今週の月曜に「入学願書受付締切後の志願者数」が発表され、その3日後の木曜に「志願変更後の志願者数(最終)」が発表されました。
こちらにも書きましたが、願書を提出したあとに志望校を変更することは、娘と息子が通っていた中学校では固く禁じられていました。
【2022年 愛知県の公立高校入試】倍率の高い高校ベスト3は?

願書を提出したあとに変更した生徒の話は、うちの子どもたちの周りでは一度も聞いたことがありません。
願書提出後に出願先を変えるためには、願書と内申書を作成する以外にも大変な手続きを必要とします。
中学の担任の先生だけでなく、変更先・出願先の校長先生、もちろん親にも迷惑がかかるので、それはそれは大変なのですが…

まだ中学3年生なので、受験校の倍率が高すぎたことに驚いて出願先を変更してしまった生徒もいるかもしれないなぁ…。
今回は最終倍率の変更があった高校についてまとめてみました!
志願変更後に倍率が変わっていた高校一覧
2月26日に発表された「志願変更後の志願者数(最終)」はコチラです。

「志願変更後の志願者数(最終)」から倍率の変わった高校を抜き出してまとめました!
息子と一緒にチェックしたのですが、想像以上に倍率が変わっていた高校が多かったので、息子の顔がアイキャッチ画像のおサルさんのようになっていて面白かったです(笑)

2~3校変わったくらいかな、って思っていたから驚いたんだよ。
中学の先生からしつこいくらい「よほどの理由がなければ変更は受けつけない」と言われ続けていた息子だったので、驚くのも当たり前だよなぁ…と思いました。
高校一覧
※2年連続で最終倍率が変更になっていた学校名(学科名)を青色にしました。
学校名 | 学科名 | 締切時倍率 | 最終倍率 |
昭和 | 普通 | 2.08 | 2.07 (0.01↓) |
春日井工科 | ロボット工学・機械・電子・電子工学 | 1.30 | 1.29 (0.01↓) |
日進西 | 普通 | 1.84 | 1.85 (0.01↑) |
一宮南 | 普通 | 1.71 | 1.72 (0.01↑) |
尾西 | 普通 | 0.72 | 0.73 (0.01↑) |
一宮工科 | IT工学・機械・電気 | 1.30 | 1.31 (0.01↑) |
一宮起工科 | ロボット・機械・電子 | 1.36 | 1.35 (0.01↓) |
半田農業 | 施設園芸 | 1.43 | 1.40 (0.03↓) |
〃 | 生活科学 | 1.00 | 1.03 (0.03↑) |
学校名 | 学科名 | 締切時倍率 | 最終倍率 |
岡崎西 | 普通 | 2.41 | 2.42 (0.01↑) |
碧南工科 | 機械・電子工学 | 2.22 | 2.23 (0.01↑) |
刈谷 | 普通 | 1.75 | 1.74 (0.01↓) |
一色 | 生活デザイン | 1.98 | 1.95 (0.03↓) |
豊丘 | 普通 | 3.11 | 3.10 (0.01↓) |
向陽 | 普通 | 2.58 | 2.57 (0.01↓) |
市立緑 | 普通 | 1.66 | 1.67 (0.01↑) |
市立名東 | 普通 | 2.43 | 2.42 (0.01↓) |
市立工芸 | 情報 | 3.15 | 3.13 (0.02↓) |
学校名 | 学科名 | 締切時倍率 | 最終倍率 |
市立工芸 | グラフィックアーツ | 1.35 | 1.38 (0.03↑) |
瑞陵 | 普通 | 3.43 | 3.42 (0.01↓) |
中村 | 普通 | 2.61 | 2.62 (0.01↑) |
春日井東 | 普通 | 2.06 | 2.07 (0.01↑) |
犬山 | 普通 | 1.88 | 1.87 (0.01↓) |
佐屋 | 園芸化学・生物生産 | 1.29 | 1.30 (0.01↑) |
〃 | 生活文化・ライフコーディネート | 1.14 | 1.13 (0.01↓) |
半田工科 | ロボット工学・機械・電気 | 1.33 | 1.34 (0.01↑) |
〃 | 建築デザイン・都市工学 | 1.41 | 1.40 (0.01↓) |
学校名 | 学科名 | 締切時倍率 | 最終倍率 |
東海樟風 | 総合情報 | 1.54 | 1.53 (0.01↓) |
桃陵 | ヒューマンケア | 1.00 | 1.03 (0.03↑) |
武豊 | 普通 | 1.44 | 1.45 (0.01↑) |
岡崎北 | 普通 | 2.12 | 2.11 (0.01↓) |
鶴城丘 | 総合 | 1.36 | 1.37 (0.01↑) |
豊橋西 | 総合 | 1.95 | 1.96 (0.01↑) |
小阪井 | 普通 | 2.24 | 2.23 (0.01↓) |
三谷水産 | 海洋科学 | 1.08 | 1.10 (0.02↑) |
〃 | 情報通信 | 1.55 | 1.53 (0.02↓) |
学校名 | 学科名 | 締切時倍率 | 最終倍率 |
市立北 | 普通 | 1.69 | 1.70 (0.01↑) |
市立工業 | 機械 | 1.78 | 1.80 (0.02↑) |
〃 | 電子機械 | 1.50 | 1.53 (0.03↑) |
〃 | 自動車 | 1.53 | 1.50 (0.03↓) |
〃 | 情報技術 | 2.80 | 2.78 (0.02↓) |
〃 | 環境技術 | 1.43 | 1.45 (0.02↑) |
倍率の変更を見て思ったこと
34校で最終倍率の変更があったことが分かりましたが、その内の16校が専門学科だったのが意外でした。

総合学で勉強したいことがあるか志望校に決めていたのでは?

同じ高校の中で学科だけ変更する人もいたんじゃないかな?
もともと倍率が高い高校は、これ以上は上がらないよね?と思っていましたが、岡崎北高校・中村高校が更に上がっていたのも驚きました。
やっぱりチャレンジしてみたい、と思ったのかな?
「倍率が高い高校」の最終倍率は下がりやすいのか?
2022年度の倍率が高い高校(普通科)ベスト3はコチラです。
- 瑞陵高校 締切時倍率 3.43 最終倍率 3.42(0.01↓)
- 豊丘高校 締切時倍率 3.11 最終倍率 3.10(0.01↓)
- 天白高校 締切時倍率 3.02 最終倍率 変更なし
市立工芸高校の情報科も「締切時倍率3.15」と高倍率でしたが、「最終倍率3.12」と0.02下がりました。

高倍が高い高校は下がる傾向が強いのかな?
最後に
「愛知県では公立高校は2校受けることができるから、倍率は2倍になるのが普通なので締切時倍率を見ても慌てないように」と担任の先生から言われたそうです。

定員割れしない限りは誰かが落ちるわけなんだけど、倍率が上がっていても頑張るしかないんだよね。
娘も息子も、志望校の最終倍率は少しだけ上がっていたのですが「今さら倍率を気にしても仕方がない」と言って普段通りに受験勉強をしていました。
今回まとめてみたところ、2倍を切っている高校でも最終倍率の変更があったので、ただ単にギリギリで志望校を変えたくなった人が多かったのかもしれません。

高校の選択は人生を左右することもあるので、子どもがどうしてもと言うなら各方面に頭を下げて変更してもらうしかありませんよね。
この時期の受験生を受け持っている先生方は、毎日夜遅くまで仕事をがんばってます。

疲れ過ぎて廊下が曲がって見える~って言ってた先生もいたよ。
忙し過ぎる先生方のためにも、手続きが簡略化すればいいんですけどね…。

いっそ変更を認めないのもありなのかも?
子どもたちが受験生のときに作ったお守りです。
中にいざと言う時の交通費を入れて入試の日に持たせました。