大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
息子の通う愛知県の公立高校では、2022年の夏休み明けから1人1台タブレットが配布されました。
※他の高校に通っている息子の友達の話では、タブレットが配布された時期や授業中の活用方法は高校によって違っていました。
私が一番気になったのは、「タブレットを授業で使っているのに、電子辞書を購入する必要はあるのか?」と言うことでした。
タブレットで調べものができるなら、わざわざ高いお金を払って電子辞書を買う必要はないよね!
息子が高校に入学した2021年の春は、まだタブレットが配布されていなかったので、電子辞書を購入するのは当たり前だったのですが、2022年の春からは全学年で配布されています。
今年度の新高校1年生で、電子辞書の購入しようか迷っている保護者の方はいますよね。
今回は、配布されたタブレットと電子辞書、どちらを使った方が勉強しやすいのかについて、息子とその友達の意見を中心にまとめました。
新高校1年生の参考になれば幸いです。
高校2年生の電子辞書の所持率は?
息子は偏差値55の公立高校(普通科の進学校)に通っています。
息子のクラスメイトで、電子辞書の所持率はどのくらいか聞いてもらったところ、クラス全員持っていることが判明しました。(所持率100%)
部活の先輩、後輩に聞いてもらったところ、やはり全員持っていました。
クラスの男子の8割が、入学説明会で学校あっ旋の電子辞書を購入していたよ。
ゲーム仲間である、偏差値65~70の公立高校に通っている息子の同中出身の友達10人も、全員「電子辞書」を持っていることが分かったので、いくつか質問してみました。
全員ゲームで繋がっているので、すぐに返事をもらうことができました。
電子辞書を購入したのはいつ?
10人全員が、高校の入学式の前に電子辞書を購入していました。
- 10人中5人が高校の説明会で斡旋していた電子辞書を購入
- 10人中2人が自宅近くの家電量販店で購入
- 10人中2人がamazonで購入
- 10人中1人が兄弟のお下がりを使用(約3年前のモデル)
息子も3学年違いの姉のお下がりの電子辞書を使っています。
電子辞書を持っていないクラスメイトはいる?
偏差値70の高校に通う友達の話では、高校1年生のときに1人だけ電子辞書を持っていないクラスメイトがいたそうですが、他のクラスの友達の電子辞書をずっと借りていたので、1学期の途中で「やっぱり必要だ」と言って親に頼んで購入してもらったとのことです。
※電子辞書を持っていなかったクラスメイトは最初は紙の辞書を使っていました。
大学進学を考えて勉強するなら電子辞書は必要ってことですね。
電子辞書をよく使う授業は?
全員が「英語」と「古典」の授業で中心に電子辞書を使っているとの回答でした。
確かに、英単語と古文単語を調べるのによく使ってるよ。
電子辞書があることを前提に授業をする先生がいるので、持って無いとキツイという意見もありました。
紙の辞書の購入をすすめる先生はいるのか?
電子辞書からタブレットに移行し始めた世代なので、敢えてこの質問をしてみました。
「紙の辞書の購入をすすめる先生はいる?」と息子の友達に質問してみたところ、全員が「紙の辞書をすすめられたことは一度もない」との返答でした。
娘の高校、息子の高校、どちらも入学説明会の前に「電子辞書、紙の辞書の購入案内のチラシ」が配られ、説明会当日は紙の辞書も一緒に販売されていました。
今年も説明会で紙の辞書を売るのかな…。
電子辞書と紙の辞書を同じ体育館内で売っているのは不思議な光景だよねぇ。
タブレットと電子辞書、どちらが使いやすいのか
さて、本題に入ります。
高校2年生の途中からタブレットを配布され、すっかり使い慣れた高校2年生の息子たちですが、友達の話を聞いたところ高校によって使い方が違うことが分かりました。
息子が通う高校では「ロイロノート」というアプリを使って課題を提出しているのですが、友達の通う高校では課題が出ないので「ロイロノート」のアプリは入っていてもほとんど使っていないとのことでした。
授業形態として必要ならタブレットを使うけど、一切使わずに授業をする先生もいるよ。
タブレットの音が鳴るだけで怒る先生もいると言っていたので、全員が使って授業をしている訳ではないことが分かりました。
タブレットの良い点
- タブレットを使って板書を写真に撮ることで、あとからノートにまとめることができる
- 授業中の調べ学習に使える
- ロイロノートを使って課題を提出することができる
- チームズを使ってオンライン授業が受けられる
- パワーポイントを使ってプレゼンの資料を作ることができる
高校で配布されているタブレットはフィルタリングで制限がかけられているので、Youtubeや、勉強とは関係ないブログなど検索して見ることができません。
電子辞書の良い点
タブレットで検索した辞書と比較した電子辞書の良い点です。
- 正確、詳細に意味がわかる
- 細かいニュアンスの違いが載っている
- 対義語、類義語、用例、例文が豊富に出てくる
- 音声が聴ける
- 検索履歴が残る
- タイピングがやりやすい
- 軽くて剛性があるので持ち歩きやすい
- ネットの環境に左右されない(バス・電車などでも見れる)
- 電池持ちがよい
タブレットで検索すると出て来る「無料で使える英語辞書」は間違えていることがあるから、電子辞書を使って意味を調べるようにしているよ。
お金を払って購入した電子辞書と、無料のネットでは信ぴょう性の違いはどうしても大きいね。
結局どんな電子辞書を買えばいいのか?
電子辞書の良さが分かったところで購入しようかな!と決めても、種類が多すぎてどの機種を買ったら良いのか迷ってしまいますよね。
電子辞書では英和と古典辞典が一番よく使うのですが、
基本的に国語、漢和、英和、和英、古語辞典が入ったものが必要となります。
最低限の機能が入っている、お値打ちでおすすめな電子辞書はこちらです。
電子辞書はお下がりでも大丈夫?
電子辞書を販売しているブログではないので正直に書きますが、兄弟のお下がりや型落ちの電子辞書で大丈夫です!
息子は娘のお下がりの電子辞書を使っていますが、何の問題もありません。
お下がりを使わせる際は、充電(電池)がしっかりされるかだけご確認ください。
電子辞書のおすすめのメーカーは?
高校の説明会であっ旋されているメーカーは、カシオとシャープが多いです。
偏差値65~70の公立高校に通っている息子の同中出身の友達10人に使っている電子辞書のメーカーを聞いてみたところ、なんと全員が「カシオのEx-word」と答えました。
※私はカシオの回し者ではありません。
息子が使用している娘のお下がりの電子辞書もカシオです。
「タイピングの感触とか鮮明さがカシオのほうが1つ上に感じる」そんな声もありましたが、入学説明会や家電量販店などで実際触ってみて自分が使いやすい方を買ってください。
正直なところ入っている辞書や機能、金額に差は無いですし、使いやすさは慣れもあります。
入学説明会で学校あっ旋の電子辞書を購入するメリット
⇒3年保証が付いている、高校で同じ電子辞書を使っている子が多いから使い方を聞くことができる
家電量販店で購入するメリット
⇒型落ちの電子辞書をお値打ちに購入することができる
1年型落ちしただけでかなり安く購入できるよね。
あと、充電式の方が確かに「楽」なのですが、娘の使っていた電池式の電子辞書は、毎日使用しても数か月に1度しか電池交換はしなかったので、充電方法に必要以上に拘らなくても大丈夫です。
カシオ推しの記事みたいになっていますが、娘のクラスメイトはカシオとシャープが半々でした。
娘がカシオを選んだのも最初に手に取った方だから…というとても単純な理由でした。
(学校あっ旋の電子辞書なのでどちらも金額は同じでした)
自分が好きなカラーが出ている方を選んでいた友達もいたよ!
最後に
娘がまだ高校3年生の頃に書いた電子辞書についての記事はこちらです。
更に2年経った頃には、タブレットを超える電化製品が使われているのか?
それともパソコンがひとり1台配布されているのか?
次の電子辞書の記事を書くのが楽しみです。