大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
娘は共通テスト初年度の受験生でした。
幸い2日間ともお天気に恵まれ、仲の良い友達と試験会場に出かけて行きました。

満員電車に乗ることになっていたのですが、友達のお父さんが仕事に行く時間を早めて付き添ってくれたので安心でした!
1日目の夜、ハラハラしながら娘の帰宅を待ち、「試験は難しかった?」と質問したところ「いつも通り難しかったよ~」と笑いながら言っていました。
娘の話では、初日の外国語のリーディングが終わったあと泣き出してしまった子が何人かいたとのことでした。

リーディングが終わってリスニングまでの休憩時間に、廊下に出て泣きながら親に電話をしている子がいたよ。

共通テスト中に泣きながら電話がかかって来て、親御さんはさぞかし心配だっただろうね…。
共通テストの日だけでなく、受験期間を通して入試の前日や当日の朝など、不安で泣き出してしまう友達がいました。
今回は試験中に泣いてしまった理由と、涙が止まらなくなったときの対策についてまとめます。
共通テスト中に泣き出した理由
共通テスト中に泣いてしまうのは、ほとんどの場合、以下の理由からだと思います。
- 思ってた以上に問題が解けなかった
- 時間が足りなかった
- 緊張しすきで集中できなかった
共通テストの出来が悪いと「得点率の足きり」で第一志望の国立大学の出願ができなくなることがあります。

得点次第では2次試験での挽回が難しくなる場合もあります。

もう駄目だ…って涙が出てしまうんだろうね。
受験うつになっている子
入院するほどでありませんが、娘の周りには年末から軽い「受験うつ」にかかる子がいました。
- 勉強していると吐き気がするとのことで、吐き気止めを常備している子
- 模試を受けている最中にお腹が痛くなってしまう子
- ずっと風邪が治らない子
上記のような症状が出ている友達も何人かいました。
娘の親友は、年明けから1カ月以上風邪が治らなかったのですが、病院に行ったところ「受験のストレスから来る風邪だね」と言われたそうです。

受験が終わったら自然に治ってたよ!
共通テストの最中に泣いてしまった生徒さんですが、過度なストレスから来る受験うつで涙が出て止まらなくなっていたのかもしれません。
新宿ストレスクリニックの公式ホームページに受験期のストレスについて詳しく書かれています。
読んでみると「受験うつ」にも様々な症状があることが分かります。

自分がうつか調べるセルフチェックもホームページに載っていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
⇒ 新宿ストレスクリニックの公式ホームページはこちらです。
1日中不安で涙が止まらなくなる子もいます。
あまりに悪化する前に病院で相談してみてくださいね。
予想以上に難しかった英語
娘たちが受けた共通テストの初年度の英語は、高校の英語の先生方も実際に解いてみて「時間が足りなかった」と言っていたくらい難しかったそうです。

現役時代にセンターの英語を9割以上取っていた英語の先生が、7割解くのが精一杯だったって言ってたよ。
娘の話では、高校以外で英語に特化して勉強していた友達は「そこまで難しくなかった」と言っていたそうですが、ごく普通に高校で英語の勉強を習っていた生徒にとっては対応しきれない問題が多かったとのことで…

娘ももちろん後者でした。
最初に書いた、外国語のリーディングが終わったあと泣き出してしまった子ですが、予備校の模試や予想問題集にはなかった問題を解いていて、心に余裕がなくなってしまったのかもしれません。

お母さん、解けなかった…って泣きながら電話していたよ。
ところでリーディングもリスニングも安定して解けなかったうちの娘ですが「私が解けないならみんな解けないと思うことにした!」と前向き(?)に気持ちを切り替えて2日目の数学の勉強に取り組んでいました。
大学生になった娘に、共通テスト1日目の後すぐに気持ちの切り替えができた理由を聞いてみたところ、
「会場内に同じ高校の友達が沢山いたからテスト中常に安心感があった」
「会場までの行き帰りや休憩時間に友達と話すことで気持ちが楽になった」とのことでした。

会場にひとりでいて1日誰とも話さなかったら、かなり落ち込んでいたと思うよ。
入試で予想外の問題が出題されるのはよくあることです。
そして問題が解けなくて落ち込んでしまうのは受験生なら当たり前です!
ただ、受験の日程がまだ残っているならのゆっくり落ち込んでいる暇はありません。
その後の日程を頑張るためにも、自分自身の気持ちの切り替え方法を見つけておくことが必要です。

娘の気持ちの切り替え方法は「仲の良い友達とのおしゃべり」でした!
入試の日の朝から泣いていた友達
娘は同じ私立大学を3日間連続で受験したのですが、1日だけ高校の友達3人と一緒に行きました。
朝、駅で待ち合わせていたところ、1人の友達が泣きながら来たとのことで…
理由を聞いたところ、合格できるか不安で涙が止まらなくなったとのことでした。
「いつも通りやれば大丈夫だよ」と皆でフォローしながら受験会場に行ったのですが、入試を受ける前から疲れてしまった…と娘は言っていました。
受験当日は誰もが気持ちに余裕がありません。
娘はその大学が第二志望校だったこともあり、朝からピリピリと緊張していました。

気を使う友達と行くくらいなら、最初からひとりで行った方がいいよ!
受験当日に泣かない対策
受験校を増やして試験慣れしておく
入試の緊張からお腹が痛くなったり、吐きそうになったり、涙が止まらなくなったりする子がいます。
家計の許す範囲となりますが、本命の入試の前にいくつか「お試し」で受験しておくことをお勧めします。
娘は滑り止めを2校しか受けず、しかも1校不合格となってしまったので、もう1校の合格通知を見るまでの1週間は不安でほとんど眠れませんでした。
どんなに行く気がない大学でも、実際に入試を受ける体験をすることで模試とは違った「本番の入試慣れ」することができますし、合格通知をもらうことで安心することもできます。

常に緊張と戦っている受験生にとって、たとえFラン大学でも合格通知は嬉しいものなのです!
娘を安心させるために、最低でもプラス3校は「滑り止め校」を申し込んでおくべきだったと今でも後悔しています。
あまり沢山受け過ぎると対策するのが大変になりますが、ぜひ本番の前に1~2校受けておいてくださいね。
入試当日は親が送り迎えする
1日目の入試で朝から涙が止まらなかった友達は、次の日の入試は親が会場まで送り迎えしていました。

会場の近くの喫茶店に入って待機していたそうです。
入試は1年に1度しかありません。
まだ高校3年生であるお子さんが安心できるのなら、どんどん付き添ってあげてください。
大学に入れば一気に親離れするので、高校生のうちに甘えさせてあげましょう!

国立大学の2次試験で家族総出(父・母・祖父・祖母・兄弟)で迎えに来ている姿も見かけたよ~。

それは旅行ついでだったのかもね!
最後に
共通テストや入試本番で緊張し過ぎて涙が出るのは、全然おかしなことではありません!

私も昔、大きな検定を受ける前に緊張で手の震えが止まらなくなったことがあります!
今まで心を鍛える方法が書かれている本を何冊か読んで来ましたが、そんなに簡単に自分の心をコントロールできないものですよね…。
腹痛や吐き気などは、お医者さんで処方してもらった薬に頼ったり、不安で涙が出てしまうのなら、親や友達に話を聞いてもらってください。

友達に話すだけで気持ちがスッキリしたよ!
心が落ち着く香りのアロマをハンカチに数敵染みこませて、入試が始まる前にそっと吸っていた友達もいたそうです。(友達はベルガモットを使っていましたが、自分が好きな香りを選ぶのが一番です!)

受検より緊張することをやってみればいいんじゃない?

バンジージャンプしてみるとか?

うーん…意外といいかも…?
コーヒーにもリラックス効果があるとのことです!
勉強の合間に美味しいコーヒーを淹れて、ホッと一息ついてくださいね。
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