕を持ってやっておくことをおすすめします!

ギリギリだと天候が悪くて郵便が届かない場合もあるのでご注意くださいね。