大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
娘は一般入試を経て大学に入学したのですが、同じ学部の友達6人と話していたところ、1人の子からこのようなことを言われたそうです。
「一生懸命勉強をがんばって一般入試を受けて入学したんだろうけど、結局推薦で入学した私と同じ大学なんて残念だったね」
一緒に話していた友達は、推薦組と一般組が半々だったとのことで…
その場にいた友達が「何が言いたいの?」と詰め寄ったところで教室に先生が入って来たので話は終わってしまったそうです。

本当に何が言いたかったんだろう…

学歴マウントを取りたかっただけじゃない?
学歴マウントと言っても、同じ大学の同じ学部なので、入学方法のマウントと言うべきでしょうか?
まぁ、少しでも相手より優位に立ちたいと思うが故に失礼な発言をする人は、大人になってからも普通に遭遇します。
今まで入試経路を気にしたこともなかった娘でしたが、「今後このようなマウントを取って来る友達がいたら何て返したらいいと思う?」と相談されたので、この機会に真剣に考えてみることにしました。

娘の場合は「推薦」の子からのマウントでしたが、その逆の「一般」の子からのマウントもありますよね!!
今回は面倒なマウントを取って来る友人に対しての対処法をまとめます。
※2020年から指定校推薦は「学校推薦型選抜」に名前が変更となりましたが、こちらの記事では分かりやすくするために指定校推薦(推薦)と書かせてもらいます。
学歴マウントを取られた時の対処法
娘は同じ学部の友達から再び謎のマウントを取られたので
「大学入学がゴールじゃないよね?」と笑顔で言って、その後LINEなど全てブロックしたそうです。

一緒にいて不快にしかならない友達は必要無いの!!
学部は同じですが、友達のグループは違うので何も困らないそうです。
娘のこの潔さは私も見習いたいな、と思いました(笑)
引き下げの心理
マウントを取る人というのは承認欲求が強い人です。承認欲求というのは「周りからすごいと思われたい、認められたい」という欲求です。そして、承認欲求が人一倍強いのに、その裏では自信がなくて不安でたまらない。自尊心を保てなかったり、努力して自分の価値を上げることができなかったりします。
一方、人間なら誰でも「自分には価値がある」と思いたいものです。だからマウントを取って「お前より俺のほうが勝っている」と思えれば自分のプライドが守られます。
こうやって他人の価値を落として相対的に自分のほうが優位に立とうとすることを「引き下げの心理」といいます。引用:東洋経済ONLINE
この記事によると、相手にマウントを取られても適当に相槌を打ってスルーしておくのが一番とのことです。

娘の行動は正しかったんですね~
「承認欲求」は、人間の欲求のなかで最強だといっても過言ではないそうです。
推薦を狙っている息子
息子の通っている高校では、半数近くの子が推薦をもらって大学に進学します。
息子も「できたら推薦が欲しい」と言っていますが、まだ一年生なので3年生になれば気持ちは変わっているかもしれません。

私は行きたい大学の推薦があるなら申し込んでみたら?と言っています。
愛知県内には、東京や大阪のような「超難関大学」は存在しないので、偏差値70ある高校の生徒が指定校推薦を使って進学する話は一度も聞いたことがありません。

偏差値70ある高校に通う娘の友達は全員、国公立大学か東京や大阪の有名私大に進学して行きました!!
なので、息子の通うようなごく中堅の偏差値である高校レベルの生徒が「県内の中堅私大の指定校推薦」をもらって進学するのが一般的なのですが…
高校の中で成績の良い子ならともかく、赤点だらけの子でも「中堅私大」の推薦をもらえることがずっと不思議で仕方がありませんでした。
ところが息子が推薦を多く使わせる高校に入学したことでようやくその謎が解けました!!
成績が悪くても指定校推薦をもらえる理由
息子の通う高校では、入学当初からコツコツ勉強を頑張った結果、県外の有名私大の推薦をもらって進学する生徒もいます。

でも、県内の中堅私大に進学する子は、正直成績の良い子ばかりではありません!!
息子の先輩の話では、「指定校推薦は校内で人気のない学部だったら希望を出せば通ることがある」とのことでした。

大学の学部学科志望者が自分一人で、ある程度の条件を満たしていたら校内選考で通ることがあるんだって!!

希望者がいなければ、赤点だらけの子でも通っちゃうってことなのね…
これが「指定校推薦がずるい」と言われる所以だと言う事が分かりました。

これは「生徒がずるい」のではなく、進路指導の先生の問題があるんじゃない?
進路指導に明らかな問題があれば、次年度の大学からの推薦は取り消されると思います。
最初に書いた、マウントを取ってきた娘の友達の出身高校も息子の高校と変わりない校風なので、似たような方法で上手に推薦をもらうことで大学に入学できたのかもしれません。

その子は1年生の前期の時点で単位を4つ落としていたからね~
指定校推薦で入学した生徒のウソ・本当
指定校推薦で入学することで不利になることはあるの?と思い、娘や先輩などに聞いた話をまとめてみました。
「大学に入学したら勉強について行けない」
娘は中堅私立大学の文理混合の学科ですが、1年生の時点で勉強について行けない子は誰もいないそうです。

理学部や理工学部だったら数学が苦手だと大変なことになると思うけど、私立の文系大学ならレポートを出してテストの点数が取れれば大丈夫だよ~。
娘の周りでは、推薦と一般の友達が半々なのですが、難しい資格などに自ら挑戦するのは一般の子の方が多いと言っていました。

大学一般入試を経験した子の方が勉強に対するガッツがあるそうです!!
「指定校推薦は就職の時に不利になる」
娘は3年生の先輩から就職の話を教えてもらっていますが、大学へはどのような方法で入学したか(一般、推薦、内進)を聞かれた企業は実際にあったそうです。

出身高校名を聞かれたこともあったんだって!!
ただ、どこの会社も最終面接の前に筆記試験があったので、「基礎学力の有るなしは面接だけでは判断されないよ!!」とのことでした。

大学のGPAや筆記試験でその子の学力は分かるからね~。
大学に推薦枠が設けられている以上、中には聞いてくる企業もあるかもしれませんが、指定校推薦で入学した先輩が何人も大手企業の内定を勝ち取っていました!!

大学で資格試験などしっかり勉強しておけば不利になることはないからね!!ってアドバイスされたよ~
最後に
一般入試の大変さは娘の受験を通してよく分かりましたが、推薦入試の大変さは息子が経験することで分かるかな?なんて思ってました。

2年後に両方の大変さが分かってから記事にしようと思ってました!!
ただ今回は娘が大学の友達から「謎のマウント」を取られたことで、改めて受験方式のことを考えるきっかけとなりました。
推薦でも一般でも、お互いに自分で「受験方法」を選択したわけですから、制度の違いでお互いをディスったところで何の解決にもなりません。

お互い嫌な気持ちになるだけだよね~!!
娘の言う通り、「大学はゴールではない」ので、専門的な本を読んで将来のための勉強を頑張って欲しいものです。
鮮やかなピンク色で部屋の中が明るくなる桜の木を紹介します!!

1年前、子どもたちの入学祝にいただきました。
魔法の水をかけることで桜の枝がじわじわ~っとピンク色に染まって行き、ゆっくり満開になって行く過程をひたすら子どもたちと見ているのがとても楽しかったです!!

想像以上に桜の花がモコモコになってたね!!
娘は落ちた花びらを瓶に入れて保管していますが、今でもとっても綺麗なピンクです。
沢山のテレビや雑誌、ラジオで紹介されているのも頷けます。
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暗い内容の記事になってしまったので、パッと明るくなる桜の木をご紹介しました!!(笑)