愛知県は公立高校を2校まで出願することができるので、2倍前後の倍率になる高校が多くあります。

人気校だと、なんと倍率が5倍を超えることもあります。
受験生にとって志望校の倍率は気になるものですよね!
この記事では「令和8年度の倍率はいつ頃発表されるのか?」と気になっている受験生のために、昨年度の倍率が発表された日をまとめました。
毎年発表されている「一般選抜の倍率」と「見かけ倍率」の違いについてもまとめましたので、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
令和7年度(昨年度)の倍率はいつ発表されたのか?
愛知県公立高校の一般選抜の倍率は、年内に2回と年が明けてから2回の合計4回発表されます。
令和8年度の倍率はまだ発表される日が決まっていないので、令和7年度(昨年度)に倍率が発表された日をまとめました。

毎年同じくらいの日に発表されているよ。
10月に発表される第1回進路希望調査
毎年9月10日時点の状況を基に第1回の倍率が発表されますが、年内に志望校が決まっていない受験生はたくさんいるので、まだまだ倍率は変わるので参考程度にしておきましょう。
第1回の倍率が高すぎるから…、と志望校を変更するのはまだ早いです。

昨年度の瑞陵高校(普通科)の第1回倍率は4.50倍でしたが、最終倍率は2.83倍まで下がりましたよ。
12月に発表される第2回進路希望調査
毎年12月5日時点の状況を基に第2回の倍率が発表されますが、かなり信ぴょう性が高い倍率となっております。

「倍率を気にし過ぎる必要はない」と言われても、受験生の立場からすると気になって仕方ないよね。
とは言え、志望校は倍率だけでなく、内申点や過去問を解いてみて昨年の合格最低点を超えているかなど総合的に判断してくださいね。
年明けに発表された最終倍率
全日制一般選抜等入学願書受付締切後の志願者数 ⇒令和7年2月17日に発表
前年度は2月17日に願書受付締切後の倍率が発表されましたが、一度だけ志願変更することが可能なため、最終倍率は2月18日に発表されました。
志願変更の詳細については「入学者選抜に関するQ&A」の21~25を参照してください。

入学願書受付締切後に志願変更する人は少なく、倍率は変わっても0.1くらいです。
「一般選抜の倍率」と「見かけ倍率」の違い
令和7年度の一般選抜等募集人員 30,781人
第一志望者数 31,825人
第二志望者数 25,103人
第一志望者数・第二志望者数を合わせた「全体の倍率」は1.85倍でした。
ただ、第一志願者数だけの「実質倍率」は1.03倍となります。

1.85倍という見かけ倍率に惑わされないように、第一志望者数のみの倍率を確かめて志望校の難易度を確認してくださいね。

第一志望者数が少ない高校だと「全体の倍率」が高くても定員割れすることがあるよ。
二次選抜の日程
「愛知県の公立高校入試では2校まで出願できるので2倍前後の倍率になる高校が多くある」と最初に書きましたが、近年、私立高校の人気が上がっているのと少子化の影響から、特に名古屋市外で定員割れしている高校が多く見られます。

令和7年度は21校34学科が倍率1に満たなかったんだよ。
愛知県では定員内不合格を出さないので、どうしても公立高校に進学したい人は二次選抜を視野に入れて敢えて滑り止めの高校を受けないという方法もあります。
令和7年度(昨年度)の第2次選抜の発表は以下の日程でした。
全日制第2次選抜入学願書受付締切後の志願者数
⇒ 令和7年3月13日(木曜日)
全日制第2次選抜志願変更後の志願者数(二次募集最終倍率)
⇒ 令和7年3月14日(金曜日)

私立、公立どこか1校だけでも合格した時点で第2次選抜を受ける資格はなくなりますのでご注意ください。

私立高校の前納金を納入したか否かに関係なく、合格した時点で第2次選抜の出願資格はなくなるからね。
最後に
息子が中学3年生の受験生のとき、驚かそうと思って「倍率が4倍に上がってたよ!」と伝えたところ、「あ、そう…」と素っ気なく返されました。
次の日に例年通りの倍率だとバレて怒っていましたが、「倍率が高くても行きたい高校はここだけだから、別の志望校を探そうとは少しも思わなかった」と言っていました。
最終倍率を確かめたら、あとは1点でも多く当日点が取れるように勉強するだけです。

万全の体調で当日を迎えられますように!
残っていくのは「本物」だけです
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