大学3年生の娘と高校3年生の息子がいます。
息子は1カ月前、学校から自転車で帰宅途中に転んでスマホを壊しました。
(自転車のチェーンが外れたのが原因で転びました)

スマホの画面にヒビが入って、次の日から電源が入らなくなったよ…。

中に入っていた写真だけはギリギリパソコンに移すことができました…。
息子のことだから、すぐに新しいスマホを欲しがるだろうな、と思っていたのですが
意外なことに「受験生だからスマホはいらないわ!」と言って、新しいスマホは大学に合格したら買って欲しいと頼まれました。
高校3年生になりスマホのアプリを消す受験生は、娘を含めたくさん見て来ましたが、スマホそのものを持っていない高校生は息子が初めてだったので、本当に無くても大丈夫なのかな?と最初は心配していました。
息子がスマホを持たなくなって丁度1カ月経ったので、持たなくなって良かった点、不便な点をまとめます!

スマホを解約しようかな?と迷っている受験生の参考になれば幸いです。
スマホを持たなくなって良かった点
息子曰く、「スマホが完全に視界から無くなったことで勉強に集中できるようになった」とのことです。

触るつもりがなくても、LINEが届くと無意識のうちに目で確認していたんだよね。
勉強に対する集中力が低い息子なので、スマホがあるだけで気になっていたのかな?と思っていたのですが、こちらの記事を読んで、スマホが傍に置いてあるだけで学習能力が低下することが本当にあることが分かりました。
スマホの使用に特に慎重になったほうがいいのは、学校や大学の教室内だ。そこで脅かされるのは集中力や作業記憶だけではない。長期記憶を作る能力にも悪影響が出る。スマホやパソコンがそばにあるだけで、学習能力が落ちるのだから。引用:PRESIDENT Online
スマホがなくて不便な点
親目線の「スマホがなくて不便な点」なのですが、息子の帰宅時間が分からないことが最初は気になりました。
いつも授業が終わると「自習室で勉強するから〇時に帰るね」と連絡が入っていましたが、スマホを持たなくなってからはいつ高校から帰って来るのか分からなくなりました。

何かあったらすぐに連絡が取れるという安心感がスマホを持たせてるときにはありました。
あとは、初めて行く大学(オープンキャンパス)の交通手段を気軽に調べることが出来ないのも心配だな…と思いました。
息子は大学受験が終わるまでは必要ないと言っていますが、年明けにはスマホを買って共通テストの前に渡した方が良いかな?と今は考えています。

試験当日に電車が止まったり忘れ物をしたりした時に、すぐに連絡が取れた方が安心なので…。
友達との連絡手段は?
スマホがなくなって一番に心配することは「友達との連絡手段」が無くなることですよね!
「高校に通っていて毎日友達と会って話しているので、連絡手段は必要ない」
息子はそう言っていますが、文化祭や体育祭の学校行事の連絡や、スマホで撮った写真の共有はしたいだろうな…と思い、私のタブレットで友達と連絡用のSNSだけ登録させました。
私は家ではパソコンを使っているので、タブレットはほとんど使いません。

スタサプなどの学習アプリもタブレットに入っているので、息子が使うと言ったときだけ渡しています。
大学受験生にスマホは必要なのか?
スマホを持たなくなって1カ月が過ぎましたが、息子は特に不便を感じていないとのことです。

お昼の休憩時間にスマホを触ったりしないの?

お昼ご飯を食べたらすぐに自習室に行くからスマホを触ることはないよ!
スマホを眺めていた時間が単語帳を眺める時間に代わったそうです。
「大学受験生にスマホは必要なのか?」ですが、「あったら便利だけど無くても何とかなる」という答えになります。
息子はSNSだけ私のタブレットでやっているので、完全に「持っていない」状態には入りませんが、それでも自分用のスマホのが完全にない生活で禁断症状が出るのでは?と心配していました。

心配は杞憂に終わり、すんなりとスマホのない生活に慣れました!
最後に
息子がスマホを持たなくなったので、小銭入れに私のスマホの番号と数百円を入れて持たせています。

いざとなったら公衆電話から電話してね!と伝えてあります。
息子の場合、自転車で30分と比較的近い距離の高校に通っていて、受験生になったことで部活や寄り道をすることがなくなったので、それほど不便に感じていませんが、
少し遠い高校に通っているお子さん、予備校で帰りが遅くなるお子さんはスマホを持っていた方が安心ですよね!
防犯の意味でスマホを持たせているご家庭は多いと思います。
息子も居場所が全く分からなくなるのが心配だったので、本人了解の元、自転車にエアタグを付けています。

スマホを解約までしなくても、夏休み中1カ月だけスマホの電源をつけずに過ごしてみるのも良いですよ。
息子のように、スマホが壊れたというキッカケがあれば別ですが、自ら解約するのは勇気がいるので、少しの間、スマホのない生活をして「勉強に集中できるのか」確認してから決めてくださいね。