大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
娘は勉強するときは、コピー用紙にひたすら文字を書いて覚えています。
この写真は大学の前期テスト前のものですが、手前にある友達の用紙と比べると、めっちゃ書き込んであることが分かりますよね…。
このような「書き込み型勉強法」を実践している娘ですが、高校受験・大学受験と手の痛みに悩まされてきました。

文字を書きすぎて、受験前はいつも腱鞘炎になっていました。
この時期、娘と同じように勉強を頑張り過ぎて手が痛くなっている受験生の方はいますよね。
手の痛みは腱鞘炎ならしばらく使わなければ治るのですが、受験生はしばらくペンを握らない生活をすることは不可能です…。
今回は、勉強をやり過ぎて手を痛めてしまった娘が、一体どのようにして受験期間を乗り越えたのかまとめます。
勉強のやり過ぎで手を痛めた娘
手が痛くなったらすぐに実行して欲しいこと
高校受験のときに、手の痛みを我慢し続けた結果、手の震えが止まらなくなってしまった娘でしたが、大学受験では手が痛み出したらすぐに「暗記型」の勉強に切り替えていました。
手が本格的に痛くなる前に、2日間だけ集中して手を休める!と決めて、日本史Bの年代暗記をしていたとのことです。

2日使わないとかなり手の痛みが楽になるからね!
本当は整形外科に連れて行きたかったのですが、共通テスト直前だったので「行く暇は無い!」と断られてしまいました。
幸い、大学受験のときの手の痛みは軽症だったので、こちらのサポーターを付けて勉強していました。
私は近所のドラッグストアで購入しましたが、スポーツショップでも色んな種類のサポーターが売っています。
私は家から近いのでスポーツデポに行くことが多いのですが、こちらでも様々な種類のサポーターが置いてあります。

試着できるお店もあるので、自分に合うものを探してみてくださいね!
勉強において文房具は重要です!
娘がまだ中学生の頃、ふと娘の指を見たところ中指の「ペンだこ」が真っ赤に腫れているのが目に入りました。

娘はペンの持ち方はキレイなのですが、ペンを持っている時間の長さでどうしても「ペンだこ」はできてしまうんですね。
指が痛くなりにくいようにと「グリップ」の付いているシャープを何本か購入したところ、以下の3本が娘の大のお気に入りとなりました。
- 筆圧が強い
- 長時間勉強する
このような受験生におすすめなシャープを3点ご紹介しますね。
ユニ アルファゲル
娘は普段、クルトガを愛用していますが、長時間勉強するときは「ユニ アルファゲル」を使っています。

受験中はこのシャープを一番使っていたよ!
- 柔らかいグリップが付いている
- どこの文房具店でも売っている
クルトガと合体型なのも娘的にはポイントが高かったとのことです。
パイロット エアブラン
娘は細軸のシャーペンが好きなので、「エアブラシ」も併用して使っていました。
- 強く握って使っていても指が痛くなりにくい
- 可愛いカラーが沢山ある

こちらのシャープはとても安いので息子の分も合わせて2~3本まとめ買いしました!
ぺんてる シャープペンシル タフ
こちらのシャーペンはあまり店頭では見かけません。(何でだろう…?)
Amazonで購入すると5本セットになってしまうのですが、それでも安いです。
- 筆圧がかなり高い息子でもほとんど折れずに使える
- 付属の消しゴムがとても使いやすい
娘は0.7mmが気に入って使っていましたが、たまたま息子が借りたところ物凄く気に入ってしまい、娘に頼み込んで譲ってもらっていました。

やったあああ!!

頼み込まなくてもシャーペンくらい買ってあげるよ…。
シャーペンを買うときの注意
シャーペンによって書き味というのはほとんど変わらないのですが、長時間使っていると疲れやすさが異なることに気がつきます。
疲れにくさはシャーペン自体の「重さ」と「重心」が関係しているのですが、ほとんど好みの世界です。
現に「人間工学的」に作られているドクターグリップは娘も息子も使わせてみたところ、あまり好みの太さと重さではないと言っていました。

私はドクターグリップを愛用していますけどね!
私の場合ですが、軽すぎるシャーペンを使うとスナップがきかない分、ペン先を動かすのに力が必要になりますし、重すぎるシャーペンだと動かすときに違和感を感じます。
結局のところ、シャーペン選びは使う本人に選ばせるのが一番です!
上に3本のシャーペンをご紹介しましたが、購入する際はお店で持ち具合を確認してくださいね。

受験生にとってシャーペンは重要なアイテムだからね!
娘曰く、シャーペンは2~3本用意して、1本だけにかたよらないように時々変えて使うと手の痛みが出にくいとのことです。
ペンだこの痛みがひどいなら…
娘の赤く腫れたペンだこが痛そうだったので、応急処置的ではありましたがコチラの商品を好みの長さにカットして使っていました。

レビューを読んだところ、娘と同じようにペンだこ予防に使っている方がいました!
最後に
娘が中学生の頃、「ちょっと手が痛いかも…」と言い出したのは12月に入ってからでした。
小学生の頃からバレーボールを習っていて、軽い突き指には慣れっこだった娘は、「このくらいなら我慢できる」と言っていたので、そのままにしてしまいました。

これが大間違いでした…。
私立高校の受験が終わり、公立高校に向けて本格的な追い込みに入った頃、娘の手は痛みで震えるようになっていて、慌てて整形外科に連れて行ったところ、「腱鞘炎です」と言われました。
30分ペンを持ち続けるのも辛い状態まで放置してしまったことが申し訳なく…痛みを変わってあげられたらいいのに!と毎日思っていました。
受検が終わった日は、「これで腱鞘炎が良くなる!」とホッとしたことを覚えています。
12月に入り、入試までカウントダウンが始まっていますが、手の痛みや違和感があったら我慢せず、一度整形外科で診てもらってください。
腱鞘炎の治療については娘は「自然治癒」だったのですが、今は効果的な注射もあると聞きました。

漢方薬を飲んでいる子もいたよ。

病院によっても治療法は異なるので、かかりつけの病院で相談してくださいね!
ところで息子はと言えば、受験中、腱鞘炎のけの字もありませんでした!

ならない方がいいでしょ?