大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
3学年差の姉弟です!!
同じ様に育てて来たはずなのですが…性格が犬と猫ほど違い「得意教科」と「勉強のやり方」も違います。
私は国語と数学が得意!!毎日コツコツ勉強するタイプだよ。
英語と社会が得意!!勉強はテスト週間にだけ集中してやるタイプ。
何でこんなに違うの?
高校受験の勉強の取り掛かりは、娘は1年以上前から、そして息子は数か月前からでした。
それなのに、模試の偏差値も入試の当日点も息子の方が点数が取れていることが不思議でした。
特に偏差値が違っていたのは「英語」です。
娘は何週間も前から必死に英語の教科書を暗記していても、どうにか平均点を超えて内申で3を取るのが精一杯…。
一方息子は、テスト前に教科書を一通り見返すだけで90点取れていました。
タイトルにした「努力できる子と地頭が良い子、最終的にどちらが勝つ!?」ですが、努力出来る子を娘、地頭が良い子を息子とすると、完全に娘の勝ちとなります。
サッと教科書を見返すだけで点数が取れる子にどうやって勝つことができるのか?
その理由を下にまとめます!!
努力できる子は地頭が良い子を超える?
息子の勉強能力が10とすると、娘は7くらいだと思います。
同じ勉強量をこなし続ければ息子が娘に勝ち続けることになりますが、娘は高校受験のころから息子の何倍もの勉強をやり続けて来ました。
そして息子より偏差値の高い高校に入学しました!!
娘は高校に入学してからずっと勉強をサボらず努力し続けて来て、最終的に学年1桁順位をキープするまでになりました。
この春から娘よりひとつ下の偏差値の高校に進学した息子は、入学して最初の実力テストで良い結果を出したことに満足して、その後の成績は下がり続けています。
高校1年生の夏の時点で娘に追い抜かれていることが分かります。
娘と息子を育てて来て多少の能力差だったら、勉強の質(真剣さ・効果的なやり方)と量でいくらでも超えられることが分かりました。
やればできるの言葉の裏側
夫は息子に「やればできる」と励ますことがありますが、私はこの言葉があまり好きではありません。
好きではない理由は、向き不向きや才能は個々に違うのに、何でも「やればできる」の一言で片づけられてしまうからです。
- 100mを10秒で走ること
- 美術(音楽など芸術方面)で賞を取ること
これらは才能があって、尚且つ伸ばせる環境がなければ無理です。
勉強に関しても、幼い頃から大金を積んでひたすら勉強ばかりさせていれば、そこそこの有名大学に入れるかもしれませんが…我が家には無理な話です。
そもそも「やればできる」と言われている時点で「やっていない」状態なんです!!
「やればできる」と言われなくても勉強を頑張ることができる娘。
「やればできる」と何度言われても勉強をやらない息子。
厳しい言い方になりますが、私は息子のことを「やってもできない子」だと思っています。
成績が良い子に共通していること
娘が高校時代に、成績が良いお友達にに共通していることは、「睡眠をしっかりとって朝ごはんをしっかり食べていること」だと教えてくれました。
朝ごはんを常に抜いている子に成績が良い子はいなかったよ~。
生活リズムが整っている→朝ごはんをしっかり食べてから登校する→脳がしっかり動くから勉強がしっかりできる と言う図式が成立しているとのことでした。
実は息子は朝ごはんをあまり食べません。
中学時代の反抗期をきっかけにほとんど食べなくなりました。
私が「朝はしっかり食べなさい」としつこく言うので、仕方なくシリアルを少しだけ食べて登校しています。
夜更かし&朝食をあまり食べない習慣が、息子の何かと努力しきれない性格を作ってるのかもしれません。
脳の活動にはたくさんのエネルギーが必要です
脳のエネルギー源となるのは、炭水化物ですが、ビタミンB1がなければ炭水化物をエネルギーに変換できません。
朝食はコーヒーだけ、夕食は外食か軽め、イライラ気分や元気がないときは甘い物で…。こんな人は、「3つの食べ方ルール」を取り入れてみよう。朝はたまご、夜は豚肉、おやつにチーズやナッツを食べるだけいい。引用:Gooday
この話をしたところ、朝は卵かけご飯と味噌汁を飲んで登校しました!!
私は5~6年前に炭水化物を控えるダイエットをしたことがありますが、仕事中頭がボーッとして動かなかったのですぐに止めた経験があります。
炭水化物を極端に減らすのは大人でも危険です!!
身体が完全に出来上がっているアラフィフでも、少し栄養バランスを崩すとこのような状態になるので、成長途中の子どもたちは尚更食生活に気をつけなける必要があります。
息子が高校受験の時に読んだ料理の本です。息子は東大を目指していませんが(笑)今でも献立作りの参考にしています。
最後に
「努力できること」こそが実は立派な才能のひとつなのです。
地頭か努力どちらか一つしか与えられないのなら、私は努力できる才能が欲しいです!!
息子は教科書をサッと見返すだけで英語で90点が取れる子でしたが、100点を取ったことは一度もなく、むしろ90点で満足している状態でしたが…
勉強を頑張っても平均点を少し上回るくらいの娘は、テストの点数を悔しがり更に努力して100点を取っていました。
最終的には努力する子が勝ちます。
正にうさぎとかめですね!!
そう言えば、ドラゴン桜でもこのようなシーンがありました。↓
受験はコツコツ努力できる人が圧倒的に有利。努力できる脳を持っているならアドバンテージをいかして、滞りなく計画を進めればいい。
努力できない脳の人は、それなりの工夫をしよう。このタイプは、自分が好きになったことには集中力を発揮する。受験勉強にハマれるよう、自分なりの仕掛けを導入すればいいんだ。引用:東洋経済ONLINE
娘は大学でもサボらず勉強を頑張っています。
さて息子は努力できない脳の人なのですが、確かにハマったことに関してはすごく集中することが出来ます。
どうやって受験勉強にハマってもうおうかな?と真剣に悩んでいたところ、こちらの本に出会いました。↓
こちらの記事に書きましたが、息子はビリギャルのさやかちゃんタイプだったので、褒めて褒めて調子に乗らせて(笑)勉強に向かわせています!! ↓
「人間は9タイプ」を読んで、息子の接し方の間違いに気づきました
努力することさえできれば無敵なはずなのに…天は二物を与えずとは本当だな…と地頭の良い息子に勉強させるために苦戦する毎日です。