高校3年生の娘と中学3年生の息子がいます。
娘が通っている高校では、自転車通学率が90%以上です。
(悪天候の日だけバス通学や電車通学にしている生徒はいます)
片道5キロ程度の距離を通学している子が一番多いとのことですが、中には片道1時間かけて自転車通学している強者な女の子もいます!

しかも運動部に入っていて朝練もあるそうです!
娘も週末になると「大きな図書館で受験勉強する」と言って、片道6キロの距離を自転車で出かけて行きます。
以前娘に「6キロ先の図書館まで自転車でどのくらい時間がかかるの?」と聞いてみたところ「坂道が少なくて平坦な道だから30分くらいで到着できるよ」とのことでした。

坂道は少ないけど、信号機が多くて赤信号で止まるから30分かかるんだよ!
6キロもあるのに本当に30分で到着できるの?と疑問に思い私も一度自転車で行ってみましたが、信号機に止められつつぴったり30分で図書館に着くことができました。
お天気の良い秋の昼間だったので、少し冷えた空気が走っていて気持ち良かったです。
ふと、息子が第2志望にしている私立高校の距離が気になって調べてみたところ、片道7.5キロありました。

片道7.5キロは自転車通学できる距離かなぁ?

そのくらいの距離なら自転車通学している子は沢山いるよ!

天気の良い日は自転車でもいいけど、雨や風の強い日は大変そうだから嫌だなぁ…。
電車・バス通学も選択できる立地にある高校なので、もし入学することになったら通学方法は息子に決めてもらおうと思います。

実際のところ、どのくらいの距離までなら自転車通学できるのかな?
「自転車通学できる距離」が気になったので、娘のクラスメイトに詳しく話を聞いてもらいました。
この記事が高校に入学したあとの、通学方法について迷っている方の参考になれば幸いです。
自転車通学できる距離
娘の通っている高校では、自宅から片道5~6キロ圏内の子はほぼ全員自転車通学しています。
- 坂の少ない地域であること
- 最寄りの電車の駅から学校が遠いこと
- バスの本数が少ないこと(1時間に2~3本)
上記の3つの条件が揃っている高校なので、バスの待ち時間を気にしたり、最寄り駅から延々と歩くくらいなら最初から自転車通学にすることを選ぶ生徒が多いとのことです。

自転車ならいつでも好きな時間に登下校できるよね!
高校内の自転車通学で一番時間がかかっているのは、片道1時間かけて通学している隣のクラスの女の子です。(話を聞いて計算してみたら片道9キロでした)
かなり交通の便が悪い場所に住んでいて…電車通学だと乗り換えが必要で1時間以上かかるので自転車通学に決めたとのことでした。

最寄りの駅まで歩いて40分かかるから、自転車で通学した方が早いんだって。
娘の仲良しの友達の中で「女の子で一番遠くから自転車で通っている子は誰?」と聞いてみたところ、同じ部活の友達が片道8.1キロの距離を通っているとのことでした。

信号の少ない田舎道を通って来るから、高校まで30分で到着できるって言ってたよ~!

30分?若いから自転車を漕ぐスピードが相当速いんだろうなぁ。
そのお友達は4月に入学してから自転車通学していただけで、5月には受験太りした体重が5キロ戻ったと喜んでいたそうです。
遊びならどこまでも自転車で行ける?
行動範囲が広がった高校生は、遊ぶためなら自転車で1時間以上の距離でも平気で出かけて行きます。
部活の試合でも、片道1時間以上かけて自転車で会場まで来る強者もいて、そのまま自転車で試合に来た子同士で遊びに行くこともあるそうです。

高校生の体力は無限ですね!
自転車通学は体力がつくし、交通費がかからないので気軽に遊びに行くことができます。
自転車通学は足が太くなるのか
自転車通学は足が太くなると言うのは本当かな?と思い調べてみました。
「短距離ランナー」は瞬発力が必要となるため足が太くなり「長距離ランナー」は持久力が必要となるため細い足になるそうです。
タイヤにしっかり空気を入れて軽いギアで自転車を漕ぎ続ければ「長距離ランナー」状態になるので足は細くなるとのことです。

サドルの位置を少し高くするのがポイントです!
ペダルを足に乗せた時に、膝が少しだけ曲がる程度の高さですよ。
重いギアでサドルを低めにして足に負荷をかけて自転車を漕ぐと、負荷がかかることで足が太くなりやすいので注意が必要です。
悪天候の日の自転車通学
自転車通学の子たち曰く、雨の日より風の強い日の方が大変とのことです。

向かい風だと自転車が前に進まなくて大変なの!
娘が通う高校では、家が遠い子は、大雨の日や風の強い日は車で送り迎えをしてもらう子が多いです。

自転車通学の子は、バス・電車・家族の送り迎えといくつか交通手段の選択肢があるといざという時に安心ですね。
5キロ以上の距離を自転車通学するのなら、台風間際の日や大雪の日などの交通手段をしっかりと考えておく必要があります。
雨の日におすすめなカッパ(レインウェア)についてコチラにまとめました。↓
自転車の登下校で濡れずに快適なカッパ(レインウェア)の選び方
人気の自転車は?
娘の入学式の日に高校の自転車置き場を見渡してみたところ、半分以上が買ったばかりのピカピカな自転車でした。

高校に入学するタイミングで自転車を買い替える方は多いです!
自転車は各高校で規定がありますので、買い替える前に必ず学校に確認して下さい。

入学前の学校説明会で先生に聞けますよ。
2022.10月追記です。
娘の通っていた高校では電動自転車・マウンテンバイクは禁止でしたが、息子が通っている高校では、どちらもOKです。

どちらも公立高校ですが、こんなに自転車の規定が違うんだと驚きました。
現在、娘は最寄駅から大学までこちらのサイトで購入した自転車で通っています。
Celesteno(セレスティーノ)の緑を買いましたが、大学の友達から可愛いと褒められたそうです。
組み立てた状態で持って来てくれて、防犯登録もしてくれたので手間いらずで助かりました!
サイクルショップ(自転車屋さん)をチェックしておきましょう!
通学途中にあるサイクルショップは必ずチェックしておきましょう。
自転車は消耗品なので、3年間乗っている間に突然ギアが壊れたりパンクしたりします。
娘の自転車もこの2年半で、通学中に前輪のパンク1回と後輪のタイヤが劣化して交換しました。
前輪をパンクした時は、通学途中にある個人経営の自転車屋さんにお世話になりました。
初めて行くお店でしたが、娘が学生証を見せたところ「お金は後から持って来てくれればいいからね!」と言ってくれて、先にパンクを直してくれたので自転車に乗って帰宅することができて本当に助かりました。

娘が帰宅後、一緒にお金を払いに行きました!
最後に
自転車事故の死傷者数は中学生と高校生が最も多いです。
自転車通学の高校1年生は5~6月に要注意――。通学に慣れ始めたこの時期に高校1年生の自転車事故が集中することが専門家の調査で分かった。2015年の通学中の事故は「高1の6月」が430件で最多。気の緩みが大事故を招く恐れもあり、関係者は「事故が増えることを意識して安全策の徹底を」と呼びかけている。
出典:日本経済新聞

6月は梅雨の季節だから、カッパを着て視界が悪くなって余計に事故が増えるのかもね。
私は本人が「通える!」と言うのなら、例え片道1時間でも自転車通学はOKしたいのですが、自転車の距離だけでなく、道の安全さを考える必要があるなぁとこの記事を読んで思いました。
娘の話を聞いていても、高校生が自転車通学できる距離は遠くても片道6キロくらいまでがベストだと思います。
私の高校時代(30年前)と違って今は交通量も増えてますし、高校生はヘルメットの義務化はほぼされていないのであまり長距離を走って通うのは心配です。

冬の部活帰りは外が真っ暗になりますからね。
息子も部活の帰り道は真っ暗な堤防を通って帰って来ます。
自転車のライトだけでは少々心もとなかったので、こちらのサイトで自転車後付けタイプのライトを購入してハンドル部分に装着しました。
息子はオーライとストアで「Olight RN600 自転車ライト」を購入しましたが、元々自転車に付いているライトより明るくしっかり道を照らしてくれています。
点滅機能が付いているので、チカチカとフラッシュさせながら走ると、堤防の真ん中を歩いているお年寄りや犬の散歩をしている方がサッと避けてくれるので助かると言ってます。
Amazonで購入した先輩がいたのですが、一番価格が安かったライトを買ったら1カ月持たずすぐに壊れてしまって、少し高いものを買い直したら全然壊れず卒業まで使えたそうです!
個人的にはオーライトストアで購入することをお勧めします。

2年保証付きに送料無料です!
通学距離が長い方・夜暗い道を走る学生さんは、自転車のライトにこだわってみてくださいね。
サドルが硬い自転車の対策
息子は5キロの距離を自転車で通っていますが、サドルが硬くてお尻が痛くて辛い…と言っていたのでこちらを購入して装着したところ、「全く痛くなくなった!」と喜んでいました。
最初は5キロの距離の通学でヘロヘロになっていた息子でしたが、入学して1カ月経つ頃には体力がついて全然疲れなくなったとのことです!
面倒な空気入れはボタンを押すだけに進化【スマート空気入れ】
ボタンを押すだけで 40秒でタイヤへ自動的空気注入してくれます!
ハンズフリー設計なので、スマート空気入れがあなたに変わって空気を入れている時間に他の作業ができます。

全自動で空気が入るのは本当に楽です!!