大学2年生の娘と高校2年生の息子がいます。
この間、新学期が始まったな~、と思っていたらあっという間に5月になっていました!!
高校受験を控える中学3年生は部活と塾の毎日ですよね。
愛知県では令和5(2023)から新入試制度が導入され、日程も前倒しになるので例年より早くから受験勉強に取り掛かっている子が多いんじゃないかな?

この春から中学3年生になった甥っ子も連休中はずっと塾だと言ってました。
大変な1年になりますが、全員が悔いのない受験ができますように…と願っています。
さて今回は、「前倒しになる」私立高校・公立高校の受験日程についてまとめます。
受験生とそのご家族の方々の参考になれば幸いです!!
令和5(2023)年度 愛知県私立高校入試
2022年春から、私立高校で特色選抜が始まりました。
募集人数は、各校それぞれ全体の1割が上限で、現行の推薦入試の枠内。試験日は推薦入試と同じ来年1月26日で、合格発表も同じ日。合否の判断は「一般入試」と同様に当日の成績を重視する。「専願」扱いで入学手続きは一般入試前に締め切る。不合格の場合でも、その高校の一般入試を受験できるという。引用:朝日新聞DIGITAL
中学校長の推薦を伴わないので、内申が少し足りなくて「推薦」をもらえなかった生徒さんで「特色選抜」に挑戦した方もいたかもしれませんね。

こちらも詳しいことが分かり次第記事にします!!
愛知県私学協会の公式サイトから、各私学高等学校へのリンクが貼られています。
各高校のホームページに「生徒募集要項」が記載されていますので、志望する高校の詳細を確認して下さい。
まとめて私立高校の検索ができる、愛知県私学協会公式サイトはコチラです。
推薦・特色入試
- 願書受付開始 令和5年1月11日(水)
- 願書締切期日 令和5年1月13日(金)
- 選考期日 令和5年1月16日(月)以降
合格発表 令和5年1月18日(水)正午までに受験者及び中学校へ通知

令和5年の成人式は1月9日なので、5歳違いの兄弟がいるご家庭では忙しいお正月になりそうですね…。
一般入試
- 願書受付開始 令和5年1月13日(金)
- 願書締切期日 令和5年1月18日(水)17:00以降締め切り
- 選考期日 令和5年1月20日(金)23日(月)24日(火)
合格発表 令和5年1月25日(水)以降27日(金)までに受験者及び中学校へ通知

こちらも令和4年までより2週間早まりました!!お正月返上で勉強することになるかな。
令和5(2023)年度 愛知県公立高校入試
令和5(2023)年度からの変更点
一般選抜の学力検査の回数が2回から1回になります。
学力検査がマークシート方式に変更となります。
マークシートに関する記事はこちらに書きました。

1回の学力検査で2校分出願できるようになるんだね!!

1回の学力検査で済むのは楽と言う意見もあるかもしれないけど、個人的には2回学力検査を受けるチャンスが欲しいなぁ…。
マークシート用の鉛筆の準備はお早目に…。
私は年明けに購入しようとして、売り切れていて焦りました!!
一般選抜の面接実施校が約8割なくなります。
(※下の一般入試の面接実施校にまとめました)

愛知県の公立高校の入試における面接は「形式だけ」と言われ点数化されていないので、8割無くなったことですっきりしました!!
推薦選抜の実施時期が早まり、2月上旬となります。
令和5年度入試から、推薦選抜では学力検査を行いません。

私は推薦をもらったのに学力検査も受けて、両方の準備で大変だったから羨ましいよ!!

推薦の日程が早まるのは受験生にとってはメリットしかないね!!
高校や学科の特色を生かした「特色選抜」が導入されます。

この「特色選抜」が一番謎でした!!
2022年4月28日(木)
愛知県教育委員会高等学校教育課から「特色選抜」の実施校と内容について発表がありました。↓
令和5年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程)において「特色選抜」を実施する高等学校・学科及び入学検査の内容について → コチラです。
私は「特色選抜」は定員割れする可能性が高い専門学科のみで行われると思っていたので、倍率が高い普通科の高校でも行われることが分かって驚きました。

中学校の先生が、面接指導の他にプレゼンテーションや作文の指導をしなくちゃいけないのかな?

どのくらいの人数の生徒が希望するかでも大変具合は違って来そうだね…。

プレゼンテーションと面接の違いが分からないよ…。
校内順位の決定方式が変更となります。

令和5年度より,Ⅳ,Ⅴの方式が加わります!!
Ⅱ (「内申点×1.5+当日点」) 内申重視型
Ⅲ (「内申点+当日点×1.5」 実力重視型
令和5年からは以下の2通りの方式が加わります。↓
Ⅴ (「内申点+当日点×2倍」) 実力とことん重視型 →NEW!!

Ⅴ(「内申点+当日点×2倍」)実力とことん重視型が新しく加わったのは嬉しい改革です!!
推薦入試(全日制過程)
推薦選抜・特色選抜・外国人生徒等選抜・全日制単位制選抜
- 願書受付 令和5年2月1日(水)・2月2日(木)
- 面接・検査 令和5年2月6日(月)
- 合格者発表 令和5年2月8日(水)
一般入試(全日制過程)
- 願書受付 令和5年2月10日(金)・2月13日(月)
- 志願変更 令和5年2月14日(火)
- 学力検査 令和5年2月22日(水)
- 面接 Aグループ 2月24日(金) Bグループ 2月27日(月)
- 合格者発表 令和5年3月9日(木)
一般入試の面接実施校
面接実施校 黄色マークは令和4年度に定員割れしていた高校です。
尾張学区 | 普通科 | 守山・日進・津島・美和・阿久比・東浦・内海・武豊 | 8校 |
三河学区 | 普通科 | 松平・加茂丘・足助・岩津・幸田・一色・田口 | 7校 |
尾張学区 | 専門学科総合学科 | 瀬戸北(総合)・一宮(ファッション創造)・稲沢緑風館(農業)・杏和(総合)・佐屋(農業)・佐屋(家庭)・海翔(福祉)・半田農業(農業) | 8校 |
三河学区 | 専門学科総合学科 | 豊田東(総合)・松平(ライフコーディネート)・猿投農林(農業)・岩津(家庭)・安城農林(農業)・鶴城丘(総合)・一色(生活デザイン)・渥美農業(農業)・宝陵(衛生看護)・宝陵(福祉)・蒲郡(総合)・三谷水産(水産)・田口(林業) | 13校 |

196校1校舎中、36校が面接実施となります!!
公立高校の入試改革についての感想

すっごく個人的な感想となります!!
上にも書きましたが、校内順位の決定方式が新たに加わったのはとても嬉しい変化でした!!
ただ、「特色選抜」は必要なのかな?従来の推薦だけで良いのでは?と思いました。
「推薦選抜」は中学時代の部活や資格取得、ボランティア活動などを中心に見られますが、「特色選抜」はこれからの意欲・関心を見る試験です。
- 特色選抜の面接の練習
- 志望理由書の作成
- プレゼンテーションや作文、実技などの練習
これらを年末年始とかなりの時間をかけて準備することとなります。
娘は推薦の面接の練習をするだけで、最後の追い込みの時期に1週間近く受験勉強ができない状態となりました。
もし、準備に1カ月かかるのなら、その間の勉強が完全にストップするのでかなりの学力の低下が考えられます。

入学してからのことを考えると、普通科の高校を受験するのに「特色選抜」を選ぶのはあまりオススメできないかも…。
最後に

公立高校の入試改革で、定員割れの高校にストップがかかるのかな?
これは私の考えですが、すぐにはストップはかからないと思います。
理由は私立高校の推薦をもらった方が早く確実に進路が決まるからです。
今高校2年生の息子の受験時に担任の先生から「私立高校の推薦を決めれば早く楽になれるよ」と言われました。
受験は各家庭の考えがありますし、先生の言葉を否定する気持ちは一切ありません。
我が家も「本当に行きたい私立高校の推薦」が貰えるなら喜んでお願いしました。
紆余曲折あって、息子は現在公立高校に通っていますが、「余計なお金は一切かからない」と言う点ではオススメすることができます!!
高校はゴールではないので、年末までじっくり考えてみて下さい。

1年後はどんな高校生活を送っているのかな?と楽しい将来のイメージを描きつつ、受験勉強がんばって下さいね!!
実力派だった息子が使っていた教材はスタディサプリです。
中学1年生から高校2年生現在までずっと続けています。
受験ラスト1カ月は1日5~8時間使用していました。
スタンダードコースは月額1,980円(税抜)なので塾と併用していました。

今通っている塾が合わない方は試して見てはどうでしょうか?