高校生活の悩み

高校の授業についていけない辛さと大変さについて

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憧れの高校に合格できて大喜びしたのに、いざ入学したら授業の進むスピードに全くついていけなかった。

ケロケロママ
ケロケロママ

それはうちの娘です。

「入学試験に合格できたんだから、授業についていける学力はあるはず」
そんなことを言えるのは、成績が落ちこぼれた経験がない人だけです。

授業についていけなくても憧れの高校で楽しく過ごせればいいんじゃない?と考える人もいるかもしれませんが…

高校では「赤点」があるので、単位が認定されないと進級できず留年することもあります。
中学までの授業のついていけない「落ちこぼれ」とは違うのです。

この記事では、うちの娘が落ちこぼれになって実際に経験した”高校の授業についていけない辛さと大変さ”についてまとめました。

受験生の志望校選びの参考になれば幸いです。

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授業についていけなくて辛かったこと

一番辛かったのは?

<娘が通っていた高校と入学時の実力>

  • 偏差値60くらいの公立高校に推薦で合格
  • 入試の当日点はボーダーライン(合格ライン)を少し超えていたくらいの実力
ケロケロママ
ケロケロママ

娘は内申美人で中学から推薦をもらって合格することができました。

入試を自己採点したところボーダーラインはギリギリ超えていましたが、入学してすぐに行われた実力テストで学年320人中294位を取りました。

むすめ
むすめ

得意な国語はどうにか平均以上取れたけど、数学は最下位だったよ。

授業の進むスピードも速かったので「こればヤバい」と危機感を持って勉強していた娘でしたが、5月の連休が明けた頃には数学・物理・英語の授業で先生が何を話しているか全く分からない状態になりました。

授業で順番に当てられても、娘だけ答えられないことが多々あり、高校生活の中ではこれが一番辛かったと言っていました。

二番目に辛かったのは?

ケロケロママ
ケロケロママ

二番目に辛かったことは、親(私)に成績表を見せることだったそうです。

私は小学生の頃から娘の成績に口を出したことは一度もありません。

高校でビリに近い順位表を見たときはさすがに「高校を卒業できるのかな?」と心配しましたが、「これ以上成績が下がることはないから大丈夫!これから頑張ろう!」と励ましました。

そんな私に対しても、ある程度成績が上がるまで順位表を見せるのが嫌で、配られてから一週間渡せなかったこともあったと後から聞きました。

初めての三者懇談で「中学時代に上位の成績を取っていた生徒は、高校で下位の順位を取るとおどろいて成績表を親に見せることができなくなる子がいます」と先生から聞いていましたが、本当にその通りでした。

高校の授業についていけない人の割合

娘のように「授業に落ちこぼれてついていけない高校生は全国にどのくらいいるのか?」気になったので調べてみました。

・「授業についていけるか?」の問に「毎回ついていけない」「ついていけないことがよくある」という【落ちこぼれ群】は男女ともに25%を超える高率であった。(男子26.3%、女子28.3%)引用:今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する意見(社団法人全国高等学校PTA連合会)

ケロケロママ
ケロケロママ

授業についていけなくなる時期の最多は、高校1年生(男子30.3%、女子34.3%)とのことです。

「学年順位が最下位に近い落ちこぼれ」の生徒でも、得意教科に助けられている人もいました。

娘も定期テストで唯一「国語」だけは学年一桁順位を取れていたので、学年順位が完全に最下位になることはありませんでした。

高校は「同じ学力レベル」の人たちが集まる場所ではない?

高校は”入学試験”が課されているので、「適正なレベルに達している人しか入学していない」と言うのは本当です。

ただ、「適性レベルに達している生徒」=「同じ学力レベルの生徒」ではありません。

愛知県では公立高校を2校まで出願できるのですが、第一志望校に落ちて入学する生徒が一定数いて、実力テストで上位の人はその人たちがほとんどでした。

むすめ
むすめ

入学時点ですでに個々の偏差値に「差」があるんだな~と感じたよ。

娘が授業に追いつくために全力でやっていた「予習」

娘は授業に追いつくために、復習より”予習”に全力を注いで取り組んでいました。

むすめ
むすめ

私の通っていた高校では、予習していることを前提に授業が進んでいたからね。

部活と学校の補習や宿題の多さで塾に行く時間的余裕がなかったので、夏休みが入ったと同時に高校一年生の一学期の総復習を始めました。

※夏休み中も部活と学校の補習と大量の宿題はありました。

内容がひとつも理解できなかった”物理”は先輩に教えてもらった参考書を買ってきて繰り返し解いていました。

娘が使っていた参考書はこちらです。

”数学”は学校の教科書と参考書(チャート)を繰り返し解いていました。

中学の頃から苦手意識が強かった”英語”は、高校の先生のアドバイスに従って、中学2年生まで戻って復習していました。

スタディサプリの講座を1.5倍速で繰り返し見て中学2年生から復習したところ、二学期からは英語のテストは平均点を下回らなくなりました。

【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座

ケロケロママ
ケロケロママ

高校の教科書と参考書を繰り返し解いて一学期の復習をしたことで、二学期から完全に授業について行けるようになりました。

第一志望の高校でビリを取るか、第二志望の高校で1位を目指すか?

第一志望の高校でビリを取るか、第二志望の高校で1位を目指すか?

ケロケロママ
ケロケロママ

これは受験生にとって永遠のテーマですよね!

意外かもしれませんが、娘は高校に入学したのを後悔したことは一度もない」と言ってます。

娘が後悔しなかった理由は「人」に恵まれた高校生活だったからです。

  • 成績の悪い娘のために、一緒に本屋に行っておすすめの参考書を教えてくれた先輩
  • 毎朝、授業が始まる前に娘に勉強を教えてくれたクラスメイトたち
  • 復習プリントをくれたり、昼休憩でも嫌な顔ひとつせず分からない問題を教えてくれた先生方

高校でできた友達は、娘が赤点を取っても馬鹿にしたりすることは一切なく、分からない問題を質問すれば自分の勉強の手を止めて教えてくれました。

むすめ
むすめ

もしランクを下げた高校に入っていたら、このような「人」の出会いは無かったはずだからね。

うちの息子は実力より一ランク下の高校に入りましたが、成績が良かったのは最初だけで、最終的に真ん中ちょい下くらいの成績で推移していたので、第二志望の高校に入ったとしても気を緩めず勉強し続けることが大事です。

最後に

たった今、高校の勉強についていけなくて辛い思いをしている人はいますよね。

娘は高校1年生の最初だったのでギリギリ追いつくことができたのですが、2年生、3年生と学年が上がるにつれて授業の難易度は上がります。

娘は「高校の自習室で参考書を使って勉強するのが一番集中できる」と言っていましたが、息子は「塾の自習室に行かないと勉強をやる気が湧かない」と言っていました。

ケロケロママ
ケロケロママ

自分が一番集中できる環境を探してみてくださいね。

娘も息子は勉強スタイルが全く異なっていましたが、「復習」では中学1年生から大学受験が終わるまでスタディサプリに本当にお世話になりました。

残っていくのは「本物」だけです

娘は古典の講座が特に分かりやすいと言っていて、定期テストは安定して一桁順位を取ることができていました。

息子は関先生の英語の講座が分かりやすいと言っていて、参考書と併用して勉強して英検準1級を取りました。