2022年2月21日、愛知県教育委員会から愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)における入学願書受付締切後の志願者数と志願倍率が発表されました。
→ 倍率はこちらで確認できます。

倍率の高さに大慌てして、志望校の変更を申し出る生徒は毎年います。
2月22日から24日まで志願変更を受け付けていますが、志願変更は書類的にとても大変な作業になるとのことで…
子どもたちが通っていた中学では相当な理由がない限り、変更は受けつけてもらえませんでした。

制限がかなりあるから簡単には受けつけられないって言ってたよ!!
去年(2021年)の志願変更者数はこちらで確認できますが、愛知県全体で45人でした。
毎年40人~60人ほどが志願校の変更をしているのですが、その程度の人数なら倍率にはさほど影響はありません。
まだ変更前ですが、2022年の倍率が高い高校(普通科)ベスト3を発表します!!
- 瑞陵高校 締切時倍率 3.43
- 豊丘高校 締切時倍率 3.11
- 天白高校 締切時倍率 3.02

3倍以上あるのって凄いね~!!

普通科以外では市立工芸高校の情報科が、締切時倍率3.15と高倍率です!!
※愛知県では公立高校を2校受験することができるので、2~3倍になる高校が存在します。
さて今回は、倍率が高いと入試で不利になるのか?などを調べてまとめます。
公立高校の受験を控えている受験生の参考になれば幸いです!!
今年の全体的な倍率は上がったのか?
愛知県では私立高校の人気に伴い、公立高校の倍率が軒並み下がっている傾向にあります。
昔ほど高倍率の高校を見かけなくなったなぁ…と「入学願書受付締切後の志願者数」を見て思ったのですが、実際はどうなのか調べてみたところ、こちらの記事に実質倍率が載ってました。
愛知県教育委員会は21日、全日制公立高校入試の願書受け付けを締め切った。募集人員に対する第1志望校への志願者数を示す「実質倍率」は1・01倍だった。変更は、22日と24日(午後3時まで)に受け付ける。引用:朝日新聞DEGITAL

第2志望の総数を合わせた全体の倍率は1・77倍です!!
2021年の実質倍率は0.99倍で募集人員に対する倍率は 1.74 倍となっていたので、昨年より全体の倍率は上がっていました。
倍率が高いと入試で不利になるのか?

倍率が高いと入試で不利になります!!
断言してすみません…。
倍率が上がることによって、当日点・内申点が上がります。

要は合格するためのボーダーラインが上がるってことだね!!
娘の通っていた高校で、ボーダーラインが一気に10点上がった年がありました。
倍率が上がったのも関係あるのですが、それ以上に第二希望者が増えたことが大きな原因だったそうです。
基本的に第一希望者は、同じくらいの当日点・内申点の子がほとんどです。

第一希望者が多少増えてもそこまで心配しなくて大丈夫です!!
ところが第二希望者は、当日点・内申点ともに第一希望者より高い子なので、第二希望者が増えた(もしくは多い)高校が一番注意が必要なのです。
とは言え、第一希望だろうが第二希望だろうが、倍率は増えれば増えるほど受験へのプレッシャーは大きくなるものですが…受験は避けては通れないものなので気にするだけ損です!!
泣いても笑っても入試まであと1カ月を切っています。

リラックスして試験に臨んでくださいね!!
人気校の条件とは?
立地・部活・偏差値・うわさ これらの条件が合わさることで「人気校」となるそうです。

確かに立地の悪い場所にある高校は倍率が低いことが多いね~
倍率3.02倍である天白高校の偏差値は62となっています。
滑り止め校にしても、チャレンジ校にしても併願しやすい偏差値なので、人気があるのも納得です。
瑞陵高校は毎年高倍率の人気校ですが、今年は普通科の募集人数が40人減ったため、去年より更に倍率が上がってしまったとのことです。

瑞陵高校は向陽高校や明和高校と組み合わせで受験する子がいるから、第二希望者のレベルも高いです!!
志望校の変更ができない理由
志望校の変更は1校のみ可能です。
変更するためには、もう一度願書を作り、先生に願書に添付する内申書を作り直してもらう必要があります。
詳しくは愛知県教育委員会の公式ホームページの中にある「入学者選抜に関するQ&A」に書かれています。

6ページの「8志願変更」に詳細が載っています!!
3回読んでようやく半分理解できましたが、かなり手間のかかる手続きなことが分かりました。
上にも書きましたが、娘と息子の通っていた中学では、変更手続きはかなり大変なので志望校を決める時は慎重に選ぶようにと何度も念を押されます。
「倍率が高いから」という理由だけで変更をお願いするのは無理なんじゃないかな?と思います。

この時期の中学の先生は夜中まで作業していたりするので…
とは言え、自分の人生に係わることなので、どうしても変更したいのなら、親・中学の先生・高校の先生に迷惑をかける覚悟で頼んでみるしかありません。
大学受験の倍率の話
1年前、娘が大学受験生・息子が高校受験生でしたが、大学は全国どこでも受けれることもあり、倍率がとんでもなく高くて驚きました。
娘が受験した私立大学はどこも倍率も10倍を超えていましたが、実質倍率は3倍程度だったとのことです。

私立大学の場合、「まぐれで受かるかも」「思い出として受けたい」と受験する記念受験組が一定数存在するから、高校の先生からは合格最低点を見て判断しなさいと言われてたよ。
娘の大学受験の倍率を見ていたお陰で感覚がマヒしていて、息子の志望校の倍率が2倍を超えていても「大したことない」と気楽に構えることができたのは今思えば良かったです(笑)

無駄に心配しなくて済みました!!
最後に
24日に志願変更後の最終出願状況・倍率が公表されますが、最終倍率の確認はハラハラしますよね。

娘は推薦入試を受けたので、 「推薦選抜等志願者数」の人数を確認して、想像以上の人数の多さに頭を抱えたものでした!!
娘はと言えば、推薦が高倍率になったのを確認したあと「絶対に受かって見せる」と宣言して来たので、心臓に毛が生えてるのかな?と思ったものです。
息子の志望校も、前年度より少しだけ倍率が上がったので私はハラハラしていましたが、当の本人は「倍率が何倍でもやることは変わらないから」とあまり気にしていない様子でした。

親が思うほど子どもは倍率を気にしていないのかもしれません!!
ここまで頑張って来たのですから、後は「強気」で入試に挑んで下さいね。
コーヒーを飲むことでリラックスを得られるそうです!!
入試を待つばかりの日々で、疲れも出てきたころかと思います。
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