2024年12月26日(木曜日)付けで、愛知県に「インフルエンザ警報」が発令されました。
そろそろ私立高校の入試が始まるので受験生の親は体調管理に気を使う時期ですよね。
タイトルにした「入試直前、感染予防対策のために学校を休みたい!と言われたら…」ですが、入試の直前期に学校に行かせるか・休ませるかについての正解はありません。
うちの息子は、第一志望校の私立高校に不合格になり、第二志望校の公立高校に向けてラストスパートをかけている時期に「学校を休みたい」と言われ悩んだ経験があります。
息子は勉強時間の確保のために「休みたい」と言っていたので”駄目だ”と伝えたのですが、「感染対策のために休みたい」と頼まれたらどうしていたかな…と考え、私なりの意見をまとめました。
この記事が、受験生の参考になれば幸いです。
入試直前、中学校を休みたいと言われました!
約4年前、高校受験生だった息子から「中学校を休んで勉強をしたい」と頼まれましたが、夫、私、娘は口を揃えて「休まず学校に行きなさい」と言いました。
息子の場合、感染対策ではなく勉強時間を増やしたいという理由から休みたいと頼まれました。
- 仲良しの友達(クラスメイト)は毎日登校している
- 家にこもりっ放しになるより、登下校だけでも身体を動かして欲しい
- 息子は試験と同じように50分集中し、10分休むという生活リズムを自力で作ることはできない(断言)
この3つの理由で家族から猛反対された息子は、「俺の味方はいないのかよ~」とムスッとしていましたが結局最後まで休むことなく登校しました。
大学受験生だった娘の意見
「中学を休まなければ合格できないような高校なら、入ってすぐについて行けなくなるのが目に見えているから、志望校のレベルを下げた方がいいんじゃない?」
「高校は自分の成績相応なところ、大学は少し高望みなところを狙うのが正解だと思うよ」
というのが娘の意見でした。
入試直前に学校休んで勉強したとして、その程度で大きく差がつくとは思えないからね。
感染対策のために学校を休ませるのは有り?
娘の高校受験生の年(2017年冬)インフルエンザが大流行しました。
娘の同級生で私立高校の入試前日にインフルエンザに罹り、別室受験した友達は知っているだけで5人いました。
この記事に書いてある通り、インフルエンザに罹った生徒は別室で入試を受けることができるのですが、39度の熱がある状態で試験を受けるのは容易ではありません。
保護者は控室で待機していたそうですが、試験が終わるまでの数時間ずっとハラハラしていたそうです。
39度あったら座っているのが精一杯だよね…。
今年もインフルエンザが大流行していますので、感染対策のために休ませたいと考える親御さんの気持ちはよく分かります。
感染対策のために休むのなら、可能なら受験一週間前からは集団生活を避けて過ごしたいね。
インフルエンザが大流行している状態で、息子から「本命の高校を受けるために一週間だけ休ませて欲しい」と頼まれていたら、早寝早起き等の自己管理をしっかりすることを約束した上で休ませていたと思います。
※ケロケロママの性格上…中学校を休むと決めたなら、早朝6時には起こして「学校に行った方がマシ」と本人が言い出すほどのかなりきつい勉強スケジュールを組んで徹底的に監視します。
ズル休みだと言われたら…
親と担任教師が許して休んでいるのなら「ズル休み」にはなりません!
体調管理も受験対策の一つです。
学校に行くのか・休むのかは各家庭で決めれば良いのです。
娘が学校を休まなかった理由
娘は中学だけでなく、高校も共通テストが終わって自由登校になってからも毎日お弁当を持って朝から夕方まで学校に通っていました。
ひとりで家にこもって勉強するのは精神的にキツイから、学校で友達に会って話すのを息抜きにしていたよ。
- 学校で勉強した方が捗る人
- 友達に会えないと辛い人
- わからない問題を先生に訊きたい人
- 学校で静かに勉強できる環境にある人
この4つが当てはまる人でしたら休まず学校に行くことをおすすめします。
娘は大学生になってからも、自宅ではなく大学の自習室にこもって勉強しています。
最後に
「一週間休んで体調を万全に整えてきたので今日は力を出し切ってきます。」
テレビのニュースのインタビューで中学受験生が笑顔で答えている姿が印象的でした。
2020年のコロナ渦以降、受験生の状況は変わっています。
今は学校を休んでもオンライン塾で勉強を教えてもらえるようになったよね。
インフルエンザやコロナに羅漢するのも防ぐためにも、集団生活を避けるのはやむを得ない措置だと考えています。
ところで娘の友達は、大学受験のとき年明けから1カ月ほど学校を休んで自宅で過ごしていたのですが、家族からインフルエンザに罹り、本命の大学(飛行機に乗って行く距離)を受験することができませんでした。
このように家族が家庭の外で社会生活をしていれば、集団行動を避けていても感染症に罹ってしまうことはあります。
もし罹ってしまってもできるだけ早く体力を戻せるように、家の周りをウォーキングしたりして健康的に日々を送ることが大事ですね。
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