一年間一度も学校を休まず通うって凄いことです!!
私が子どもの頃は「皆勤賞」を取った子は全校集会で表彰されていましたが、子どもたちが通っていた中学校では表彰はなく、通知表に書かれるだけでした。
ところが、娘が通っていた高校では表彰があったとのことで、
3年間、無遅刻無欠席だった娘は全校集会で表彰してもらったそうです。
壇上に上がるのがめっちゃ恥ずかしかったよ!!
娘が3年間、一度も熱を出さなかったのかと言えばそんなことはありません!!
たまたま学校がお休みの日に熱を出して、月曜には完全復活していたので運よく皆勤賞をもらえただけでした。
ちなみに息子は、季節の変わり目に体調を崩し、熱を出すタイプです。
中学では毎年1~2回は学校を休んでいたので皆勤賞は一度ももらったことがありませんでした。
今年は新型コロナの影響で皆勤賞そのものが無いと聞きました!!
そう言えば、近所にやたらと我が子の「皆勤賞」にこだわるお母さんがいました。
「少々熱があっても学校には行かせてる」と話していて、心配になったこともありました。
コロナ渦以降は、少しでも熱があったら登校できませんけどね!!
「学校を休まない方が受験で有利になるから」と皆勤賞にこだわるお母さんは言っていましたが…
それって本当なのかな?と気になったので調べてみることにしました。
「高校受験」は皆勤賞を取ると有利になる?
皆勤賞に対しての扱いは受験する高校によって違います!!
まずは志望する高校のホームページに書いてある「募集要項の記載」を読んでみて下さい。
高校によっては出願条件に欠席数の規定がある場合があります。
規定があったとしても、風邪で年に数回休む程度なら何も問題はないのでご安心を…。
私立高校、推薦入試の場合
推薦入試の場合、皆勤賞があると加点される高校もありました。
愛知県では中学3年生の内申書が見られるので、3年生だけの皆勤が見られるのかな?
私立高校は「真面目に学校に通ってくれる生徒」が欲しいので、あまりにも欠席日数が多いと推薦入試では不利になることもあります。
ただ、上にも書きましたが風邪をひいて年間数日休む程度なら全く問題ありません!!
私立高校の推薦入試なら、皆勤賞を取ったことよりも面接の受け答えがしっかり出来ることの方が大事です。
皆勤賞は有利になると言うよりも、「プラスの判断材料」になる程度です。
皆勤賞のあるのかハッキリ分からない加点にこだわるより、試験や面接をしっかり頑張る方がずっと大事です!!
一般入試の場合
公立高校の一般入試の場合は、内申点と当日点が全てなので欠席日数のことは考えなくても大丈夫です。
むしろ欠席日数より生活態度の方が見られているかも!?
仮に内申と当日点が全く同点だった受験生がいたとします。
どちらかだけしか合格出来ない場合、欠席日数より部活動や資格、生徒会活動、ボランティアの参加などを優先して見て判断されます。
私立高校の一般入試なら、生徒の欠席日数まで見て採点している時間的余裕は無いはずです。
受験して2~3日で結果が郵送されて来ますから…
私立高校の一般入試は、内申点で合否を決めるところが多いです。
内申点で決めてもまだ一般の枠が余った場合、当日点が高い子から順番に合否を決める高校が多いと塾の先生から聞きました。
高校によって合否の決め方は様々ですけどね!!
当日点だけで合否を決める私立高校もあるよ~!!
何千人も数日で採点する高校は大変だねぇ…
高校で皆勤賞を取ると「大学受験」は有利になる?
私立大学
私立高校から私立大学へ内部進学する場合
20年以上前の話です。
私の妹は私立高校に通っていましたが、3年間皆勤賞を取ったことで「特待生」として付属の大学に内部進学ことができました。
※妹の成績はとても悪かったです!!
20年以上前の話とは言え、皆勤賞を取るだけで大学に進学できるってどうなの?
今でも皆勤賞を取るだけで内部進学できる高校なのかな…?
看護大学に入学する場合
総合型選抜(旧AO入試)の看護・医療・福祉系の受験では欠席や遅刻がかなり重視されたそうです。
看護の仕事は体力勝負だから!?
でも「3年間で数回程度の休みなら何も問題はないよ!」と言っていました。
指定校推薦で私立大学に進学する場合
指定校推薦なら、欠席日数が多くても高校の内部審査さえ通過すれば大丈夫!!とのことでした。
娘のクラスメイトで、母親を亡くしたショックで鬱になり…1か月ほど不登校になってしまった子がいたのですが、その後、登校できるようになってから勉強を頑張って評定を大きく上げたそうです。
評定が上がったお陰で志望校の指定校推薦に通ったって喜んでたよ!!
30日近く連続で学校を休んでも評定次第で指定校推薦がもらえるんだな、と思いました。
(事情が事情なので、学校を休む際に医師の診断書など提出していたのかもしれません)
推薦入試で必要なことはこちらで学びましょう!!↓
国公立大学(推薦の場合)
公募制推薦の出願条件に「病気や公欠などの理由なしの欠席年間10日以下」と書いてある大学がありました。
理由なしで10日も休む人は少ないですよね…。
推薦の場合、欠席日数も見られますが、同じくらい重視されるのは「評定」です。
公募推薦は募集人員が少なく、評定の基準がとても厳しいです!!
大学(一般入試の場合)
一般入試では当日点一発勝負です。
皆勤賞だからと言って加点は一切されません!!
大学の一般入試がある意味「一番公平な入試」なのかもしれません。
※一部の大学に例外がありますので、受験前に入試要項をご確認下さい。
就職の場合
就職には無遅刻無欠席であることは有利だと聞きましたが、友人のお子さんは出席日数ギリギリでも某大手企業に就職できました。
学校の成績はとても良かったそうです!!
でも、働く上で健康は大事です。
皆勤賞を持っていることは、大抵の会社では「強み」となってくれるはずです。
体調が悪い時は休みましょう!!
近年、皆勤賞の見直しが進んでいるのは、熱があるのに無理して学校に行く子が多いからと聞きました。
息子の通っていた中学では、子どもに「皆勤賞」を取らせようと無理に登校させる親がいたので表彰がなくなったのかもしれません。
無断欠席がやたらと多いのは駄目ですが、1年のうち数日間、風邪で休むのは人間として当たり前のことです。
皆勤賞を逃したとしても、その分勉強やボランティアなど他のことでカバーできるので大丈夫です!!
体調不良の時はゆっくり休んで下さいね~!!
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