※こちらは一年前の記事です。
公立高校の受験当日の朝、息子は友達と一緒にわざと遠回りになるルートで出かけて行きました。
高校のすぐ横にバス停があるのにも関わらず、わざわざ電車に乗って30分以上歩いて行ったそうです。

受験には冒険が必要だ!!

頼むから受験以外の日に冒険して…
スマホも持ってないのによく辿りついたね…と感心してしまいましたが、冒険している場合じゃないですよね?
息子から「校門が開く前に着いたんだよ!」と言われましたが(朝6時半に無駄に早く出発しました)

そんな冒険と分かっていたら、会社を休んで学校まで送り届けました…。
息子と一緒に行った、お友達2人はとても賢い子たちだったので完全に油断してました。
まぁ、3人とも将来は大物になるかもしれませんね!!

ただの怖いもの知らずの大馬鹿ものだよ!!
何はともあれ、息子の無事に受験が終わってようやくホッと一息つけました。
さて、愛知県の公立高校の合格発表ですが、今年からウェブページで確認することが出来るようになりました。
合格発表の朝は早起きをして、10時になるのを1時間以上も前からそわそわ待ちながら、時間が来るのと同時にパソコンのウェブページを開きました。
「パスワード何だっけ?受験番号は何?」と直前になってから息子とワーワー大騒ぎしつつ、震える手でマウスを動かしながら番号を探したところ、息子の受験番号が目に入りました。

無事に合格してました~!!
息子と2人で受験番号を10回以上確認しました!!
「高校名違ってないよね?」と何度もウェブページに入り直したりしました(笑)
100mを猛ダッシュしたくらいに心臓がドキドキしていて手も震えていて、過去の自分のどの受験結果を見るより緊張したわ…とぐったり疲れ果てました。
大変だった息子の高校受験がようやく終わりました。
今回は「合格発表当日」の話を詳しくまとめます。
この春から受験生になる皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。
合格発表当日にやるべきこと
愛知県では合格発表の日、合格通知書がまとめて中学校に届けられます。

息子の通う中学校では、合格者は午後2時から登校して担任の先生から合格通知書を受け取りました!!
合格通知書には「一般」で合格したのか「推薦」で合格したのかが記載されています。
※娘の時は推薦で受験しましたが、合格通知書を受け取って初めて推薦で合格できたことが分かりました。

合格発表の掲示板には受験番号の横に「本校に合格」と「相手校に合格」としか書かれていないんだよ!!

番号がない場合は、残念だけど2校とも不合格ってことなの…
中学校に登校して体育館に入ると、3年生の先生方が満面の笑顔で迎えてくれたそうです。
そして体育館の中ではみんな、友達と抱き合って合格を喜んでいたそうです。
担任の先生からも「おめでとう!!本当によく頑張った!!」と声をかけてもらい、手紙をもらったと息子から聞きました。
手紙には合格おめでとう、と息子に対する個人的なメッセージが書かれていました。
不合格者の登校時間
上記に書いたのは合格者の登校ですが、不合格者の登校についてもまとめます。
公立高校が全て不合格だった場合、合格者登校の1時間後に登校することになります。
体育館ではなく教室に入り、先生から私立高校の振り込み方法や入学説明会の日程を教えてもらいます。

私立高校の入学金は「合格発表の翌日のお昼まで」と振り込み期限が短いので忙しくなります!!
息子の友人の話では、教室の中はほぼ全員泣いていたと聞きました。
実は息子も第一志望だった私立高校に落ちています。
「不合格になった子の気持ちは分かるよ」と言っていました。
反対され続けた受験校でした!!
息子が決めた公立高校の受験校は、担任の先生からずっと「受からない」と言われ続け、反対され続けて来ました。
息子のことがクラスで一番心配だと繰り返し言われたそうです。
三者懇談の度に反対されましたが、「落ちてもいいので本人の受けたい高校を受けさせてやって下さい」と毎回頭を下げてお願いし続けました。
息子の内申は、出願する公立高校の「最低内申」を更に下回っていたので反対されても仕方がありませんでした。
塾の先生からも反対されていました
合格の報告のために塾に行ったところ先生方からとても驚かれました。
息子は塾内の生徒の「不合格になるだろうランキング」の堂々の一位だったそうです(笑)

先生方に奇跡の合格だ!!と喜ばれました。
内申が低くても…
受験した高校の「内申最低記録」を更新したのは本当の話です。
担任の先生、塾の先生の両方から同じことを言われました。
息子が受験したのは進学校だったので「当日点」の配点が大きかったのが幸いしたようです。
後日、息子はB日程では塾内で一番高い点数を取れていたと先生から教えてもらいました。
「そのくらいの点数が取れていないと合格できていません!!」と言われて、息子は頑張ったんだなぁ…と受験日当日に冒険したことも忘れて(笑)感心しました。

英語は22点中21点取れてたんだよ!!

自己採点の点数をずっと疑っていてごめん!!
ちなみに息子より5つ内申が高かったお友達が、同じ高校を受けたけど不合格だったと聞きました。
「当日点」の配点が大きい高校を受けるなら、息子のように内申が低い子でも、内申が高い子に対する大逆転もあり得ます。
良くも悪くも、受験は何が起こるか分かりません。
最後に
合格発表を見たあと私はすぐに仕事に出かけたのですが、家に帰ると息子が嬉しそうに中学で受け取った「合格通知書」を見せてくれました。
「頑張って良かった」と息子が呟いたのを聞いて、ようやく「合格したんだなぁ」と実感することが出来ました。
受験勉強を頑張って合格できた経験を得たことで少し自信がついたのか「高校に入ってからもコツコツ勉強を頑張るよ」と言いました。
英語が得意な息子ですが、英検準1級を目指して頑張る!!と春休み中ですが勉強を始めています。
この春からどんな高校生活を送るのかな、と楽しみです!!
最後に高校受験が終わった息子に一言。

大学受験の日は冒険しないでね!!
娘に続いて、息子もお世話になる雑誌です。