大学２年生の娘と高校２年生の息子がいます。
以前、高校で赤点を取りまくるとどうなってしまうのかを記事にしました。
このときは、赤点が一番多かったのは５教科取った友達かな…？と思っていたのですが、その後息子に「高校の同級生で全教科赤点取る子はいるの？」と聞いたところ「いるよー！」と即答されて驚きました。
同じ部活の友達が１年生のときに全教科赤点取ってたよ！
意外と身近にいたことに驚いたよ…。
全教科赤点を取っていた友達は２年生に上がることはできたのか？
一体どのようにして単位を取ったのか？
友達の２年生になってからの成績は？
気になることだらけだったので、息子から詳しく話を聞いてまとめました。
定期テストで赤点を取ってしまって「進級できるかな…」と心配している生徒さんの参考になれば幸いです！
全教科赤点を取っても進級できるのか？
結論から先に書きますと、１年生のときに全教科赤点を取っていた息子の友達は、無事２年生に進級できました！
マジで？
友達の高校１年生の赤点の取り方は以下の通りでした。
１学期中間テスト ３教科赤点
１学期期末テスト 全教科赤点
２学期中間テスト 全教科赤点
２学期期末テスト １教科赤点
３学期期末テスト 全教科赤点なし
１年間全ての定期テストで全部赤点だった訳ではありませんでした！
息子の通う高校の赤点の付け方
赤点の基準は学校によってバラバラです。
息子の通う高校では平均点の６０％以下が赤点となります。
そして定期テストで３教科赤点を取ると、学期末に行われる３者面談が５者面談に変わります。
本来の三者面談は本人・親・担任の先生で行われますが、３教科赤点を取ると進路指導の先生と教頭先生が加わって５者面談となります…。
定期テスト８０％、平常点（提出物・小テストなど）２０％の割合で学期の成績を付けていると先生が言っていたそうです。
友達はどのようにして単位をもらったのか？
テストの点数が悪いときでも平常点で赤点を免れることもあります！
平常点は、授業への参加率、課題、小テスト、ノート・プリント点検、調べ学習などを評価した点数のことを言います。
基本は定期テストの点数で評定をつけるって言ってたけど、それだけだと成績の悪い人が赤点連発で単位を落として留年しちゃうから、そういう人の救済目的の加点が平常点なんだって！
１学期期末テスト・２学期中間テストで全教科赤点を取った友達は「理系クラス」だったので、現代文と古典の先生から、「この提出物さえしっかり出せば赤点でも１は付けないから、次のテストでは理系教科を中心に勉強をしなさい」と言われていたそうです。
先生方も平常点で加点してどうにか進級させようと必死だったんだね！
世界史の先生も友達に「この３ページを完ぺきに覚えて来たら赤点は取らないから！」と救いの手を差し伸べていたそうで、部活の顧問の先生も個人的に数学の勉強を教えていたそうです。
先生方からの救済措置（提出物の加点と補習）と、友達自身の最後の追い込みの甲斐があって、最終的に欠点科目は１つだけとなり仮進級することができました！
欠点科目は、２年生の夏休みに大量の課題と補習を受けたことでクリアしていたよ！
息子からこの話を聞いて、先生たちの面倒見が物凄く良い高校だな…と思いました。
※息子の通う公立高校は偏差値５５くらいの普通科の進学校です。
珍しい？赤点対策の問題集です！
全教科赤点だった友達の２年生になってからの成績
２年生の１学期に入ってからは１教科だけ赤点を取ったけど、それ以外の教科は大体平均点は取れていたよ！
２年生からは勉強を頑張っているんだね！
赤点だらけだった友達は、一般入試を受けて高校に入学しています。
合格基準はクリアした上で入学しているので、高校の勉強に付いて行く実力はあったので、赤点を取るようになったのは本人が勉強をサボっていたのが一番の理由でした。
娘（偏差値６０の高校卒業）息子（偏差値５５の高校に在学中）を見て来て分かったことですが、高校に入学後の成績は、本人のやる気次第で大きく上下します。
入学当初ビリに近い成績を取っていた娘は、やる気を出したことで２年生からは１桁順位を取れるようになりましたが…
入学当初余裕で１桁順位を取れていた息子は、そこから油断して勉強をサボったことで、２年生現在は平均ど真ん中の順位となっています。
赤点だらけだった友達は、やる気次第で２年生から大きく成績を伸ばしていくかもしれないな！と思いました。
娘の通っていた高校で赤点だらけだった友達の話
娘の通っていた高校で、常に４教科は赤点を取っていた友達がいました。
（赤点の基準は平均点の半分以下でした）
赤点補習がしっかり行われる高校でしたが、常に同じメンバーが補習を受けていたそうです。
どの赤点補習の教室に入っても同じメンバーがいるって聞いて笑っちゃったよ！
赤点を取る子は毎回取るし、取らない子は毎回取らないってことだね！
最後に
赤点はそのテストで放置すれば評定に１がつく点数です。
１を取ったから（単位を落としたから）と言って「即留年」とは限らないのですが、 決められた単位数以上落とすと留年になるので、赤点を取ってしまったら次の定期テストで挽回できるように早めに頑張る必要があります。
今回は赤点だらけだった友達の話を中心にまとめましたが、息子も高校２年生の１学期に古典で赤点を取っているので「赤点を取ること」は全然他人事ではありません！
高校２年生の秋になり、受験を意識し始めた生徒が増えて来たので簡単には成績は上がらなくなりました。
息子には、気を引き締めて定期テストの勉強に取り組んでもらいます！
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