高校3年生の娘と中学3年生の息子がいます。
近所に住む息子の同級生の女の子が、一学期の内申がかなり下がって教室で泣いていたそうです。
愛知県の高校受験で、上位校を目指す生徒にとって「内申」はとても大きな加点となるため1点でも上げることが大事です。
内申が下がった同級生の女の子は「行きたかった高校を受験できなくなった」と言って泣いていたとのことで…家に帰って来た息子からその話を聞いた時、私も悲しくなりました。
そして「娘が中学3年生で内申を上げた話を書こう!」と決めました。
娘は、3年生の一学期で大きく内申が下げましたが、二学期で大きく内申を上げ、三学期でそのまま維持することができました。
一学期はまだ受験のスタートラインです!
この「娘の体験談」を読んで、内申が下がって落ち込んでいる受験生が、気持ちを切り替えて二学期にの成績アップに向けて頑張るぞ!と前向きになってくれたら嬉しいです。
一学期に大きく内申を下げた娘
娘は中学3年生の一学期に、部活を頑張り過ぎたことが原因で体調を崩しました。
体調を崩して寝込んだのは6月の定期テストの直前だったので、思うように勉強ができなかったことからテストの点数はボロボロとなり…2年生の三学期の内申より合計で3つ下がってしまいました。
内申をひとつでも上げたいと言ってたのに3つも下がってしまい…親子で落ち込みました。
下がったことで、第一志望校を受けれるか微妙な内申になってしまったね…。
テストのことはちゃんと反省してる。部活を引退したら必ず内申を取り戻すから今は何も言わないで!
下がった内申のことよりも、次の週にある最後の試合のことで頭がパンパンになっていた娘だったので、私からは何も言いませんでした。
「内申より引退試合の心配してるなんて受験生の自覚はあるのかな…?」
そんな風にイライラはしましたが、私が叱ったところで内申が上がる訳ではありません。
娘の言葉を信じて見守ることに決めました。
そして7月最終日の引退試合が無事に終わり、8月1日の朝からようやく娘の「受験勉強」が始まりました。
成績を上げるためにやめたこと
娘が成績を上げるために最初にやめたことは、テレビとスマホです。
娘は引退後一日だけ部活の打ち上げに出かけるために使っていましたが、それ以降は受験が終わるまで一度もスマホに触りませんでした。
電池切れの状態で机の中に入れっぱなしにしていたから、解約しておけば良かったよ。
1回解約して受験が終わってから新しいスマホに変えても良かったね!
そしてテレビも全く見なくなりました。
8月から翌年の3月の受験が終わるまでの間、テレビを見たのは年末1時間だけでした。
(大好きなタレントが出ていたのでどうしても見たかったそうです)
紅白が見たかったから、この日は早起きして勉強を頑張ったよ!
平日は授業が終わって4時頃に帰宅したら、そのまま何も食べずに塾へ行き、夜9時半まで自習をしていました。
何か食べると集中力が落ちるし眠くなるから、9時半に家に帰ってからしっかりご飯を食べるようにしていたよ。
受験期間は夜遅く食べることで太ったけど、高校で部活を再開したら少しづつ体重が戻りました。
内申を上げられる教科
娘は本格的に受験勉強をするために、一学期の通知表を見ながらどの教科なら確実に内申を上げられるかを分析しました。
そして、確実に内申を上げられると判断した教科を中心に勉強していました。
- 苦手な英語と理科は1学期同様「3」が取れればOK!
- 副教科は全部「5」を目指す。
- 国語と数学は「5」を維持する。
このように娘が特に勉強を頑張ったのは副教科でした。
二学期は副教科4科目とも98点と100点を取ることができたよ!
副教科なら点数次第で確実に内申が上がる!と分かっていたから早くから暗記を頑張ったそうです。
睡眠時間を一切削らず勉強していたのはエライ!
最低7時間寝ないと頭が働かなくなるからね。
娘は夜は11時に寝て、朝は6時に起床して、その後1時間勉強してから朝ご飯をしっかり食べて登校していました。
運動会もお正月も、テストの最終日も、この7時間の睡眠リズムを崩すことはありませんでした。
お正月も自宅で黙々と勉強していました。
夫と息子にも協力してもらい、年明け5日から塾(自習室)が始まるまでは、家族全員テレビを見ずに過ごしました。
お正月番組を全然見れなかったからずっとゲームしてたよ!
実はゲームの方が楽しいんでしょ!
2学期の内申は上げることができました!
お正月の話から2学期の成績の話に戻ります。
努力の甲斐あって、2学期最後の内申は一学期より合計で「4」上げることが出来ました。
担任の先生と進路指導の先生から、たくさん褒めてもらったそうです。
内申が出る前日の夜中にうなされていたから、内申が上がっていてホッとしたよ。
内申がひとつも上がってない夢を見たけど、正夢にならなくて良かった!
一学期に内申を落としたけど二学期にそれ以上に取り戻した娘は、三学期も同じ努力を続けた結果、更に1つ上げることができました。
中学校最後の通知表を娘から手渡されたとき、真っ赤に腫れている中指が目に入りました。
右手の中指にできた腫れたペンだこが、娘の勉強の頑張りを表してました。
痛そうな指を見て、慌ててグリップの柔らかいシャープペンを買いに行きました。
娘は物欲が薄い子なので、もっと早く気づいて買ってあげれば良かったです。
娘は3月に入る頃には手首が軽い腱鞘炎になり「手が震える」と言いながら勉強していました。
集中力を高めるために娘が実行したこと
娘曰く、身体を動かしてから勉強をすることで長時間集中することができたそうです。
私は毎朝、二重飛びを100回飛んでから勉強を始めていたよ!
調べてみたところ、このような記事を見つけました。↓
今回お伝えしている運動の目的は、脳を勉強に最適な状態に整えること。ですから運動するタイミングは勉強や仕事を始める前や朝がおすすめです。
運動をすると脳の血流が増え、思考力や集中力が飛躍的に高まります。自分が続けられると思う運動を見つけ、毎朝身体を動かしてから机に向かう、ということを習慣づけるといいでしょう。
出典:STUDY HACKER
身体を動かしてから勉強を始めるという行為は、科学的な裏付けがありました。
体育会系で身体を動かすことが好きな娘だから効果があると思ってました!
そして外で勉強する方が集中できるからと、土日はいつも図書館で勉強していました。
お弁当を持って朝一から閉館時間ギリギリまで行ってました。
家にいると弟がうるさくって集中できないからね!
最後に
もし二学期も思うような内申が取れなくても、公立高校なら当日点をしっかり取ることさえできれば大丈夫です!
当日点をしっかり取ることで合格できた子は入学してから楽できます。
「内申」が上がらなかったとしても「偏差値」は受験当日まで伸ばすことが可能ですから最後まで諦めずに頑張ってくださいね。
私より内申合計10低かった友達は、当日点で高得点を取って同じ高校に合格したんだよ!
2021.7.28追記(三年生の最後に内申を大きく下げた息子の話)
息子の受験の話ですが、中学3年生の二学期に内申を「2」上げましたが、三学期で再び「2」下げました。
息子の学年では、公立高校の受験では三学期の内申が使われていました。
中学校の先生、塾の先生の両方から「合格は難しい」と止められましたが、息子だけは諦めず…受験者の過去最低内申でしたが当日点を取ることで無事合格することが出来ました。
内申が低くても諦めちゃ駄目だよ!
本当に成績アップが望める教材です!
私はこのブログの記事内で紹介する教材は、本当に成績アップを望めるものだけにすると決めています。
なぜなら子どもたちが「受験」という厳しい世界で必死に戦っている姿を見て来たからです。
家計が苦しい中で努力を重ねているお子さんなら、スタディサプリだけで公立高校の上位校に入ることが可能です。
実際、塾との相性がとても悪かった息子は、中学3年生の夏休み明けからスタディサプリの勉強に切り替えたところ、模試の偏差値は順調に上がって当日点も8割を超えて取ることができました。
スタディサプリを使うコツは、分からない単元は1.5倍速にして繰り返し何度も視聴することだと息子は言っています。
都道府県別の公立高校対策講座もあるから、入試の前にやっておくといいよ!
自分から学習する習慣があるお子さんにとって「もっともコストパフォーマンスが高い教材」なので、少しでも興味のある方は、14日間の無料体験から始めてみてくださいね。