大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
愛知県では公立高校を2校受験することができます。
娘が通っていた中学では、A高校の滑り止め校としてB高校を選ぶ子が多かったのですが、娘はB高校には絶対に行きたくないと言ったので「A高校を1校受験」することに決めました。
娘がB高校に行きたくなかったのは、「校風が自由過ぎて勉強をやる気がない子が多いから」「B高校の先生は最低限の勉強しか教えてくれなさそう」等々の理由がありました。
私はその言葉を否定することなく、A高校より偏差値は3~5程度低いくらいでしたが、B高校のことをもの凄く下に見てました。
A高校の滑り止め校だしね~、って馬鹿にしてました。
見学に行ったこともないB高校の悪口を娘と話していたことを後悔したのは、息子がB高校を受験することが決まった時です。
内申が低かった息子はA高校の受験は許されず、B高校を1校受験することになりました。
B高校に対する悪口が見事にブーメランとなって戻って来たのを感じました…。
どこの高校であれ、家で他校の悪口を言うものじゃありません。
特に受験前の子どもには、どこの高校であっても悪口を聞かせることは百害あって一利なしなのです。
今回は、娘が行きたくないと言って馬鹿にしていた高校に息子が入学した話をまとめます。
馬鹿にしていた高校に息子が入学が決まった日
息子はどれだけ頑張っても内申が全く上がらなかったので、A高校は諦めてB高校をだけ受験することになりました。
担任の先生と塾の先生からは、B高校でもチャレンジ受験だと言われてました。
なのでB高校の合格が分かった瞬間は、息子と2人で何度も番号を確認して大喜びしました!!
息子は喜んでいたものの、娘と私の話を「B高校の悪口」を聞いていたこともあり、入学前にどこかB高校を見下す発言をすることがありました。
私が息子の前で悪口さえ言っていなければ、息子はもっと合格を手放しで喜べたはずなのに…と反省しました。
想像と全然違っていたB高校
入学後、息子は実力テストでも定期テストでも常に学年1位を取るほど成績の良い友達ができました。
息子は最初の実力テストで50位以内には入りましたが、その後のテストではどれだけ努力しても1桁の順位を取れることはありませんでした。
「偏差値的に余裕を持って入ったはずのB高校なのに、がんばっても上位の成績を取ることができない」
息子はここで初めて、B高校を見下していた自分を恥ずかしいと思ったそうです。
上位の成績の友達はみな、テスト前以外でもコツコツと勉強する子ばかりでした。
面倒見の悪いと勝手なイメージを作っていたB高校の先生方は、テスト前になると授業後に自主的に「補習」を行ってくれたり、とても親身になって勉強を見てくれました。
伝統のある高校なので、様々な分野で有名になった卒業生が講演をしに来てくれたり、体育大会などの学校行事も充実していました。
「私はB高校の何を知って悪口を言っていたのか?」と、ここでも反省することとなりました。
B高校を卒業した娘の友達
A高校に不合格になり、B高校に進学した娘の友達がいました。
その友達はB高校で1年生からずっと勉強を頑張り続け、常にトップの成績を維持することができたので「大阪の有名私大の推薦をもらえたよ!!」と嬉しそうに報告してくれました。
どこの高校かは関係なく、入った高校でどれだけ努力できるかが大事なんだよね!!
愛知県で2番目に偏差値の高い高校
愛知県で2番目に偏差値の高い高校に進学した友達は、先生から「お前たちは2番目だ」と常に言われるからムカつく!!と文句を言ってました。
2番目でも凄すぎなんだけど…
1番目だと他県の高校の偏差値と比べられるのかな…?
生徒の闘争心を煽って、少しでも上のレベルの大学を狙わせる意図があるのかもしれませんが、「2番目」だと連呼され続けたら嫌な気持ちにしかなりませんよね。
友達、めっちゃ怒ってたしね~
今どきは「褒める子育ては良くない」という内容の本も出ていますが、私が学生だったら少しでも成績が上がれば先生から褒めまくってもらいたいです(笑)
コチラは通称「ほめちぎる教習所」の実話です。ビリギャルの坪田信貴先生が監修している本で、教習所がテレビでも放映されたことがあります!!↓
最後に
「評判は悪いけど、通ってみたらとても良い高校だった」そんな高校は世の中に沢山あるはずです。
評判は悪くても自分にはとても合っていることもあります!!
この記事を読んでいる受験生の中に、あまり気が進まない高校に進学予定の方がいるかもしれません。
でもどこの高校でも、100%高評価なところはありません。
私の通っていたA高校も、評価は真っ二つに割れていて、勉強が厳し過ぎるからって退学した子もいたんだよ~
退学まではしなくても、入学したことをずっと後悔して文句を言っている生徒もいたそうです。
娘は自由な校風の高校より厳しい高校を志望していたので、B高校は合わないと最初から言っていましたが、もし入学したらそれなりに楽しく通ったんじゃないかな?と今になって思います。
その逆で息子がA高校に入っても勉強・勉強で窮屈な3年間を送るだけだったかもしれません…。
さて息子がB高校に入学して1年経ちましたが、クラスに仲良しな友達ができ、部活ではとても良い顧問の先生・先輩に恵まれました。
担任の先生はとても優しくて、バレンタインデーにはクラス全員にクッキーを配ってくれたそうです。
息子が毎日楽しそうに高校の話をするので、いつの間にか私もB高校が大好きになっていました。
調子いいな!!と自分で自分にツッコミを入れる毎日です。
春になると買いたくなる鮮やかな桜の木をご紹介します!!
1年前、子どもたちの入学祝にいただきました。
魔法の水をかけることで桜の枝がじわじわ~っとピンク色に染まって行き、ゆっくり満開になって行く過程をひたすら子どもたちと見ることが出来て、とても楽しかったです!!
想像以上に桜の花がモコモコになってたね!!
娘は落ちた花びらを瓶に入れて保管していますが、今でもとっても色鮮やかなピンクです。
12時間で咲く不思議な桜シリーズ【Magic桜】
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