※こちらの記事は2020年までバージョンとなっています。
2021年からの推薦入試の詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
高校3年生の娘と中学3年生の息子がいます。
中学生にとって、高校の志望校を決めるのは15年前後の人生でとても大きな選択となります。

数ある高校の中から一番行きたいと思える高校を選びます!
志望校を決めるためにパンフレットを取り寄せたり、学校説明会に出かけたり…
散々迷って志望校を決めた後は、受験のために今までの人生で一番勉強を頑張ることになります。
愛知県は公立高校を2校まで受験することができるのですが、我が家は娘も息子も1校しか願書を出しませんでした。

行きたい高校が1校しか見つからなかったからです。
さて、行きたい高校が決まると次は「推薦が欲しい」と思う生徒さんは多いですよね!
推薦をもらえれば、推薦入試と一般入試の両方を受けることができるため、チャンスは2倍に増えるので、うちの娘もずっと「欲しい」と言っていました。
娘は3年前、本人の希望で推薦をもらい公立高校に合格しました。
推薦入試の経験者なので、受験生のお子さんを持つお母さんから、
「公立高校の推薦が欲しいけど、いつまでに先生に頼めばいいの?」と質問されたことが何度かあります。

結論から先に書きますと、中学3年生で推薦入試を頼むタイミングは早ければ早いほどいいです!
今回は、志望校の推薦が欲しい方のために、いつ・どうやって先生に頼むのかをまとめてみました。
受験生の参考になれば幸いです。
公立高校の推薦入試とは
2020年現在、愛知県の公立高校の推薦入試は学力検査も同時に受けなければなりません。
※2023年の入試から推薦と一般は別日に受けられるようになります。

推薦なのに学力検査も受けなければならないので、両方の準備がそれはもう大変でした。

先生からも「推薦を受けても合格する確率は50%と考えておいてね!」と何度も念を押されたよ。
受験期の三者懇談の回数
中学3年生で行われる三者懇談の回数は全部で4回です。
一学期の中間・期末テストの結果を見て、先生に志望校を伝えます(まだ変更可能)
10月の中間テストの結果を参考に、受けたい私立高校(滑り止め校)2~3校伝えます(まだ変更可能)
二学期のおおよその内申が決まり、私立高校(滑り止め校)の受験校が決定します。
三学期のおおよその内申が決まり、公立高校の受験校が決定します。

通知表を受け取る前におおよその仮内申を教えてもらえます!

私は「おおよその仮内申」と「実際の内申」は一緒だったよ。
推薦の希望を担任の先生に伝えるタイミング

娘が推薦の希望を担任の先生に伝えたのは、7月の一番最初の保護者会でした!

伝えておけば、先生が次の保護者会までに高校の推薦のことを色々調べておいてくれるからね!
推薦の希望を出すに当たって、気をつけなければならないことは以下の通りです。↓

各高校、それぞれ推薦基準が違うのでご注意下さい!
推薦基準を満たしているのかは、12月の三者懇談で担任の先生が一緒に最終確認してくれました。
推薦が決まるのはいつ?
公立高校の推薦希望が通るかどうかは、2月の私立高校の一般入試が終わった後に行われる
「校内の推薦委員会」で決まります。
※「校内の推薦委員会」とは、校長先生や3年生の担任の先生方・進路指導の先生方で話し合って決める会議のことを言います。

どんな風に会議して決めているのか一度見てみたいです!
「推薦が決まった生徒」は推薦委員会が終わったあとすぐに、担任の先生から電話で連絡が入ります。
娘も推薦委員会が行われた夕方に、担任の先生から電話が入り「推薦が決まったよ!明日から準備を頑張ろうね」と言ってもらえました。

決まったって言われて本当に嬉しかったよ!
推薦が決まってからのスケジュール

推薦が決まると一気に忙しくなります!

3分間のスピーチって結構長いよね…。

- 最後の1か月が推薦の準備に取られる
- 合格率は50%

この2点をしっかり理解した上で推薦を申し込んでくださいね。
前もって自主的に面接の練習をしたい生徒さんはこちらの本が一押しです。

面接試験のトレーニング動画が付いてるよ!
高校の面接で質問された内容

質問の数も、私は5つ、友人は7つと全然違っていたよ!

落ちた友達は教室で待機している間、隣の席の子とずっとお喋りをしていたのも不合格になった理由のひとつだと思うよ。
推薦入試の詳細はこちらにまとめてあります。↓
最後に
一般入試の勉強と推薦の面接の練習が重なったことで、娘の受験ラスト1か月はとても忙しくなりました。

でも両方頑張ることができたから良い経験になったよ!
繰り返しますが…
私立高校は推薦が決まるとほぼ合格するのに対して、公立高校は50%くらい不合格になるので、担任の先生からは「本当に公立の推薦が欲しいですか?」と何度も確認されます。

推薦で落ちても一般で頑張る覚悟のある子さんは、ぜひ推薦入試に挑戦してみてくださいね!
2023年度の公立高校入試はマークシート方式に変わります。
年明けにはマークシート用鉛筆の売り切れが予想されますので、早めにお近くの店舗でご準備くださいね。
娘と息子の受験ではコチラを使いました!