大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
娘の高校受験のときは、紙の願書が主流でしたが、その3年後の息子の高校受験の時には、私立高校は全てネット出願に変わっていました。
私立高校の願書提出の流れです。
- 出願サイトにアクセスし、メールアドレス登録など入力する
- 親がパソコンで出願情報を入力して子どもと一緒に確認する
- 出願情報を印刷して学校に持って行き、確認してもらう
- 出願情報に不備がなければ検定料を支払う
- 入学願書・受験票を印刷する

顔写真の必要はなく、入力作業はとても簡単でした!
高校受験の願書提出がとても簡単だったので、大学受験の願書も楽勝だとばかり思っていたのですが…大学の願書の入力はかなり複雑で、パソコン入力に慣れている私でも時間がかかりました。
スマホの動作保証ができないのでwindows系のPCを使用するよう推奨している大学も少なくなく…パソコンを持っていない家庭では願書を出せない時代になったのか…と思いました。
タイトルにした「大学のネット出願するためにパソコンを買う必要はあるのか?」ですが、私は一日も早く買うことをおススメします。

友達にもよく質問される内容なのですが、早く買った方がいいよ!伝えています。
その理由について下にまとめますね。
大学のネット出願するためにパソコンを買う必要はあるのか?
高校受験のネット出願のために「パソコンを買う必要があるのか?」と聞かれたら、私は「高校受験では特に必要ないよ」と答えています。
でも「大学受験では必要になるよ」と伝えています。

大学受験のネット出願はスマホやタブレットで出来ないの?

スマホでネット出願は出来ないことはないけど、スマホの動作保証ができないのでwindows系のパソコンを使用するよう推奨している大学が多いんだよ!
そうは言っても「ネット出願のためにパソコンを買うか!」と気軽に決めれるような安い買い物ではありませんよね。

大根や人参を買うような値段じゃないからね。
そんな迷っている方の背中を押すために、大学に入学してからパソコンが必要になる理由について下にまとめます。
大学に入ってからパソコンが必要になる理由
娘が大学に入学した2021年春は、コロナ渦の問題でオンライン授業が主流となっていました。
オンライン授業を受けたあとは必ずレポートをオンライン提出しなければならない日々で…
高校の情報処理の授業でパソコンを少し習った程度だった娘は、ブラインドタッチなど全然できず、授業のたびに出されるレポートのために睡眠時間を削る日々でした。

夏休み辺りまで毎日レポートと格闘していました。
今は手書きのレポートを提出をすることは、ほぼありません。

Wordで作成して印刷したレポートを提出することはあるけどね。
- レポートはオンライン提出となっている
- 課題や講義資料はオンラインで配信される
- プレゼンテーションの資料作成をする
- コロナが完全に収まらない限り、またオンライン授業に戻る可能性がある
大学に在学中は、上記の理由から文系の学生でもパソコンは毎日のように使います。
娘は、課題や講義資料がオンラインで配信されると、自宅のプリンターでプリントアウトしているので、プリンターもよく使っています。

娘は大学入学前に、ブラインドタッチだけでも教えておけば良かったです。
パソコンを持っていないご家庭なら、願書をネット出願する機会に購入して、大学入学前に少しでもブラインドタッチを覚えておくことをお勧めします。
就活でもパソコンは必要となります!
娘はこの春(2023年の春)から大学3年生になり、いよいよ就活が始まります。
自宅では夫が設置してくれたデスクトップパソコンを使って、レポートの提出やプレゼンの資料を作っていたのですが、就活が始まるからノートパソコンが欲しいと言って、バイト代で、薄型の持ち運びできるノートパソコンを購入しました。
- 就活情報のポータルサイトや企業の採用サイトを通じてエントリーする
- 企業によってはWebテストを受けなければならない
- 履歴書やエントリーシートを作成する

オンライン面接を受けるときもパソコンは必要だから思い切って新しくしたよ!
今どきはガテン系の就職でない限り、企業側から「パソコンを利用できる」ことが最低条件として要求されます。

企業にとって「パソコンを利用できる」というレベルは、文書作成・データ集計・プレゼン資料作成ができる、というレベルのことを言います。
大学在学中・就活中・卒業後のことを考えて、大学生のうちにパソコンでコンテンツ作成ができるレベルになっておくことをお勧めします。
高校や塾でネット出願することはできる?

高校や塾によって違うので、先生に聞いてみてください。
娘が通っていた公立高校では、自宅にパソコンが無い生徒は進路指導室のパソコンを使って出願させてもらえました。

友達の通っている大手塾でも出願書類を作らせてもらえたって言ってたよ!
出願の書類を作るだけなら借りたパソコンでも問題はありません。
ただ気をつけて欲しいのは、学校や塾のパソコンに個人情報を残さないように気をつけることです。
自分の写真や完成した書類などのデータは消しておきましょう。
個人情報を悪用されないよう、出願は安全策をとって慎重にしてください。
ネット出願する際の注意点
意外と間違えることの多い、ネット出願する際の注意点をまとめます。
ネット出願用の写真撮影
- web出願のシステムでデータにより写真を送信する大学
- 出願書類に同封する大学
- 送られてきた受験票や写真票に自分で写真を貼り付ける大学

システムでデータにより、写真を決まっている大きさにして、指定された場所に貼る作業が難しすぎました…。
大学によって様々な「顔写真」ですが、提出する際に厳しい決まりがあることが分かりました。
(大学によって決まりは違います)
- 家の自撮りはNG
- スピード写真NG
- 後ろの色はブルーかグレー
- 撮影して三ヶ月以内のもの

写真店で撮影したものって書いてある大学もあったよ。
娘は写真は写真屋さんで撮ってい、それをデータでもらって、必要に応じて追加出力してもらってました。 ⇒ 受験・願書用の証明写真はカメラのキタムラへ
願書用の証明写真を撮る時の服装は?
願書に貼った写真は、合格後に学生証に使われることが多いです。
娘は入学式用のスーツで撮影してもらいましたが、高校のブラウス&紺のカーディガンやカッターシャツだけで撮影した友達もいました。

高校の制服で撮った友達はいなかったよ~。
娘は母のアドバイスを聞かず、スッピンで写真を撮ったのですが、「ナチュラルメイクして撮ってもらえば良かったな~」と入学後に後悔していました。
ネット出願用の書類の印刷
主に以下のものを印刷します。
- 入力した願書
- 受験料の送付関連
- 郵送する封筒(願書と調査書、受験料の領収書の3点を入れる)宛先の印刷が必要となる
入学後はレポートの印刷など使う機会があるので、パソコンを購入したときに一緒にプリンターも買っておくことをお勧めします。
我が家のプリンターは、店頭に置いてあった一番安い物を買いました。

スキャン機能が付いていて、スマホからでも印刷できますよ!
プリンターは1万円以内のお値打ち品を買うことが多いのですが、問題なく使えています。
1校入力するのにかかる時間
大学によって入力の仕方が違うので「1校入力するのにかかる時間」は人それぞれ違いますが、娘の願書は入力だけで、私立大学は1校1時間~、国立大学は前期・後期で2時間以上かかりました。

私立大学5~6校、国立大学(前期・後期)の申し込みなら、丸1日あれば終わると思います!
ネット出願をお子さんだけに任せるのは危険です。
入力の不備で願書が高校に戻ってきた友達、入力間違いで願書が届かず受験できなくなった友達がいました。
入力した後は、必ず親が確認してあげてください。
ネット出願の消印と必着の違い
ネット出願は、ネットに内容を入力して『送信して終わり』ではありません。
ネット出願が終わったあと、必要書類を印刷して、郵便局に持って行く必要があります。

期限日にネット出願していたら、間に合わないから注意してね!
ネット出願の入力ミスがあったら?
受験料の入金前でしたら出願のやり直しができるのですが、入金後に郵便番号の間違いや、受験する学部を間違えていた場合、入力のやり直しができません。

その場合は大学の事務局に直接問い合わせてくださいね!
大学の願書などの受け付けは、事務担当の方が行います。
事務手続き上のトラブルが、合否に影響することはありませんのでご安心ください。

私の友達は学部を間違えて入力したことが分かったから、大学に問い合わせたら、すぐに対応してくれて無事に合格することができたよ!
最後に

いざパソコンを買うことに決めても、どんなスペックが必要なのか迷いますよね。
授業で使うこと前提で、大学が学生向けにパソコンを一括購入する場合もありますので、パソコンが必須の学部に入学予定の方は、大学学生課に問い合わせて聞いてくださいね。
娘の学部はパソコンが必要と書かれていなかったので、最初はiPadでレポートを書いている学生もいたそうです。

6月に入る頃にはパソコンを購入していたけどね。
新しいノートパソコンを購入した娘ですが、初期設定が面倒だと言っていて、届いたと同時に使えるパソコンは無いのかな?なんて探してみたところ、こちらのお店にありました。(凄い!)

受験が終わったらここのお店でゲーミングPCを買うよ!