大学3年生の娘と高校3年生の息子がいます。
副教科の勉強法は今更私が書く必要がないくらい、検索するとそれはもうたくさんヒットします。
検索して上位に出て来た10人の勉強法の記事を読ませていただきましたが、どの記事もとても参考になりました!
- 教科書、プリントを隅々まで読んで勉強する
- 提出物は期限内に必ず出す
- 授業は真剣に聞く
副教科の勉強法の記事では、この3点について必ず書かれていますが、息子はこれらをしっかり実行していても内申が3以上つくことがありませんでした。
副教科の内申が上がらないことに落ち込んでいる息子に対して、中学3年間、副教科で90点以下を取らなかった娘が、「え?そうなの?」と驚く内申を上げるアドバイスをしていました。
今回は中学3年間、副教科だけほぼオール5だった娘の副教科の勉強法の驚きのアドバイスについてまとめます。
※うちの娘は副教科は得意でしたが、英語は3年間通して内申3でした!
副教科だけ3年間ほぼオール5だった娘
副教科とは、音楽、技術家庭科、保健体育、美術の4教科のことを言います。
娘は副教科の定期テストは毎回ほぼ100点で、時々1~2問間違えて96点を取っていました。
実技も得意だったので、音楽、保健体育、美術は3年間ずっと内申5がついていました。
副教科で「3年間ぼほオール5」と書いた理由ですが、技術の先生が部活の顧問の先生で、娘はキャプテンをやっていたのに仲が非常に悪かったため、1年間テストで100点を取り続けても内申は4しかつきませんでした。
「授業態度が悪かった自覚がある」と娘も言っていたので、技術家庭科の内申は早々に諦めました。
授業中、無意識に顧問の先生のことを睨んでいたかも~!
無意識なら仕方ないね…。
副教科で90点以下を取らなかった娘の勉強法
書店で副教科のワークが売っているのですが、娘は一度も使ったことがありませんでした。
娘が副教科で90点以上取るために使っていたのは、教科書、授業で配られたプリント、先輩からもらった過去問の3点です。
先輩からもらった過去問で、副教科の先生が定期テストで記号問題か語句を書くのかを確認していたよ!
副教科のテスト勉強を一夜漬けでやる人もいますが、娘は最低3日かけて勉強していました。
一夜漬けで高得点が取れる人も中にはいるそうですが、副教科で満点を目指すなら3日は勉強しないと無理とのことでした。
<娘が副教科の勉強をしていたタイミング>
- 定期テスト3週間前の土日のどちらか
- 定期テスト1週間前の土日のどちらか
- テスト前日
副教科のために3回も勉強するの?と驚かれるかもしれませんが、学年順位1,2位を取っていた娘の友達も「副教科は最低3日は時間を取って勉強する」と言っていて、テスト範囲の教科書を丸暗記するくらい隅々まで覚えていました。
娘が通っていた中学では、市販のワークから問題が出されることはあまりありませんでしたが、通っている中学の先生の方針によっては、ワークから問題が多く出されることもあると思います。
必要に応じて購入してくださいね。
『教科書ワーク』
『定期テスト ズバリよくでる』
『中間・期末の攻略本』
『教科書ぴったりトレーニング』
大きな書店ではこのタイトルの問題集が置いてあります。
内申を上げるために実行すべきこと
- 教科書、プリントを隅々まで読んで勉強する
- 提出物は期限内に必ず出す
- 授業は真剣に聞く
副教科の勉強法に必ず書かれているこの3点はとても大事です。
この3点は全員が当たり前に実行しているから、内申を上げるためにはプラスαのことをやる必要があるんだよ。
教科書、プリントを隅々まで読んで勉強する
「教科書、プリントを隅々まで読んで勉強する」は定期テストの点数を上げるために当たり前としてやるべきことです。
上にも書きましたが、学年順位1,2位を取っていた娘の友達は、教科書のテスト範囲を丸暗記するくらい隅々まで覚えていました。
句読点の位置まで覚えていて驚いたよ…。
プラスαで必要なことですが、副教科の先生の定期テストの出題傾向をチェックしておくことです。
記述式の問題か?
記号を選択する問題か?
問題数はどのくらいか?
問題は教科書から出されるのか?
オリジナルのプリントから出されるのか?
先輩から過去問を見せてもらって出題傾向をチェックしておくと安心です!
提出物は期限内に必ず出す
提出物は期限内に出すことは、ほぼ全員やっていることです。
ここからは娘が実行していたプラスαです。
提出物のノートは、丁寧な文字で隅々までぎっしり文字を書くと評価が高くなるよ。
娘の副教科のノートを見たことがありますが、小さな文字で隅々までしっかり埋めてありました。(使っていたペンの色はシンプルに、黒、赤、青だけです)
一行で終わらせればOKの感想欄でも、小さな文字で三行に渡ってぎっしり書くくらいの徹底ぶりでした。
この記事を書くに当たって、娘の中学時代の書き込んだノートを探したのですが見つからず…
最近の大学の手書きの勉強した用紙ならあるよ、と写真をもらいました。
昔から「読める?」と聞きたくなるくらい隅々までぎっしり文字を書く娘です。
(手前が友達、奥が娘の用紙です)
中学時代のノートも、これと同じくらいぎっしり書き込んでいました。
授業は真剣に聞く
内申を上げたかったら授業を真剣に聞くのも当たり前ですよね。
娘が実行していた授業態度のプラスαはこちらです。
先生が話しているときは、目を輝かせてうんうんと頷きながら前のめり気味で授業を聞くことが大事だよ。
眠そうにボーッと授業を聞くのではなく、「先生の授業をしっかり聞いています」と目をキラキラさせながら聞くことが大事とのことです。
先生のジョークにも必ず笑うように!(声は出さなくてもニコッと微笑むだけでOK)、と息子はアドバイスされていましたが「できないよ…」と頭を抱えていました。
面白くないジョークに笑うことはできないよ…。
受検生は5科でも4科でもなく9科勉強してください
愛知県内の私立高校の推薦をもらう場合、9教科の合計内申が必要となるので、5科を疎かにして副教科の勉強ばかりする人がいます。
無事、合計内申が上がって推薦がもらえれば良いのですが、問題はもらえなかった場合です。
私立高校の入試問題は、国語、数学、英語が多いんだよね。
娘と息子の友達には、5科を疎かにして副教科の勉強を中心にがんばったけど、私立高校の推薦がもらえず、3学期に入って受験が始まってから痛い目を見た子が何人もいました。
高校の一般入試を受けるなら、9教科満遍なく勉強しておきましょう。
最後に
副教科で実技が苦手な方もいますよね!
ただ、副教科の内申は「実技の点数」だけで決まるものではありません。
上にも書きましたが「定期テストで良い点数を取る」「提出物は期限厳守する」「授業態度に気をつける」それに娘のアドバイスのプラスαを実行すれば、そこまで低い内申はつけられないはずです。
「実技は苦手だけど、定期テストや小テストで100点が取れるようにがんばる!」
という姿勢を、点数を取ることで先生にアピールすることが大事です。
スポーツが苦手な息子の友達は、実技の点数はビリだったのですが他のことに一生懸命取り組んでいたので内申4がついていました。
実技がトップでも、他のことを疎かにしていたので内申3しかつかなかった友達がいたよ。
もし納得がいかないくらい低い内申がついたなら、直すべきことを先生に聞きに行ってくださいね。
先生とコミュニケーションを取るためにも、内申についての質問は、親ではなく必ず本人が聞きに行くようにしてください。
さて、今回は副教科の点数の取り方、内申の上げ方を書きましたが…
息子は娘の言う通り、3回に渡って教科書の隅々までしっかり勉強したことで定期テストの美術で96点を取ることができましたが、内申は3のままでした…。
※中学3年生の息子の副教科の内申はずっとオール3でした。
息子が副教科の内申を上げるために本気になったのは中学3年生の二学期でした。
今までの息子のやる気がないイメージ、そして周りも受験生で同じように頑張り出して平均点が上がっていたこと、多分これらが原因で定期テストの点数が上がっても内申が上がることはありませんでした。
もっと早くから頑張れば良かったよ。
息子のようなことにならない為にも、この記事を読んだ中学生は次の定期テストから副教科満点を目指して勉強してくださいね。
■進研ゼミ中学講座
娘は小学4年生から中学1年生になるまで進研ゼミの教材を使っていましたが、こちら9教科定期テスト対策付きだったことを思い出しました。
今更、息子にやらせておけば良かったな…と思っています。
全教科勉強させたいとお考えの方は、まずは資料請求してみてくださいね。