大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
娘は自転車で5分の高校に通っていました。
歩いても10分ほどの距離にある高校だったので、大雨の日は傘を差して歩いて通っていましたが、雨の日の自転車組は大変そうだったとのことでした。
息子は現在、自転車で25~30分の距離にある高校に通っています。
大雨の日も「完全防備」して自転車で通っています。
息子の方が高校までの距離が遠いので、レインウェアを購入する際はとても迷いました。

レインウェアって意外と高いんですよね!!
でも、雨の日でも安全に自転車に乗るために絶対に欠かせないものですよね!!
今どきは300円も出せばレインウェアを買うことが出来ますが、息子のように30分前後、通学時間がかかる子はぜひ「安心して着れるレインウェア」を購入することをおすすめします。

この記事が「どんなウェアにしようかな?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
レインウェアの選び方
娘が自転車通学を始めるまで、「レインウェアなんて何を着ても同じでしょ?」と思っていましたが、これが大間違いでした!!
息子がまだレインウェアを持っていなかった中学生の頃、100均で購入したレインウェアを着せたところ、大雨の日だったこともあり、生地の中まで水が染みてしまい、結局びしょびしょに濡れて帰宅したことがありました。

外に出て10分もしない内に中がベタベタになって気持ち悪かったよ~。
調べてみたところ、レインウェアを選ぶ際に大事なのは「対水圧」でした。
対水圧とは?
「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。
例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)引用:ブリヂストンスポーツ株式会社
- 小雨:約500mm
- 中雨:約2,000mm
- 大雨:約10,000mm
- 嵐 :約20,000mm
- 体重75kgの人が濡れた場所に座った場合:約2,000mm
- 濡れた場所へ膝まずいている場合:約11,000mm
- 一般的なナイロン傘の耐水圧:約200~500mm程度
息子の場合、片道25分ほどの通学時間なので「耐水性」の高いレインウェアを探すことにしました。

通学なら耐水圧が10,000mmあれば安心だね!!
息子が選んだレインウェア
大手ショッピングモールでレインウェアを探したのですが、品数が少なくてこれと言ったものが見つからず…
近所の男の子のお母さんに相談したところ、「レインウェアはワークマンが種類が豊富だよ!!」と教えてもらいました。

息子と一緒に近所のワークマンに探しに行ったところ、迷ってしまうほど沢山の種類のレインウェアが置いてありました!!
息子が選んだレインウェアはこちらです。→ ワークマン公式サイト
こちらを購入した決めては以下の3点でした。
- 耐水圧/10,000mm(最低条件)
- 裏がメッシュ加工になっているので蒸れにくい
- リュックを背負ったまま着ることができる
息子は182cm、64キロ、肩幅広め細身な体形なのでLLと迷った結果3Lを買いましたがジャストサイズでした。
部活で夕方遅くなることを考えて、夜道でも目立つようにライムグリーンを選びましたがキレイな色なので息子も気に入っています。

裏メッシュ加工だから大雨の日でも蒸れにくいし着やすいよ!!
こちらのレインウェアで唯一残念だったのは、フードにバイザー部分が無かったことです。
下に書きましたが、大雨の日は透明なレインバイザーをフードの下に使用しています。
ところで最初に「ワークマン」と聞いた時は、「男性用品しか売っていないのかな?」と思いましたが、女性用の可愛い色のレインウェアも何種類か売っていました!!

女性にもおすすめなお店です!!
レインポンチョは風の強い日は危険です
小雨の日だったらレインポンチョでも良いのでは?と娘用に購入したのですが、風の強い日に着用したところ、前かごに縛り付けていた固定ひもが取れて、バサーッとめくれ上がり前が見えなくなり…転びそうになったとのことでした。

雨が横から降り込んで来て、足元がベタベタになったよ~。

レインパンツも履かなきゃ駄目だねぇ。
ポンチョの裾が自転車に巻き込んでしまった友達もいたのでご注意下さい。
レインポンチョやスーツについての安全性についてこのように書かれていました。↓
- 自転車との組み合わせによってはポンチョやロングポンチョの裾や、レインスーツのドローコードが駆動部に接触し巻き込まれることがあります。使用する前に、レインウェアと駆動部が接触していないか確認しましょう。
- 前かごまで覆うよう前丈が長く作られているロングポンチョは、風にあおられ舞い上がった際に視界が遮られることがあります。風の強い日は使用しないようにしましょう。引用:国民生活センター
「自転車用レインウェアの運転への影響と安全性について」詳しく書かれていますので、良かったらレインウェアを購入する前の参考に読んでみて下さい。
雨の日の自転車通学で便利だったもの
透明なレインバイザー
息子がワークマンで購入したレインウェアと一緒に使っているレインバイザーです。
娘からも欲しい!!と頼まれたので2つ購入しました。
自転車前かごカバー
こちらの前かごカバーは、荷物を置いた上からすっぽり被せるだけなので、装着が簡単で重宝しています。
普段は前かごカバーは使わない息子ですが、こちらは面倒くさがらず雨の日は必ず使っています。
防水スプレー
運動靴に防水スプレーを吹きかけておくことで、多少の雨なら十分に防げます。

シューズカバーも買ったのですが、娘も息子も面倒だからと使いませんでした…。
反射自転車スポーククリップ
こちらの商品は近所の小学生の自転車に取り付けてありました。

夜道でピカピカ光ってすっごく目立ちます!!
あまりにもよく目立つので息子からは付けるのを嫌がられていますが、冬の部活帰りは真っ暗になって危ないので…そのうちこっそり(?)取り付けたいなと考えています。
娘が4年間以上使っているレインウェア
娘が高校入学時に購入して、大学生になった今も使っているレインウェア(レインコートタイプ)はこちらです。
こちらを購入した決めては以下の3点でした。
- 大きな透明バイザー
- 二重になったゴム入り袖
- リュックを背負ったまま着ることができる
大学生になってから最寄りの駅まで自転車で通っていますが、今でも現役で使っています。

5~10分の距離なら水も染みて来ないし全然大丈夫だよ!!
唯一の難点は収納袋が小さ過ぎて収納し辛かったことでした。
娘は4年以上前に購入したので、今は改善されているかもしれません。

近距離の自転車通学の女の子におすすめなレインウェアです!!
娘が購入したのは濃いブルーのロングタイプでしたが、サイトで確認したところ廃版になったのか残念ながら載っていませんでした。(カラー以外は全く一緒です!!)

もう一枚買うならレースブルーかな!!
最後に
レインウェアは出来るだけ明るいものを選ぶことをオススメします!!

でも男の子は黒じゃなきゃ着ないって言い出したりしますよね…。
そんな場合は、反射テープ付きのレインウェアを選んで下さい。
夜間の車の運転中に、真っ黒な服装で自転車に乗っている人が横道から出てくると冷やっとするので、事故防止のためにも少しでも目立つ服装を心掛けたいですね!!

安全第一だね!!
そう言えば自転車に元々ついているライトが暗くて心配だから…と別でライトを購入してお子さんの自転車に取り付けていたお母さんもいました。
とても明るいライトで、これなら夜の塾帰りも安心だ!!と感心した覚えがあります。

自転車取り付け用のオートライトって、明るさはしっかりあるのに意外と安いですよ。