高校3年生の娘と中学3年生の息子がいます。
以前こちらの記事に書きましたが、私の娘は「自分の実力以上の高校」に推薦で入学することができました。
入学して最初のテストは320人中294番とビリに近い状態だったので「高校選びを間違えたかな…」と本気で悩みました。
このまま卒業までビリかと思ってました!!
この記事を書いているのは10月なのですが、いよいよ高校受験シーズン本番が到来します。
私の娘のように、「実力より上のレベルの高校にチャレンジしたい」と考えている受験生もいますよね!!
チャレンジ受験する際に一番心配なことは「入学したあと授業について行けるのか」だと思います。
頑張ってギリギリ合格したとしても、入学してからずっとビリの成績を取り続けるかもしれない…。
それくらいなら一ランク落とした高校で上位の成績を取った方が楽なのかな、と迷う気持ちは良く分かります。
- 少しでも上の偏差値の高校にチャレンジするべきか?
- 無理なく入れる少し下のランクの高校を受験するべきか?
そんな悩んでいる受験生のために、自分の実力以上の高校に入学した娘の体験談をまとめます。
娘の失敗体験が、志望校選びの参考になれば幸いです。
自分の実力より上の高校に入学した娘
私の娘は推薦入学でしたが、筆記テストの自己採点では一応合格ラインを超えてました。
塾の先生からも「入学後は真ん中くらいの成績でやって行けるはずですよ」と言われていたので安心していたのですが、上に書いた通り入学して最初の実力テストではビリに近い成績を取りました。
もう一ランク下の高校を受けさせれば良かった!!と後悔しました。
そう言えば近所の先輩ママさんが…
「実力以上の高校に入れて親子で大喜びしたんだけど、最初から最後までテストで常に最下位を取り続けていたから高校生活は大変だったよ」
と話していたことを思い出しました。
常に赤点だらけで担任の先生から何度も電話がかかって来たけど、追試を受け続けてどうにか卒業できたとのこと。
先輩ママのお子さんは、行きたかった大学も不合格となり今は別の大学に通っています。
このままでは娘も全く同じことになるんだろうな、と思いました。
高校生の勉強量は多いです!!
中学時代の10倍の量に感じるよ~!!
中学との最も大きな違いは、勉強すべき量が格段に増え、内容も難しくなるということ。体感としては、高校での勉強量は中学での勉強量の5~10倍ほどになります。そのため、定期テストの対策は早く始め、受験勉強も早めから意識して勉強しなければ間に合いません。
出典:高校生新聞
上記の出典にもあるように、高校では勉強量は5~10倍になると考えておいて下さい。
高校受験は中学3年生になってから猛勉強してどうにか志望校に入れた子もいましたが、大学受験では高校3年生になってから頑張っても手遅れになることは勉強量から考えると分かります。
中学時代の10倍勉強しなければならない「高校」では、どれだけ成績に余裕を持って入学したとしても、少しの油断ですぐに成績は落ちます。
入学時学年2位の子が卒業時はビリだった話も聞きました。
ただ、ギリギリの成績で高校に入っても心を入れ替えて1年生からコツコツと高校の勉強を
頑張れば大丈夫です!!
娘もビリから学年一桁順位まで上げることが出来ました。
学年最下位になっても大丈夫!!「高校1年生初めての定期テスト」
レベルの高い高校に進学するメリット
周りが自分より勉強ができる友達だらけだから、分からないところは質問すればすぐに教えてもらえるよ!!
娘は第一志望校として入学しましたが、第二志望校として入学して来る子も中にはいます。
第二志望で入学した友達は勉強が出来る子揃いとのことで…娘は勉強を教えてもらいながら「私も同級生に教えられるくらい勉強ができるようになりたい」と思っていたそうです。
クラスメイトから常に良い刺激をもらっていました!!
デメリット
高校のテストの点数が悪いだけで「自分は勉強が出来ないんだ」と思い込んでしまう子がいることです。
娘のクラスメイトで最初のテストの点数が悪すぎたことでショックを受けて、そのまま不登校になり高校を退学してしまった子がいました。
私より順位は良かったのに!!
入学することを目標に頑張り過ぎて受験終了後燃え尽きて、高校では全く勉強しなくなる子もいました。
高校に入学することがゴールではありませんので、今一度よく考えて進路を選んで下さいね。
娘の友人の話
娘の友人は、偏差値がかなり下のレベルの高校に入学しました。
余裕のある高校で大学の推薦をもらうって言ってたよ!!
本来なら3年間上位の成績を取れたはずですが、成績に余裕があると言う油断から3年生の春までずっと遊んでしまい、成績も最終的には下から数えた方が早いくらいの状態で卒業しました。
結局、志望校の推薦ももらうことも出来なかったそうです。
少しでも上の高校を目指せば良かったって言ってたよ~。
周りの環境に流されやすい子は、勉強する環境が整っている少しでも上のレベルの高校を目指したほうがいいのかもしれません。
最後に
年内までは自分の偏差値より上の高校を目指すことをおすすめします。
その方が勉強を頑張ろうと思えるからです!!
我が家には高校受験生の息子がいますが、進路希望調査書には常に偏差値より上の高校を高校を書いて提出しています。
そして三者懇談のたびに先生に嫌な顔をされています(笑)
志望校の変更は願書を出す前日でも大丈夫です!!
これは娘が高校に入って気が付いたことですが、高校には断トツに成績がいい子がいれば、ずっとビリを取り続けている子もいます。
成績悪くても全然気にしない子もいるから人それぞれだよ。
断トツに成績の良い上位の子以外は、かなり学年順位の変動がある印象です。
そもそも入学試験に通っている時点で、その高校でやって行ける学力はあるので、あとは勉強を頑張るか頑張らないかの違いだけなんですよね。
自分の努力次第ってことです!!
入学後の心配は尽きませんが…行きたい高校ってそんなに沢山はないので、是非「通いたい!!」と心から思う高校にチャレンジしてみて下さいね。
娘は中学1年生から高校3年生までずっと使い続けています
スタディサプリは、分からないところを何度も繰り返し見返すことができるので復習のために毎日使っています。
娘と息子は塾と併用していました。
娘は高校生になってから「合格特訓コース」に入り、専属のコーチに学習計画を立ててもらったり、受験の悩み事を聞いてもらったりしています^^