愛知県の高校入試では、私立高校は3校、公立高校は2校まで出願することができます。
うちの娘は滑り止めの私立高校を2校、息子は3校受けましたが…
タイトルにした「滑り止めの私立高校を受験しない中学生はいるのか?」ですが、息子の友達にひとりだけいました!
なぜ滑り止めの私立高校を受けなかったのか?
先日、息子の友達(現在大学生)に会うことができたので詳しく話を聞いてみました。

私立高校の滑り止めを受けようかどうしようか?と迷っている受験生の参考になれば幸いです。
滑り止めの私立高校を受験しなかった理由
息子の仲良しの友達なので、直球で「なぜ私立高校を受験しなかったの?」と聞いてみたところ、
「絶対に受かるレベルの公立高校を受けたから私立高校を受ける必要はなかった」
とのことでした。

そんなセリフ言ってみたかったよ。
息子の友達(以下Aくん)は、偏差値68以上の公立高校に合格できる内申と実力がありましたが、私立高校は1校も受けず、偏差値60と57の公立高校を受けました。
※内申は40、入試の当日点は110点満点中96点でした。
偏差値57の高校を受けるつもりは無かったけど、「私立高校を受けないなら公立高校は2校受けてください」と担任の先生に強く言われたので仕方なく受けたそうです。
偏差値60の高校を第一志望にした理由を聞いてみたところ、「家から一番近かったから」(自転車で5分)と言われて、うちの娘も”近い”という理由で選んでいたことを思い出しました。

Aくんの気持ちがよく分かるわ~。

ちなみにAくんとうちの娘は同じ高校でした。
「滑り止め」を受けないことに対する担任の先生の反応は?
娘と息子は「公立高校の併願校にする私立高校は、絶対に合格できるところを最低1校は受けるように」と指導されていました。
なので「担任の先生から、私立も受けるように言われなかった?」とAくんに聞いてみたところ、
最初は大反対されたけど、Aくんが偏差値10近くレベルを下げた公立高校を2校受けると伝えたところ、どうにかOKしてくれたとのことでした。
ただ、Aくんの成績的に高校レベルを下げ過ぎていたので、先生から「もっと上の公立高校を受けなくていいの?」と何度も確認されたとのことで、うちの息子と真逆でした。

うちの息子は私立高校に合格していたにも関わらず、公立高校のレベルをもっと下げるようにと何度も言われました…。
私立高校を受けなかった生徒は何人いたのか?
私が知らなかっただけで、「滑り止めの私立高校を受けない受験生」は学年に数人はいたのかもしれないな…と子どもたちに聞いてみたところ、
息子曰く「滑り止めを受けない受験生なんてレアケース!自分が知る限り、私立は全員受けていたよ!」とのことでした。

5人兄弟で経済的に私立には通えないって言ってた友達も「滑り止めの私立」は受けていたよ。

4年間塾でアルバイトしたけど、私が知る限り全員「滑り止めの私立」を受けていたよ。
「滑り止めの私立高校」を受けるメリット・デメリット
メリット
- 公立高校に向けて試験慣れ(本番慣れ)することができる
- 公立高校に不合格になっても高校浪人しなくて済む
デメリット
- 受験費用がかかる(入学手続き金など)
- 私立対策の勉強をする必要がある

受験費用がかかるのは親のデメリットであって受験生のデメリットではありません。
「滑り止めの私立高校」を受けないと決めたなら
<入試を受ける順番>
- 私立高校推薦入試
- 私立高校一般入試
- 公立高校推薦入試
- 公立高校一般入試
- 私立高校二次募集
- 公立高校二次募集
私立高校を受けずに公立高校だけを受ける人は、推薦がもらえた人は3から、一般入試の人は4から受けることになります。
愛知県では、定時制(前期)や通信制の出願は、全日制の入試の前に締め切られます。なので、公立全日制に不合格だったから定時制か通信制という選択はできません。

定時制は、前期で募集人数が埋まらなかった場合は後期募集がありますが、当然ながら不便な場所などにしか空きがありません。
令和8年度の愛知県公立高校入学者選抜の出願期間はこちらを参考にしてください。
愛知県の公立高校の二次募集は2,000人を超えています!
令和7(2025)年度の愛知県の公立高校の二次募集の人数はなんと2,376人でした。
→令和7年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)第2次選抜の募集人員について
愛知県の公立高校入試では定員内不合格を出さないので、定員割れしている高校ならほぼ合格することができます。

大量に定員割れを起こしている公立高校ならほぼ合格できるんだね!

そうなんだけど、大量に定員割れを起こしている高校は「それなりの理由」があるんだよ。
毎年定員割れしている高校は、郊外にあり公共交通機関のアクセスの悪い場所にある高校が圧倒的に多いです。
自分のレベルと合致しなかったり、いつも二次募集がある高校が今年度は募集がない可能性もあるので注意が必要です。
二次募集の受験資格について
愛知県の公立高校入試制度の二次募集に出願するために必要な条件はこちらです。

私立高校と公立高校どっちにも合格できなかった生徒しか二次募集に出願できないんだね。

私立高校に合格して入学金を支払わず合格辞退した場合でも、二次募集の受験資格はなくなります。
高校浪人する中学生はどのくらいいるのか?
全国の高校浪人する中学生の数は1%を下回っています。
私立高校、公立高校、そして二次募集と全て落ちてしまった場合でも、通信制高校に入学するという最終手段があるので浪人生が少ないのかもしれません。
高校浪人した場合の「内申書」は?
高校浪人した場合の内申書(正式には調査書)ですが、1年後の受験でも中学3年生で受験したときに提出したものと全く同じものを使います。
一年浪人して受験するなら、通っていた中学に電話して「調査書」を発行してもらってください。

ギリギリにお願いして「調査書」の発行が間に合わないと大変なことになるから、早めに中学に電話して頼んでね。
最後に
うちの息子とAくんは2021年度入試で、A日程とB日程それぞれ学力検査を受けましたが、2023年度入試から制度が変更され、学力検査は1回のみ実施されるようになりました。
1回のみの学力試験の当日に体調不良になったら…と心配ですよね。
インフルエンザなら別室受験させてもらえますが、普段通りの力は発揮できないかもしれません。

うちの息子は合格可能性90%だった私立高校に不合格になっています。
体調を含め、受験は頑張ったことが必ず報われるとは限らないです。
浪人する覚悟のある受験生以外は、滑り止めは絶対に受けるべきだと私は思います。



