大学３年生の娘と高校３年生の息子がいます。
今回のタイトルは【年末年始の受験生】一日だけ遊んでもいい？なのですが、
もちろん遊んでOKです！
一日と言わず、冬休み中遊んでいても大丈夫です！
なぜ受験生なのに冬休み中遊んでいても大丈夫なのか？その理由を下にまとめます。
お正月は遊んでいい？の質問はとても多いです！
１２月に入るとSNSや知恵袋などに「受験生だけど年末年始は遊んでもいい？」という質問が多く寄せられます。
- 一日だけ思いっきり遊んでもいい？
- 家族旅行に出かけてもいい？
- 県外の親戚の集まりに泊りで参加してもいい？
そんな遊びたい受験生の質問に対して大抵は「遊びたいのを我慢して勉強する必要はありません、一日遊んで気分転換して新たな気持ちで勉強に励みましょう！」と書かれています。
ケロケロママは塾や学校の先生ではありません。
高校３年生の大学受験生の息子の母親です。
なので、息子以外の受験生から「お正月遊んでもいい？」と質問されれば、「受験生にも息抜きは必要だから遊べばいいよ！」と上の回答者と同じ言葉を返します。
お正月に遊んで成績が下がってくれれば、息子のライバルが減るからです。
SNSや知恵袋で「一日くらい遊んでも大丈夫ですよ！」なんて答えている方の中には、受験生やその親がいるかもしれませんよね。
無責任な他人の回答を真に受けて、入試間近のとても大切な時間を無駄にしないように気をつけましょう。
お正月に遊ぶときの注意点
同じ高校受験生でも受ける入試が人それぞれ違います。
- 私立高校の推薦入試を受ける人
- 私立高校の一般入試を受ける人
- 公立高校の推薦入試を受ける人
- 公立高校の一般入試を受ける人
同じ私立高校の一般入試を受ける人の中にも「成績に余裕を持って受ける人」と「チャレンジ受験する人」がいます。
息子の友達は私立高校の推薦をもらっていたので、お正月は家族で旅行に行ったりと楽しんでいましたが、息子は年明けの一般入試に向けて元旦から勉強していました。
自分で推薦をもらわないと決めたからいいんだけどね。
受験生の友達を誘わないこと
「私立高校の推薦をもらった人」「成績に余裕を持って受ける人」なら、冬休み中遊んでいても大丈夫だと思うのですが…（愛知県では推薦がもらえた＝ほぼ合格です）
一番困るのは勉強をがんばっている受験生の友達を遊びに誘うことです。
中学生は皆、「遊びたい」という気持ちを押さえて日々勉強をがんばっています。
スマホを封印して、見たいテレビも見ず、土日も一日中勉強をして…と我慢ばかりしている中、友達から遊びに誘われると、ふと魔が差して「一日くらい遊びに出かけても大丈夫か！」と出かけてしまうことがあります。
うちの娘も、夏に部活を引退してから一日もテレビを見ることなくお正月もずっと勉強をがんばっていたのに、私立高校の合格発表が終わったタイミングで友達から遊びに誘われ、人混みのフードコートに出かけて行きました…。
公立高校の入試の２週間前で、インフルエンザが大流行りしていた時期でした。
夫も「え？今の時期に出かけたの？」と驚いていました。
そんな娘でしたが、休日の人混みのフードコートで友達と集まってお喋りしていても、勉強が気になって全く楽しめなかったとのことで…「何で遊びに出かけちゃったんだろう」とすぐに帰って来て慌てて勉強をしていました。
その後も何度か誘われていましたが全て断っていました。
余裕のある受験生はどれだけ遊んでもOKなのですが、必死で勉強している受験生を誘うことだけは止めておきましょう。
受験生にも息抜きは必要です
うちの娘が誘われるがまま遊びに行ってしまった話をすぐ上に書きましたが、今思えば娘にも受験の息抜きの時間は必要でした。
- 年末は朝から勉強を頑張ったら、夕方からは好きなテレビを見る
- お正月の三が日が明けてから、近所の神社にお参りに行く
- 家の近くで外食をする
お正月期間中は家にこもって黙々と勉強をし続けていたので、１～２時間だけと時間を決めて外に連れ出して息抜きさせておけば、入試直前に遊びに行くことも無かったのでは…と反省しました。
大学受験と書かれていますが中学生が読んでもとても参考になります！
最後に
この記事では以下の２点を中心に書かせてもらいました。
- 同じ受験生でも置かれている立場がそれぞれ違うこと
- がんばっている受験生を遊びに誘わないこと
年末年始に遊べるか遊べないかは、受験生の置かれている立場によって違うので正解はありません。
ところで娘をフードコートに遊びに誘った友達は、娘と同じ公立高校を受験したのですが落ちました。
娘より年末の模試の成績が高かったので「不合格になった」ことを聞いたときは驚きましたが、受験生の最後の追い込みの凄さが分かりました。
友達が遊ばずに勉強していたら私が落ちていたかもしれないね。
受験は１点差で明暗を分ける世界だからね。