娘の合格発表は家のパソコンで一緒に見ました。
結論を先に書きますと、娘は国立大学の後期試験に落ちました。
覚悟は出来ていたのか隣でしばらく俯いていましたが、少しだけ赤くなった目で私の顔を真っすぐ見ながら、
「後期まで応援してくれてありがとう。結果を出せなくてごめんね。私立大学の入学手続きをお願いします」
と言って頭を下げました。
その言葉を聞いて娘の大学受験は終わったんだなぁ…と実感することができました。
娘は本当に受験勉強を頑張っていました。
親バカかもしれませんが、娘の「受験に対する努力」には満点をあげられます。
ただ「最初の子の初めての大学受験」と言う事があり、親である私が至らなかった点がいくつもあったことに後悔をしています。
今回は自信の反省を込めて、私の「至らなかった点」についてまとめます。
受験校選び
娘は共通テストが終わって私立大学の願書を出すギリギリのタイミングで志望する学部を変えました。

夏頃からずっと考えていたけど、願書を出す直前にようやく決心できたの!!
娘のようにギリギリで学部を変えることも考えて、第三希望辺りまでの大学の下見を高校2年生までにしっかりしておくことをお勧めします!!
下見に行けない大学なら、パンフレットを取り寄せて「どんな勉強をするのか」「どんな資格を取れるのか」を隅々までしっかり読んでおいて下さい。

一人暮らしはさせられなくても、新幹線通学がOKなご家庭なら大学の選択肢が県外まで増えますよ!!
大学選びは完全に娘に任せていましたが、私自身ももっと一緒に調べて話し合っておけば良かった…と後悔しています。
滑り止めの大切さ
2月にずっとA判定だった私立大学に落ちた記事を書きました。↓
「滑り止め」の私立大学ですが、もし迷ったら一校でも多めに受けておくことをお勧めします。
かなりレベルを下げた大学でも、1校だけでも「合格」を貰えば本人の自信に繋がり、その後の受験に対する精神的負担はかなり減ることになります。

大学受験は「1校も合格できないかも」と言う恐怖心との戦いなので…。
2月に入ってクラスメイトの「合格」の声が聞こえる中、1校も合格出来ていないと言う状態はかなり辛かったと後から言ってました。
そして私立大学の前期試験に全て落ちてしまい、慌てて後期試験に申し込みまくっているクラスメイトは何人もいました。

後期はそもそも定員が少ないから合格するためのハードルが高いんだよ!!
受験費用はかかりますが、この際必要経費と割り切りましょう
- 絶対に合格できるレベルの大学2校
- 学力相応レベルの大学2校
- 少し高望みのレベルの大学2校
娘には最低でも滑り止めとして6校は受けさせておけば良かったです。

私立大学の対策も必要となるので、受け過ぎも大変ですけどね。
担任の先生の話では…
「去年の倍率なら入学できていたんだよ!!」
娘は不合格の報告に行ったときに、担任の先生にそう言って貰えたのが嬉しかったと言ってました。
同じくA判定だった友達も予想外の高倍率になったため3人ほど不合格になってしまったと聞きました。
第一志望にしていた国立大学の倍率が過去最高になってしまったことに対して、娘は一言も文句や愚痴を言いませんでした。

志望校を決めたのは自分だからね!!
ただ、黙々と自分のやるべき勉強をしていた姿は立派でした。
新しい生活が始まりました!!
第二志望にしていた私立大学に進学することとなりましたが、娘は入学をとても楽しみにしています!!
キレイな校舎に最新の設備、サークルも沢山あって「どこに入ろうかな!!」と言ってパンフレットを眺めています。

私立大学の校舎はとっても綺麗です!!
どこの大学に通っても、娘はやりたい勉強をしてなりたい職業を目指すだろうと分かっているので、入学後の心配は一切していません。
結局のところ、私は娘が楽しく通ってくれるならどこの大学でもOKだったんだな…と改めて気づきました。
思えば去年の春休み前から休校になり…そのまま受験生となり、外に遊びに出かけるのは1年ぶりの娘です。

春物の服を買うの久しぶり!!

これからは私服が沢山必要になるね!!
服や化粧品を買うためにも、バイトも頑張らなくっちゃ!と言っています。
大学に入学する前に読んで欲しいと思い購入しましたが、高校生になる息子の方が夢中になって読んでいます。この1年で一番買って良かった本です。