大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
子どもたちは小学2年生から中学3年生の夏休みに入るまで、バレーボールのクラブチームに所属していました。

強豪チームではなく、中学の部活に入る前にバレーボールの基礎を身に付ける練習を中心に行っているクラブチームでした。
小学6年生の冬にクラブチームを卒団したのですが、コーチたちは「中学生になってもいつでも練習に参加していいからね」と娘に言ってくれました。
娘は中学に入って念願のバレー部に入りましたが、顧問の先生の練習のやり方が合わなかったこともあり、部活がない週末はクラブチームに行って練習し、コーチに部活の悩みを聞いてもらっていました。
最初は、娘の部活の「悩み事相談」としてクラブチームを頼ることが出来て良かった!と思っていたのですが、中学2年生に上がる頃には部活とクラブチームの比率が完全に逆転していることに気づきました。
もし今娘が中学1年生に戻ったのなら、クラブチームの練習には参加させません。
タイトルにした「厳しい部活とクラブチームは両立することはできるのか?」ですが、娘は最後までどちらも続けたので両立することは出来たのですが、その分犠牲になったものがありました。
一体何が犠牲になったのかを下にまとめます。
部活とクラブチームの両立することはできたのか?
娘は部活もクラブチームも中学3年生で引退するまで続けましたが、両立させるために犠牲になったことがいくつかありました。
両立させるために犠牲にしたこと
娘の場合、両立させることで一番犠牲になったのは「勉強時間」でした。
平日も土日も常に部活かクラブチームの練習がある状態だったので、犠牲にならないのがおかしい状況でした。
テスト週間はどちらも休みになったのですが、普段の勉強時間が圧倒的に足りない分、起きている時間を全て勉強時間に費やしても、定期テストで娘の満足の行く点数を取ることはできませんでした。
部活のある平日は夜ご飯を食べたあと、テレビを見ることもなく、すぐに宿題と勉強に取り掛かっていましたがそれでも「勉強時間が足りない」と娘は言っていました。
娘は部活を引退したあと、猛勉強して滑り込みで志望する高校に合格することが出来たのですが、半年間の詰め込み型の受験勉強しかしていなかったため、高校に入学してから授業について行けなくなりました。
学年最下位になっても大丈夫!!「高校1年生初めての定期テスト」
中学時代にもっと平日の勉強時間が取れていたら、高校でここまで勉強に苦労することはなかったはずです。
部活とクラブチームと勉強を頑張り過ぎて、中学3年生で体調を崩しました。
中学3年生の5月に入ってすぐ、娘は高熱を出して1週間近く体調を崩して寝込みました。
(病院に連れて行ったのですが、喉が赤かったため風邪と診断されました)

受験を意識して塾に通い出したところだったので、疲れが溜まって熱を出したんだろうな…と思いました。
※娘は昔から疲れが溜まると熱を出す子でした。
熱が下がってすぐに行われた中間テストの結果はボロボロで、中学3年生の1学期の内申合計は過去最低となりました。
- 部活の推薦で進学を考えている生徒
- 将来プロ選手を目指している生徒
上記2点の理由があれば部活とクラブチームに通って技術を磨き続ける必要があります。
ただ、一般入試で高校受験を目指しているお子さんは、中学3年生になったら本人が嫌がってもどちらかを休ませた方がいいです。
部活と勉強を両立できた友達
部活とクラブチームと塾を両立させ、県内トップ3の高校に入学した娘の友達がいました。

とても頑張り屋の友達でした!
勉強と部活とクラブチームを完ぺきに両立させることができたのは、私が知る中ではこの友達1人だけでした。
友達は、中学1年生の頃から毎日夜の12時過ぎまで勉強していたそうです。
気を付けなければならないのは「個々の体力や能力には限界があるので、その友達と同じ時間勉強したから同じ高校に行ける訳ではない」と言うことです。
その友達は遅い日は夜中の2時まで勉強していたそうですが、同じことを娘がやったら一週間と身体が持たないはずです。

根性だけではどうにもならないこともあります。
勉強もスポーツも、自分の限界を把握して自分ができるペースで行うことが大事なので絶対に他人と比べないでください。

私は7~8時間寝ないとすぐに体調を崩すよ!
クラブチームより部活を優先させた理由
娘は中学時代部活でキャプテンを務めていました。
毎日の体育館のカギの開け閉めから始まり…部員に練習の指示を出したり、練習試合の日は雑用に追われてお昼ご飯を食べる暇もない日もありました。

土日に練習試合がある日は、片手でサッと食べれるおにぎりをいつも持たせていました。
顧問から理不尽な扱いを受けていたこともあり、娘にはいつでも部活をやめて良いことを伝えていました。
それでも部活を優先させた理由は、娘自身がクラブチームより部活の方が大事だと言ったからです。

顧問の先生は苦手だけど、最後までキャプテンの仕事を頑張りたいの!
クラブチームが大好きな娘でしたが、部活のキャプテンの自覚を持っていました。
部活とクラブチームを両立させて良かったこと
部活とクラブチームを両立させて良かったことは、バレーボールの練習時間が増えたことです。
平日は部活があり、部活のない土日はクラブチームに通っていたので、バレーボールの技術はかなり上達しました。
娘が通っていた高校のバレー部の顧問からは、「なぜバレーで進学しなかったのか」と聞かれたくらいでした。

高校では勉強を一番に頑張りたかったから!と話したら納得していたよ。
平日の部活で身体づくりをすることで基礎体力を向上させて、土日のクラブチームで技術面を磨くことが出来たのはとても恵まれた環境でした。

私立高校からスカウトの話も来ていたので、本気でバレーボールで進学したいと考えるなら両立させることは問題がありませんでした。
最後に
先日、クラブチームのコーチに久しぶりにお会いしました。
娘を含めた教え子たちは大学生になりましたが、今でもバレーを続けている子は1割もいないと残念そうに言っていました。

高校ではバレーを続けても、大学に入ったと同時にやめる子がほとんど、とのことでした。

私も大学では違うスポーツを始めたからね…。
ちなみに大学で部活に入る子の割合は10%前後です。
※大学によって%は前後します。
この数字を見るだけでも、小学生の頃に習っていたスポーツを大学生になっても続けている子の割合はとても低いことが分かります。
娘も高校までバレー部でしたが、大学では全然違う部活に入り、「バレーは十分やり尽くしたから満足したの」と、今は新しく始めたスポーツの練習を楽しんでいます。
娘の失敗から、中学ではクラブチームの練習に一切参加させなかった息子ですが、高校ではバレー部に入りました。
高校2年生現在、バレーが楽しくて仕方がないと言っていて、大学や社会人になってもどこかのサークルに所属してずっと続けたいと言っています。
娘と違って、小学生の頃からバレーに対する情熱が薄かった息子の方が、長く続けたいと言い出す不思議な結果となりました。

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バレーボールは膝関節を痛める子がとても多いんです。
娘も息子もスポーツドリンクは飲まないのに、このドリンクは飲みます。
身体の負担を少しでも減らそうとしているのかもしれません。
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