娘がまだ高校受験生だった頃、先輩ママさんから「受験が終わったあとの春休みは入学準備で忙しいよ!」と言われました。
その話を聞いたときは「高校受験」を終わらせることだけで精一杯だったので、終わった後はどんな忙しさになるのか、想像もつきませんでした。
初めてのお子さんが高校に入学が決まると、一体何を準備したら良いのか分からないですよね。
この記事では入学するために準備するもの、そしてどのくらい費用がかかったのかについてまとめます。
今年高校に入学するお子さんがいる保護者の方の参考になれば幸いです。
公立高校合格発表の日のスケジュール
まず最初に、愛知県の公立高校の合格発表当日のスケジュールを簡単にまとめます。
公立高校に合格していることを前提にまとめています。
※愛知県の公立高校の合格発表は令和6年3月8日(金)です。
- 午前中に合格発表の確認(高校の掲示板でも家のパソコンで確認してもOK)
- 午後から中学に登校する
- 中学校で「高校の入学に必要な書類」が入っている封筒を渡される
中学校で渡される「高校の入学に必要な書類」とは?
午前中に公立高校の合格を確認した息子は、中学に到着して誘導されるまま体育館に入ると担任の先生から「おめでとう」の言葉とともに「合格証明書」と「高校から届いた入学に必要な書類が入っている封筒」を渡されました。
合格証明書と一緒に渡された封筒(入学書類)の中身です。
- 入学説明会の日程が書かれているプリント
- 入学説明会当日に行われる物品購入の案内書
- 入学にあたっての誓約書
- 入学金納付書
- 銀行引落依頼書
「物品購入の案内書」には教科書、制服、体操服、体育館シューズ、補助バッグ、電子辞書の金額が記載されていました。
合格発表後の入学説明会で購入するもの
公立高校の「合格者向けの入学説明会の日」は合格発表後早ければ翌日、遅くても1週間以内には行われます。
※昨年度から合格発表の日が早まったので、1~2週間くらいで行う高校が最多です。
こちらは2024年春の入学生の合格説明会の日程です。
【愛知県の公立高校】2024年3月に行われる合格者説明会の実施日程をまとめました!
入学説明会は「高校で使う物品購入の日」でもあります!
教科書を持ち帰る学校ではかなりの重量となるので、保護者はかならず参加する必要があります。
入学説明会当日のスケジュール
入学説明会当日のスケジュールの詳細です。
- 体育館の入り口で受け付けの方に「入学にあたっての誓約書」と「入学納付金証明書」を渡します。
- 体育館(もしくは教室)の指定された椅子に座ります。
指定された椅子の上には入学後に提出する書類と「春休みの課題」が置いてあったよ。
体育館で入学後の説明を受けた後、物品の購入をするために息子と一緒に体育館と武道場に設置された各売り場を回りました。
物品を購入する際の注意点
息子の通う公立高校では、入学説明会当日は以下の物品の販売がありました。
- 教科書(当日持ち帰り)
- 制服(説明会当日は採寸と注文だけ)
- 体操服(説明会当日は採寸と注文だけ)
- 体育館シューズ(当日持ち帰り)
- 室内スリッパ(当日持ち帰り)
- 補助バッグ(当日持ち帰り)
- 電子辞書(当日持ち帰り)
<物品を購入する際の注意点>
高校1年生で使う教科書を一括購入するので持ち帰るのはかなり重いです。
制服は当日は採寸と注文、お金の支払いだけで後日引き取り(or配送)となります。
息子の高校は体操服は半袖、長そで一括注文でした。(シューズと体操服はサイズのサンプルが置いてあり試着することができました)
各物品ごとにおつりのない状態で封筒に分けておくと、お子さんと手分けして購入することができるのでおすすめです。
私は教科書を買ってくるから息子はシューズを買ってきて!と2人で手分けして購入しました。
説明会当日に制服の採寸・購入はできますが、かなり混み合いますので、「制服の販売店」が分かるなら直接お店に行って採寸・購入を済ませておくことをおすすめします。
※制服の販売店は各高校の公式ホームページで確認することができます。
教科書の購入
教科書は一年生で使う分を一気に購入するので凄い重さになります。
教科書を持ち帰る方法は3つあります。
- 学校で宅配便を頼む(頼める高校と頼めない高校があります)
- 近所のコンビニに持ち込んで宅配を頼む(近所にコンビニがない高校もあります)
- 車で持って帰る(車の来校NGな高校もあります)
宅配便でお願いするのが一番おすすめなのですが…徒歩(公共交通機関)で持ち帰る場合は中~大サイズのキャリーケースをご用意ください。
教科書以外の物品は息子が持って来たリュック(大)に全て入れました。
入学説明会のために準備するお金
息子の高校の入学説明会で必要となったお金についてまとめます。
※1000円以下四捨五入しています。
※制服代・物品の金額は各高校で違います。
金額は大体の目安として書いています。
- 体操服 約2万6千円
- 体育館シューズ 約4千円
- 室内スリッパ 約2千円
- 教科書 約3万6千円
体操服は半袖と半ズボンを2枚ずつ、長そでと長ズボンを1枚ずつ購入しました。
- 制服(夏・冬合わせて) 約7万円
- 電子辞書 約2万5千円
制服のシャツは長袖と半袖、各2枚ずつ購入しました。
上記のものを全て購入すると、入学説明会の日に必要となった金額は約16万3千円でした。
制服はうちの息子は学ランだったので、夏服と冬服合わせて約7万とかなり安くなっておりますが、最新のブレザーの制服だとプラス3~5万ほどかかると考えておいてください。
電子辞書についてはこちらの記事にまとめてあります。
ところで公立高校では年に3回ほど授業料や積立金などの諸経費が指定口座からまとめて引き落とされます。
PTA会費などが1年分まとめて引き落とされ、修学旅行の積み立ても入っている状態で、最初(春)の物品以外の徴収金額は5万円でした。
※修学旅行の行き先で、高校によって徴収金額に多少の違いはあります。
息子の高校入学のために個人的に購入したものは以下の通りです。
- 自転車 約3万円(+保険料 約1万円)
- 通学用リュック・サブバック 約2万円
- 自転車通学用のレインコート 約5千円
- 通学用運動靴 2足で約1万円
約7万5千円必要となりました。
そして入学後は「部活代」もかかりました。
部活のケガ等の保険代、半袖Tシャツ2枚、冬用のお揃いの長そでジャージなど購入して約2万5千円かかりました。(夏には合宿費用で更に2万円かかりました)
部活によってかかる金額は違うよ。
公立高校とは言え、入学時にはまとまったお金が必要となります。
最後に
上に書いた入学前後でかかった金額をまとめます。
- 入学説明会で購入する物品代 約16万3千円
- 春の高校からの徴収金額 約5万円
- 個人的に購入したもの 約7万5千円
- 部活代 約2万5千円(+合宿費用2万円)
それ以外にもお弁当箱や水筒を買ったり、細々したものを合わせると我が家で高校入学前後で必要となった金額は約30万超えとなりました。
お金はかかりましたが高校に入学するために必要なお金ですし、制服やリュックや靴を購入するときは息子はとても嬉しそうな顔をしていたので「まぁ仕方ないか!」となりました。
新しい自転車を買ってもらえたのも嬉しかったなぁ。
入学おめでとうございます!高校生活を準備から楽しんでくださいね。
息子はザノースフェイスのリュックで通学しています。