大学受験の悩み

【大学入試】周りが推薦ばかりの中で受験勉強する辛さ

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大学3年生の娘と高校3年生の息子がいます。

娘は一般入試を受けて大学に進学したので、息子は推薦入試を受けて大学に入ってくれたらブログネタにできるんだけどな~、なんてお気楽なことを考えていました。

ところが息子が第一志望に決めたのは国立大学のとても珍しい学部で、なんと日本でひとつの大学にしか設置されていないことが分かりました。

ケロケロママ
ケロケロママ

息子を推薦で進学させることは夢に終わりました…。

むすこ
むすこ

そんなに落ち込むこと?

息子の通っている公立高校なのですが、学年の3~4割の生徒が様々な推薦で大学に進学します。

9月に「学校推薦型選抜(旧指定校推薦)」が決まり、クラス半数近くが勉強せず遊び出している状態です。

今回は、推薦進学率の高い高校で一般入試に向けて勉強する大変さについてまとめます。

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周りが推薦ばかりの中で受験勉強する辛さ

推薦の場合、大学に提出する評定平均は高校1年生の一学期から高校3年生の一学期までの評定が必要となります。

ケロケロママ
ケロケロママ

要するに、推薦希望者は高校1年生の一学期まで勉強を頑張れば良いのです。

息子の通う高校では一学期の期末テストが終わった後から遊び出している推薦希望の生徒が一定数いて、夏休み中はお祭りや旅行に出かけた様子を楽し気にインスタにアップしていました。

むすこ
むすこ

9月の文化祭の打ち上げも一週間くらい連続で行ってたよ。

学校推薦型選抜(旧指定校推薦)の発表は9月の文化祭が終わってからですが、「発表前の夏休み中から遊んでいた生徒で推薦が取れていなかった場合はどうするの?」と息子に聞いてみたところ、

「思いっきりレベルを下げた大学に公募推薦を出すと言っている友達がいるよ」と言われました。

周りが遊んでいると勉強できない?

休み時間はうるさいし、自習の時間はマンガを読んだりトランプとかしてる同級生がいる中で受験勉強を続けるのは精神的につらいです。

むすこ
むすこ

毎日遊びに誘ってくるのも、本当になんなんだよ!って思うよ。

先生にうるさいことを伝えても、授業中は注意してくれても休み時間まで注意はしてくれません。(そりゃそうですよね)

最初はイライラしていた息子でしたが、気持ちを切り替えて以下の3つを徹底していたら一気に楽になったそうです。

  • 推薦が決まった友達とは距離を置く
  • 一般入試組の友達と同盟を組んで一緒に勉強する
  • 教室が騒がしかったら一般入試組の友達と自習室に行く

大学が決まって高校の勉強が終了した気持ちでいる推薦組に何を言っても聞かないから、自分を変えることにした」とのことでした。

高校生にとって励まし合いながら一緒に勉強することができる友達の存在はとても大きいです。
娘も「自習室に一緒に通う友達」がいましたが、今でも連絡を取り合っています。

推薦をもらう生徒がほとんどいない高校に通っていた娘

半数近くが何らかの推薦で大学に進学する息子の高校とは違い、娘の通っていた高校は一般受験率97%でした。

むすめ
むすめ

ほぼ全員が国公立大学を受験する高校だからね。

娘の高校で推薦をもらった生徒は勉強の他にも突出している特技があり、合格が決まったあとも勉強を続けていたので、一般入試の生徒の邪魔をするようなことはありませんでした。

そんな高校に通っていた娘だったので、大学の受験方式について特に気にしていないと思っていたのですが…

大学3年生になり、現時点の就職活動で受験の方式を聞かれることがちらほら挙がっていて、その度に「よっしゃ!」とガッツポーズを取っています。

「大学生活」就活における進学方式フィルターとは?

ケロケロママ
ケロケロママ

娘が推薦組の友達に負けたくないと思っていたことを就活で初めて知りました。

娘は一般受験した学生の方が頭が良いとは少しも思っていません。
入学後に勉強に燃え尽きて気が緩み、成績が落ちた一般入試組の友達が沢山いると言っています。

推薦組と一般組、入学後はどちらが優秀か?という質問を後輩からされたときも「どちらも大差ない、人による」ときっぱり答えていました。

ただ必ず入学するという約束の下、偏差値が低くても合格する推薦という制度を使い、大学に入学している学生がいる事実に対しては静かに腹を立てていました。

娘は1年以上A判定を取り続けていた大学に一般入試を受けて落ちています。
推薦、内部進学者がとても多い大学でした。

「全ての推薦入学を廃止して、内部進学も認めず、帰国子女や留学生、社会人といった特別入試を廃止して、一般入試だけで入学者を決めればいいのに!」

不合格通知を握りしめ、そう言って怒っていたことを思い出しました。
思えばここからずっと「負けたくない」気持ちがあったのだと思います。

むすこ
むすこ

これは一般入試を受ける受験生が一度は思うことだね。

最後に

娘のなんだか暗い話を書いてしまいましたが、息子は至って前向きに受験勉強しています。
「自分で一般入試を選択したんだから、あと数か月がんばるよ」と言っています。

息子は推薦組の友達とは完全に距離を置いていますが、推薦が決まった友達には「良かったね!がんばれよ」と伝えています。

むすこ
むすこ

推薦の友達が合格したらちゃんとおめでとう!って言うつもりだよ。

そう言いつつも、推薦やAOの受験生を疎ましく思うことは日常茶飯事で、「また遊びに誘われた!」と推薦をもらった友達に対する不満を爆発させている日もあります。

ケロケロママ
ケロケロママ

娘と違って溜め込まずにその都度怒るタイプです。

受験料のことを考えると、推薦で入ってくれていたらなぁ…と思う日もありましたが、息子にとって一般入試に向けての数か月は人生最大の我慢をすることとなり、かなりメンタルが鍛えられることは分かっています。

大学受験は息子が大きく成長するチャンスだと考え、応援します。

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