5、6年前までは、公立高校でも修学旅行で台湾や韓国など近場の海外に行ったはなしを聞きましたが…
2020年度に流行した新型コロナウィルスの影響で、軒並み修学旅行先が国内に変わりました。
修学旅行自体が中止になった高校もあったよ。
ここ数年、国内の修学旅行が主流になっていましたが、コロナが落ち着きつつある今、海外の修学旅行に戻った高校はあるのかな?と疑問に思ったので調べてみました。
一部の生徒が行く「語学研修旅行」ではなく、「海外修学旅行」を調べました!
海外へ修学旅行に行く高校を調べてみました!
2013年度に海外修学旅行に行っていた高校の資料が見つかりました。
資料を参考に、コロナ渦のあとの2023年度あたりからの修学旅行先も分かる範囲で載せました。
各高校の公式ホームページに書かれている情報を参考にしています。
愛知県立愛知総合工科高等学校
2019年度の修学旅行先は「台湾」でしたが、
2024年度は「沖縄」でした。
愛知総合工科の公式ホームページのTOPページにある「公式Instagram」に沖縄の修学旅行の様子が載っています。
愛知総合工科は3年生の4月に修学旅行に行くんだね。
愛知県立三好高等学校
2018年度の修学旅行先は「香港・マカオ」でしたが、
2023年度は「広島・USJ」でした。
三好高校の公式ホームページ「学校案内」のQ&Aの中に「三泊四日で台湾に訪問する予定」と書かれているので、2024年度は「台湾」に行った可能性が高いです。
修学旅行の情報がアップされ次第、追記します。
愛知県立豊田東高等学校
2019年度の修学旅行先は「台湾」でしたが、
2021年度は「広島県・山口県」
2022年度は「長崎県・福岡県」
2023年度は「長崎県・福岡県」とコロナ渦以降は国内になっていました。
ユネスコスクールの記事内(2023年度活動報告)に、「国際理解教育については、台湾修学旅行を再開する予定であり、探究活動をベースに国際理解に取り組みたい。」と書かれています。
2024年度の修学旅行先は「台湾」だったのかもしれません。
こちらも情報が分かり次第追記しますね。
豊田東高校の公式ホームページの学校生活「夢風ーYUMEKAZEー」に2019年度の修学旅行(台湾)の様子が載っています。
愛知県立一宮商業高等学校
2018年1月に、二泊三日「香港」に行きましたが、
2024年度は 二泊三日で「神戸・広島」に行っています。
一宮商業の学科は、国際ビジネス科、経理科、情報処理科の3つでしたが、令和5年度から地域ビジネスとITビジネスの2つの学科に変わりました。
国際ビジネス科がなくなったので海外修学旅行がなくなったのかもしれません。
一宮商業では、令和7年度から一商オリジナルの体験重視の修学旅行(国内)にリニューアルすることが決まっています。
一宮商業高校の公式ホームページ「学校の行事」に一商オリジナルの体験重視の修学旅行の詳細が書かれています。
愛知県立春日井泉高等学校
2023年度、春日井商業高校は「春日井泉高校」として新しくスタートしました。
2013年度、まだ春日井商業高校だった頃は、国際ビジネス科のみ「台湾」に行きました。
2023年度の修学旅行先は「京都・大阪」でした。
春日井泉高校の公式ホームページ「お知らせ」2年生修学旅行に行き先の詳細が載っています。
愛知県立中川清和高校
2023年度から中川商業高校は『中川青和高校』全日制・単位制高校 になりました。
2013年度、中川商業高校の国際ビジネス科の修学旅行先は「台湾」でしたが、
2024年度の修学旅行は「神戸・大阪」とのことです。
愛知県立春日井高等学校(定時制)
2013年度の春日井高校の定時制の修学旅行は「韓国」でした。
2023年度は、行き先が「長崎」と書かれています。
春日井高校公式ホームページ「定時制 修学旅行」に詳細が載っています。
愛知県立岡崎商業高等学校
2013年、岡崎商業高校の国際ビジネス科の修学旅行先は「マレーシア、シンガポール」でした。
国際ビジネス科はコロナ渦以降、海外修学旅行ができない代わりに「英語研修プログラム」を実施しています。
2023年3月にはグローバルカルチャーリサーチ(海外研修)として、4年ぶりに国際ビジネス科の2年生が「台湾」へ行きました。
2024年1月に、修学旅行で「広島・神戸」に行っています。
国際ビジネス科がこちらの修学旅行にも行ったかの詳細が分からず…ごめんなさい。
修学旅行の最終日は、あべのハルカス、吉本新喜劇、生八つ橋体験、京都映画村、留学生と周る京都、などなど、それぞれのコースで楽しんでいる様子が公式Instagramに載っていました。
愛知県立鶴城丘高等学校 韓国
2013年、2014年と鶴城丘高校の修学旅行先は「韓国」でした。
台湾の修学旅行の様子はコチラに載っています。
2023年度の修学旅行先は「広島・岡山・兵庫・大阪」でした。
2024年度の修学旅行先は発表され次第追記します!
愛知県立豊橋商業高等学校
2013年、豊橋商業高校の国際ビジネス科の修学旅行先は「中国」でした。
2024年の修学旅行先は「広島・神戸・大阪(USJ)」でした。
2日目はコース別に分かれて楽しんでいるようすが公式Instagramに載っていました。
名古屋市立名東高等学校
2013年の国際英語科の修学旅行先は 「韓国」でした。
コロナ渦の数年間は国内修学旅行となっていましたが、2023年10月の修学旅行先は「韓国」となっています。
国際英語科の修学旅行(韓国)の様子はコチラです。
普通科の修学旅行先は広島です!
名古屋市立北高等学校
2013年の国際理解コースの修学旅行先は「シンガポール」でした。
コロナ渦の数年間は国内修学旅行(北海道)となっていましたが、2024年11月の修学旅行先は「シンガポール・マレーシア」となっています。
北高校の公式Instagramに国際理解コースの修学旅行の様子が載っていました。
普通科の修学旅行先は、岡山・広島です。
修学旅行費の上限額はあるのか?
多くの自治体では保護者の負担が重くならないよう、公立学校の修学旅行については「修学旅行実施基準」を定めていて、その中で修学旅行費用の上限額も示しています。
令和6年度(2024年度)都道府県・政令指定都市 修学旅行実施概要一覧に愛知県の修学旅行の「旅費」について書かれています。
愛知県の公立高校(2024年7月現在)
- 国内 三泊四日以内 国内は上限80,000円程度(消費税を含む)
- 海外 四泊五日以内 海外は上限125,000円程度(消費税を含む)
ところで記録的な円安で海外への旅費が1.5倍近くかかると聞きました。
約6年前の、娘の国内の修学旅行でも80,000円の上限額ギリギリでしたが、円安の今、125,000円程度で海外へ修学旅行に行けるのでしょうか?
最後に
うちの娘と息子は公立高校出身ですが、修学旅行代は国内で、娘→約8万 息子→約7万でした。
入学時に修学旅行積立金(数万円)を支払い、そこから年に3回、1万円ずつ積立金として引き落とされていました。
それでも結構な支払額だな…と思っていたのですが、海外修学旅行だとパスポート代、お小遣いも含めると国内修学旅行の倍以上の費用がかかりますね。
と、まぁ費用のことばかり書いてしまいましたが、若いうちに海外に行くのは大賛成です!
スーツケースはキャスターがしっかりしているモノをを選ぶと、旅の快適度がグッと上がるのでおすすめします。
大学に入ってからスーツケースを使う機会は多いよ。