大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
息子は第一志望校の私立高校に落ちて、第二志望校にしていた公立高校に入学しました。
私立高校の受験結果はこちらにまとめてあります。
思えば息子の高校受験は最初から最後まで、思い通りにならないことだらけでした。
- コロナ渦で6月まで休校になる
- 志望校が1校も決まらない
- 担任の先生と気が合わない
- 行きたくない私立高校の推薦をすすめられる
- 3学期に内申が落ちる
テストの点数が同じクラスメイトに内申5がついていても、息子は3しかつきませんでした…。
第一志望校にしていた私立高校に合格していたら、そこで受験は終了の予定だったのですが、残念ながら不合格となったので息子は公立高校の受験まで勉強を頑張ることになりました。
公立高校も半分駄目もとで受けたので「正直受からないだろうな~」と思っていましたが、息子の最後の勉強の追い込みが功を奏して、無事に合格することができました!
部活にも入り、高校に通うのが楽しいと言ってます!
「終わり良ければ総て良し」、と言いたいところなのですが…
私は息子の受験に対してずっと後悔していることがあります。
今回は息子の受験の後悔についてまとめます。
受験生をお持ちの保護者の方の参考になれば幸いです。
受験に対する後悔
志望校を決めるのが遅かったこと
志望校はできたら3年生になる前に決めておくことをお勧めします。
2年生のうちに決めておく理由ですが、志望校が決まれば勉強に対する意識が変わるからです。
息子が志望校を決めたのは3年生の9月でした。
志望校が決まってからようやく勉強を頑張り始めましたが、既に1学期の内申は出た後だったのでとても不利な戦いとなってしまいました。
2年生のうちに、色んな高校の下見に出かけ、パンフレットなど取り寄せて、息子と必要な内申の話をしておくべきだったと後悔しました。
娘は中学2年生には志望校が決まっていて、目標に向かってコツコツ努力できる子でした。
なので、息子も同じようになるだろうと私が勝手に思い込んで、早く動かなかったことが失敗でした。
中学生が自分ひとりで進路を選ぶなんてなかなか出来ませんよね…。
内申の詳細を聞かなかったこと
息子は、定期テストの合計点数が同じクラスメイトと、内申の合計が10近く違いました。
英語のテストの点数が90点以上取れても、内申は3を付けられていました。
同じ点数なのに5がついている子がいたんだよ!
提出物はしっかり出しているし、授業態度も気を付けていると息子は言っていましたが、結局最後まで内申は低いままでした。
今思えば、息子の「しっかりやっている」という話を鵜呑みにせずに、三者懇談で私の方から担任の先生に内申の詳細をしっかり聞いておくべきでした。
出来るだけ息子に聞きに行かせようとして失敗しました。
テストの点数がクリアできていても、
- 授業の挙手回数が少ない
- 提出物の質が悪すぎる
- 実は授業態度が悪かった
など、息子の内申の低い理由がどこかにあったはずでした。
公立高校を1校受験させたこと
愛知県は公立高校を2校まで受けることができます。
実は最初は2校分の願書の提出をお願いしていたのですが、
担任の先生から「息子くんの成績では2校とも落ちます」と断言されました。
「落ちたら私立高校に行く覚悟はできているので、1校だけでも受験させて下さい」と私が先生に頭を下げて、どうにか1校だけ受けれることになりました。
結果その1校に合格することができ、息子と大喜びしたのですが、実は息子は当日点をかなり取れていたことが分かりました。
塾内の最高得点が取れていたと聞きました!
ボーダーラインから考えると、先生に言われて諦めて願書を出さなかったもう1校も「合格ライン」に達していました。
息子の内申の低さから、志望校にストップをかけた担任の先生は何も悪くありません。
私が担任だったとしても止めていたと思います。
まだ義務教育中である、息子の受験校の最終的な判断は私がしました。
どんなに反対されても最後まで2校受験するとお願いしなかったことに今でも後悔しています。
受験しなかった高校に対する未練は消えることがありません。
受験中、息子に叱り過ぎたこと
娘には中学に上がってから高校生いっぱいまで、「勉強しなさい」と注意したことが一度もありません。
娘は言われなくても勉強する子でした!
そんな娘とは真逆で息子は「勉強しなさい」と言われてもやらない子でした。
中学の3年間は「勉強しなさい」と常に言い続け、叱り続ける毎日だったので、息子はすっかり叱られ慣れてしまいました。
塾の先生に叱られたけど全然平気!
受験が終わってから気づいたことですが、息子はちゃんと毎日自分のペースで勉強をしていました。
公立高校の自己採点の点数を聞いて、それが分かりました。
息子を叱り過ぎた自分を反省しています。
高校に入学した息子
第二志望の高校に入学しましたが「この高校に入れて良かった!」と言うほど息子は楽しく学校に通っています。
息子が高校生になってから、私の心境に大きな変化がありました。
それは「息子には失敗から学ばせたい」という気持ちです。
勉強をやらないなら大学に行かせなくてもいいや、と本気で思えるようになりました。
最後に
息子の高校受験で後悔しているのは私だけで、本人は少しも後悔していません。
先日「もう1校も受験しておけば良かったと思う?」と聞いたところ、「全然思わないよ!」とのことでした。
今の高校で友達がいっぱいできたし、部活も毎日楽しいからね!
後悔していないのは、それだけ今が充実している証拠なのでホッとしました。
愛知県の高校受験は、私立高校3校・公立高校2校、全部で5校まで受けることができます。
「内申と偏差値が足りなくて先生から止められているけど、どうしても受けてみたい」
そんな高校があるのなら、私は受けてみることをお勧めします。
息子は第一志望の私立高校はチャレンジ受験でしたが、本人なりに努力した結果不合格だったので、受験したこと自体に全く後悔はありませんでした。
頑張った結果駄目だったことにはちゃんと諦めがつくんだよ。
娘が以前言っていた言葉は本当でした。
受験生の皆さんが悔いのない受験ができますように、応援しています。
もっともコストパフォーマンスが高い教材です!
子どもたちが必死で受験勉強する姿をずっと見て来たので、確実に「いいものだ!」と分かっている教育系の教材しか紹介しないことに決めています。
スタディサプリは娘と息子から「絶対に解約しないで」と頼まれて来た唯一の教材です。
息子は塾との相性が悪かったので、スタディサプリを使い自宅で必死で勉強した結果、高校受験本番で高得点を取れましたし、娘は「合格特訓コース」で専属のコーチに計画を立ててもらい勉強したところ、第一志望校の国立大学の去年の合格点を超える点数を取ることができました。
(国立大学は例年の10倍以上の倍率になったため、残念ながら不合格となりました)
娘はスマホアプリに動画をダウンロードすることで、オフラインでも動画を見て勉強することができたと教えてくれました。(1.5倍速にして何度も繰り返し見て覚えたそうです)
使うためには「自分から勉強を始める」という強い意思が必要となりますが、塾や予備校などで成績が伸び悩んでいるお子さんに是非試してもらいたい教材です。
年会費や初期費用も無料です!
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。