大学3年生の娘と高校3年生の息子がいます。
娘は自転車で5分の距離にある高校に通っていました。
歩いても10分ほどで到着できるくらい近い高校だったので、大雨の日は傘を差して歩いて通っていましたが、「雨の日に自転車に乗るのは大変だ」とよく言ってました。
靴下と前髪がびっしょびしょに濡れちゃうんだよ~。
息子は現在、自転車で25~30分の距離にある高校に通っています。
徒歩では時間がかかり過ぎるので、大雨の日はレインコートを着て「完全防備」をした状態で自転車通学しています。
少し距離がある高校に通っている息子のレインコート選びはとても迷いました。
レインコートって値段の幅が広いんです。
レインコートは雨の日でも安全に自転車に乗るために絶対に欠かせないものですから、妥協せずに買いたいですよね!
今どきは300円出せば使い捨てに近い品質のレインコートを買うことができますが、息子のように通学時間が長めの方は「大雨の日の登下校で絶対に濡れないレインコート」を購入することをおすすめします。
では一体どのようなレインコートを選ぶべきなのか?
雨の日に着るレインコートやその他のオススメグッズについて順番にご紹介します!
雨の日の自転車通学(レインコート選び)
レインコートを着ていたのに濡れて帰宅した息子
娘が自転車通学を始めるまで、「レインコートなんて何を着ても同じでしょ?濡れなければいいんだから!」と思っていましたがこれが大間違いでした…。
息子がまだ中学生の頃、雨が降りそうな日に自転車で塾に行くと言うので100均で購入したレインコートを持たせたところ、帰りは大雨となり…
塾から家まで5分の距離なのに、レインコートの中まで水が染みてびしょびしょに濡れて帰宅したことがありました。
外に出て2分もしない内に水が染みてベタベタになって気持ち悪かったよ。
息子はレインコートをしっかり着ていたのに、なぜベタベタに濡れてしまったのか気になって調べてみたところ、「対水圧」が低いからだと言うことが分かりました。
レインコートの対水圧とは?
「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。
例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)引用:ブリヂストンスポーツ株式会社
- 小雨:約500mm
- 中雨:約2,000mm
- 大雨:約10,000mm
- 嵐 :約20,000mm
※一般的なナイロン傘の耐水圧:約200~500mm程度です。
100均一のレインコートは薄手のポリエチレン素材だったので、耐水圧はかなり低かったはずです。
息子の場合、片道25分ほどの通学時間なので、大雨に耐えられるくらいの「耐水圧」のレインコートを購入することに決めました。
通学なら耐水圧が10,000mmあれば片道25分の距離でも大丈夫なはず!
レインコートを買いにワークマンへ
最初は大手ショッピングモールでレインコートを探したのですが、残念ながら耐水圧が高いものが売っていませんでした。
私が行ったショッピングモールではレインコートは値段が高めのものが1種類しか置いていなかったので、別のお店に探しに行くことにしました。
皆さん、ショッピングモールでレインコートを買わないのかな?
近所の男の子がいるママさんに相談したところ、「レインコートはワークマンが一番種類が豊富だよ!」と教えてもらったので早速行ってみました。
息子と一緒に近所のワークマンに行ったところ、迷ってしまうほど沢山の種類のレインコートが置いてありました!
その後別のママさんから「スポーツ用品やレインコートはワークマンプラスがおすすめだよ!」と教えてもらいました! ➔ ワークマンプラス公式ホームページはこちらです
※ワークマンプラスの方が一般客向けとのことです。
注)私はワークマンの回し者ではありません!
家から通える範囲に3店舗あったので全て回ってみました。
レインコートはワークマンの店舗に掲載されていないものも売っていたので、サイズを確認するためにもお子さんとお近くの店舗に足を運んでみることをおすすめします。
Tシャツや水筒も学生が使いやすいものが売っていたからお店の中を見ていて楽しかったよ!
息子がレインコートを購入した決め手は以下の3点でした。
- 耐水圧/10,000mm(最低条件)
- 裏がメッシュ加工になっているので蒸れにくい
- リュックを背負ったまま着ることができる
息子は身長185cm、体重64キロ、肩幅広め細身な体形なのでLLと迷ったのですが、3Lを買いました。(上下とも丈がジャストサイズでした)
部活で夕方遅くなることを考えて、夜道でも目立つようにライムグリーンを選びました。
キレイな色で息子のお気に入りのレインコートになりました。
裏メッシュ加工だから大雨の日でも蒸れにくいし着やすいよ!
購入したレインコートで唯一残念だったのは、フードにバイザー部分が無かったことです。
下にも書きましたが、大雨の日は透明なレインバイザーをフードの下に使用して顔が濡れないようにしています。
ところで最初に「ワークマン」と聞いた時は、「男性用品しか売ってないのかな?」と思いましたが、女性用の可愛いらしい色のレインウェアも売っていました!
女性のレインウェア選びにもおすすめなお店です。
レインポンチョはやめておいた理由
小雨の日だったらレインポンチョでも良いのでは?と娘用に購入したことがあるのですが…
風の強い日に着用したところ、前かごに縛り付けていたポンチョの固定ひもが取れて、バサーッとめくれ上がり前が見えなくなり…「転びそうになって危なかった~」と言っていたので慌ててレインコートを買い直しました。
ポンチョだと雨が横から降り込んで来るから、足元がベタベタになったよ~。
雨の強い日はポンチョの下にレインパンツも履いた方がいいね。
娘用に買ったレインポンチョは1000円以内のお値打ちなものだったので、素材もペラペラだったのでバサーッとめくれ上がったんだと思います。
こちらのような耐水圧がしっかりしている厚手の生地のレインポンチョを買えば良かったと反省しました。
レインポンチョやスーツの安全性についてこのように書かれていました。↓
- 自転車との組み合わせによってはポンチョやロングポンチョの裾や、レインスーツのドローコードが駆動部に接触し巻き込まれることがあります。使用する前に、レインウェアと駆動部が接触していないか確認しましょう。
- 前かごまで覆うよう前丈が長く作られているロングポンチョは、風にあおられ舞い上がった際に視界が遮られることがあります。風の強い日は使用しないようにしましょう。引用:国民生活センター
こちらのサイトには「自転車用レインウェアの運転への影響と安全性について」詳しく書かれていますのでレインコートを購入する前の参考にしてくださいね。
雨の日のおすすめグッズ
防水手袋
冬の雨の日の自転車通学は、手袋がないと手がかじかんでしまいます。
手がかじかんで自転車のブレーキがかけれなかったと言っていた友達がいたよ!
息子が冬になると晴れ・雨関係なく毎日使っている手袋はコチラです。
私も使ってみたところ、ハンドルカバーいらずの温かさだったので、今年は娘用にピンクを購入したところ、大喜びで使っています。
雨の日に使える手袋があるんだね。
防水リュックカバー
安いから1つくらい買っておくか…と言うノリで購入したリュックカバーがこんなに活躍するとは思いませんでした。
安いからと侮ってました!
前かごに荷物を入れて上からすっぽり被せて使うこともあるよ!
息子はクルクルッと丸めて、急な雨用に常にリュックの中に入れています。
自転車通学する人は1つは持っておいて欲しい商品です。
防水スプレー
運動靴に防水スプレーを吹きかけておくことで、多少の雨なら十分に防げます。
シューズカバーは、娘も息子も面倒だからと言って使いませんでしたが防水スプレーは使っています。
アウトドア用完全防水靴下
「濡れない」「蒸れない」「かさばらない」をすべて実現した靴下です!
娘と息子に1足ずつ買ったところ、大雨の日でも靴下が濡れず学校で快適に過ごすことができたそうです。
ふんわりと柔らかな感触で肌なじみがよく、長時間の着用でも疲れを感じさせない自然な履き心地と書いてありましたが、本当にその通りでした!
この春から自転車通学を始める甥っ子にプレゼントしたところ、早速雨の日に使ってくれました。
娘が4年間以上使っているレインウェア
娘が高校入学時に購入して、大学生になった今も使っているレインコートはこちらです。
こちらを購入した決め手は以下の3点でした。
- 大きな透明バイザーが付いている
- 二重になったゴム入り袖で雨が入り込まない
- リュックを背負ったまま着ることができる
大学生になってから最寄りの駅まで自転車で通っていますが、今でも現役で使っています。
5~10分の距離だったら水も全然染みないよ!
近距離(10分程度)の自転車通学の女の子におすすめなレインウェアです!
最後に
レインコートは男子でも、出来るだけ明るい色のものを選ぶと視界の悪い日でも安心です。
男の子は明るい色のレインウェアは嫌がるかな?
そんな男子には、反射テープ付きのレインウェアを選ぶことをおすすめします。
反射テープは息子の自転車にもペタペタと貼ってあるのですが、明るい色はやめてくれ!と頼まれたので、自転車と同色の黒の反射テープにしています。(半年経ちますが雨が降っても剥がれていません)
夜間の車の運転中に、真っ黒な服装で自転車に乗っている人が横道から出てくるとヒヤッとするので、事故防止のために少しでも明るい色のレインコートで雨の日を過ごしましょう。
安全第一!
★薄暗くて視界の悪い雨の日や、部活帰りの暗くなった道を走るのが心配だったので、元々自転車に取り付けてあるライトより更に明るく光るライトを購入して取りつけました。
チカチカと点滅させることで自転車の存在がすぐに分かるので、堤防を通っていて犬のお散歩をしている方もサッと横に避けてくれるから助かると息子が言ってます。
安いライトだと1カ月もしないうちに壊れたと息子の先輩が言っていたので、購入するときは「安物買いの銭失い」にならないようご注意くださいね。