息子は家から5キロの距離にある高校に、30分ほど時間をかけて自転車通学していました。
先日息子に「暑い日と寒い日の自転車通学でどっちが大変だった?」と質問してみたところ、「どっちも大変だけど、炎天下で日影がないところを自転車で走るのは暑過ぎて大変だった」と言われました。

夏休み中のお昼の暑い時間帯に部活に行くのは大変だったなぁ。
近年では4月後半にはすっかり暑くなっていますし、7月に入れば35度超えの日が当たり前になります。
そんな暑い日に自転車通学させるのは親も心配ですよね…。
この記事では息子が実際に使っていた「暑い日の自転車通学」を少しでも快適にする方法・グッズを紹介します。

自転車通学をしている学生さんの参考になれば嬉しいです。
暑い日の自転車通学を少しでも快適にする方法
息子が実践していた暑い日を少しでも涼しく通学する方法についてまとめました。
暑さ対策(首を冷やすグッズ)
身体を効率的に冷やすには、「首の両脇」「脇の下」「足の付け根」を冷やす必要があるのですが、自転車通学中に冷やせるのは「首の両脇」です。

首筋は脳に血液を運ぶ太い血管があるので、この部分を保冷剤で冷やすと効果てきめんです!
- 首を冷やすタイプのネックリング⇒高校に到着する頃には全く冷たさを感じなくぬるくなっていると言われました。
- 首掛けタイプの扇風機⇒自転車を漕いでいると邪魔になると言われました。
- ネッククーラー⇒学校内で盗難があったため使用が禁止されました。
最終的に気に入って使っていたのはこちらのアイスバッグでした。
こちらのアイスバッグの冷たさは通学の「行き」までしか持たないので、「帰り」用にピーコックを持たせていました。
ピーコックは部活中に使う日もあったそうです。

しっかり蓋をしておけば、帰りも氷が残っていて冷え冷えだったよ。
接触冷感グッズを使用する(下着など)
下着や靴下など、身につけるものは「接触冷感」のものを使用すると、かなり涼しくなります。
ケロケロママは「接触冷感」のTシャツなどあまり信じていなかったのですが、今年初めて使って手放せなくなりました…。(遅すぎ)
遅ればせながら、この夏に使う息子のシャツ、靴下は接触冷感のものを購入しています。
息子は普段ワークマンでインナーや靴下を買っています。
保冷グッズが揃っていて、店内を見ているだけで楽しいです。
⇒ワークマン公式オンラインストアはこちらです。
日焼け対策(腕カバー・足カバー)
「スポーツ用の冷感タイプの腕カバーと足カバーをつけていると、直射日光が肌に当たるのを防ぐので暑さがかなり違う」、と聞いて息子用に購入したものがこちらです。
足カバーはこちらを購入しましたが、息子は制服で通学していたので殆ど使うことがありませんでした。(数回、部活の日に使っていました)
汗に耐えられる日焼止め
今どきは男の子も日焼けを気にします。
ユニセックスなデザインが気に入って、息子が大学生になってからも使い続けている日焼け止めはこちらです。
男性化粧品メーカーが作っている日焼け止めなのですが、外でテニスをしている娘も使っています。NULLを使うようになってからヒリヒリすることは無くなったそうです。
- 一切白くならない
- ベタつきがとても少ない
- ノビがよいから、からだにも塗りやすい
- ウォータープルーフですがクレンジング不要
- 無香料

SPF50+、PA++++、ウォータープルーフと日焼け止めスペックは最上位です。
汗の対策(冷やしタオル・汗拭きシート)
制汗スプレーや汗の匂い対策をする前にしっかり汗を拭き取ることが大事です。
我が家では、毎年暑くなると「冷やしタオル」を作って息子と娘に持たせていました。
冷やしタオルの作り方はこちらのサイトが分かりやすくておすすめです。
⇒IKEUCHI ORGANIC

夏は大きめの保冷バッグに、お弁当と冷やしタオルを一緒に入れて持たせていました。

少し早めに登校して、教室で冷やしタオルを使って首筋や脇を冷やしたり顔や身体を拭いてたよ。
保冷バッグのおかげで学校で取り出してもまだ凍っていたので、タオルをメリメリッと広げてから使っていたそうです。
冷やしタオルを使って身体全体をしっかり拭くと、汗の引きが早いとのことです。
娘は夏の体育や部活のあとはビオレの汗拭きシートを使っていました。
シャツに水をかけて通学していました!
これは自転車通学している「男子」だからできる方法なのですが…
暑い日は霧吹きでシュッシュッとカッターシャツに軽く水をかけて送り出していました。
女の子は制服を濡らすのはあまりおすすめしませんが…、男の子は髪の毛などしっかり目に濡らしても到着する頃には乾いています。

軽く濡らした状態で自転車で走ると風が当たって気持ちいいよ。
熱中症対策に梅干しが効果的です!
10年以上前ですが、ケロケロママは半日、ほとんど水分を取らずに買い物のため歩き回っていたら軽い熱中症になりました。
慌てて水を飲んだり塩を舐めたりしたのですが、なかなか効果が現れず…
冷蔵庫にあった梅干しを2個食べたところ、ようやく落ち着くことができました。
※熱中症の症状の出方、治り方には個人差があります。
そんなこともあり梅干しには信頼を置いていて、夏のお弁当に必ず1個入れています。
干し梅などを持たせる日もあります。
自転車の運転を楽にするために出来ること

空気圧の調整で自転車を漕ぐ大変さは大きく変わります。
タイヤの適正空気圧はタイヤ側面に書かれています。
息子が通学で乗っているシティサイクルは300kPa(3気圧)と書かれていますが、自転車を購入した際にお兄さんから「500kPa(5気圧)程度にしっかり充填すると走りやすくなりますよ」とアドバイスをもらいました。

空気を入れ過ぎるとパンクの原因になるから注意してね。
最新型の空気入れですが、セールを狙うとかなりお得に購入することができます。
指定した空気圧で止まるので便利です!
最後に
運動部に入っているお子さんは、真夏の一番暑い時間に自転車で登下校する日がありますよね。
息子も暑い時間の登下校で真っ赤な顔をして帰って来ることがありました。
心配で色々な「冷却グッズ」を購入することを提案したのですが、高校生なので人目が気になって「使わない」と言われることもありました。

おばさんになると人目は気にならなくなるんですけどねぇ。
自転車通学のお子さんだけでなく、徒歩(電車)通学のお子さんも暑さ対策は必要です!

一番おすすめなのは日傘だよ。