大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
娘は中学3年生に入ってからは塾で「愛知全県模試」を定期的に受けていました。

愛知県下ナンバーワンの受験者数と参加塾数の実績をもつ模試です!
中学3年生では5月、8月、10月、12月と計4回受験しましたが、第一志望校の合格判定(%)は以下の通りでした。
- 5月の時点で20%
- 8月の時点で40%
- 10月の時点で60%
- 12月の時点で80%
一見、順調に判定を伸ばしているように感じますが、12月の判定が80%に上がったのは2学期の内申が4つ上がったからです。

模試の合計点数自体は10月と12月でほとんど変わっていませんでした。
部活を引退した後の夏休みに、猛勉強を始める中学3年生はとても多くいますが、娘も1か月で偏差値を上げてみせる!と宣言して、引退後から毎日勉強を頑張りました。
「夏休み中の1カ月に猛勉強すればかなり成績が上がるはず」
娘はそんな甘い考えを持っていましたが、8月末の模試の判定は40%とほとんど上がらず呆然としていました。
「夏休み中テレビも見ずに頑張ったんだけどな…」と、かなり落ち込んでいました。

夏休み明けに塾の先生から、このままじゃ第一志望校に入学するのは厳しいよ、と言われちゃったよ…。
娘同様、8月の模試の判定が悪くて落ち込んでいる受験生はいますよね。
中学生の場合、8月の模試の結果が悪いと、もの凄く不安になり志望校の見直しをするべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
タイトルにした「8月の模試の判定は一体どこまで当てになるのか?」ですが、うちの娘と息子は8月末の模試の判定はどちらも40%ととても低かったのですが、2人とも合格することができました。
なので、40%ならまだ諦める必要はないよ、と伝えることができます!
今回は娘と息子の模試の判定の体験談を下にまとめます。
勉強を頑張っている受験生の参考になれば幸いです。
8月の模試の判定はあてになるのか?
娘の場合
第一志望校の合格判定が5月の時点で20%だった娘は、「夏休み1か月間集中して勉強すれば模試の判定が60%くらいまで上がるんじゃないかな!」と楽観的に考えていたそうです。
ところが1カ月必死に頑張った結果、模試の合格判定は40%。
塾の先生から、第一志望校を見なおした方がいいと言われて涙目で帰宅しました。

1か月勉強しただけで追いつこうなんて甘い考えだったよ。
大半の受験生は夏休みに勉強を頑張ります。
なので娘がどれだけ頑張ったとしても、それほど成績の差はつかないのは当たり前のことですし、そのように伝えていましたが、初めての受験生だった娘はそれが全然理解できていませんでした。
「私だけじゃなく、みんな夏休み中に同じくらいの努力をしていたんだ」と模試の判定を見てようやく気付いたそうです。

8月の模試の判定の信ぴょう性は高いです。
娘は10月の模試で60%となんとか上げましたが、12月の模試は内申が4つ上がったから80%になっただけでした。
(模試の合計点数は10月、12月と横ばいでした)
娘の模試の合格判定は多分MAXで60%くらいで、かなり内申に助けられた受験だったと言えます。
息子の場合
息子も8月末に受けた模試の合格判定は40%でした…。
息子の場合、夏休み中に受験勉強のエンジンがかからず、9月から12月にかけても娘のように必死で受験勉強をしている姿は見られませんでした。

それでも本人は受験勉強を頑張っているつもりでした。
そんな状態だったので、2学期に内申は2つ上がったものの12月の公立高校の合格判定は40%のままでした。
3学期に内申を2つ下げたので、息子の志望していた公立高校の合格率は40%より下だったはずです。
第一志望校にしていた私立高校に不合格になった後、合格率40%の公立高校の受験に挑みましたが、
そりゃ先生も止めますよね。
私自身も必死だったとは言え、12月に合格率40%の高校をよく息子が受けるのをOKしたな…と思います。
合格率20%だった先輩
娘の高校の先輩は、12月の模試で合格判定が20%だったそうです。
「ダメでもいいから受験する!」と親に宣言して3月まで猛勉強した結果、無事に合格することが出来たそうです。

先輩の学年だけ倍率が下がったから運も味方をしたのかも!って話していたよ。
2月に私立高校の受験が終わると、ホッとして気が抜けてしまう子がとても多いです。

完全に気が緩んで遊びに出かけてしまう子もいます。
最後の最後に気が抜けてしまう子が多くいる中で、最後までずっとペースを変えずに勉強し続けることが出来る子はある意味とても強いです。
偏差値はいつまで伸びるのか
「8月の模試の判定の信ぴょう性は高い」と書きましたが、人一倍の努力を最後まで続けることが出来るのなら、受験日当日まで偏差値は上がり続けます。

他の受験生より努力した分だけ合格率を上げることが出来ます!

その「人一倍努力すること」が難しいんだけどね!
実力不足で合格できた娘の高校生活
娘は第一志望の公立高校に推薦をもらって合格することが出来ました。
当日点も例年のボーダーを上回っていたので、一般でも合格出来ていたはずだと本人は言ってました。

ただ、忘れてはいけないのが「内申」を含めた当日点がボーダーを超えていたと言う事実です!
内申美人で入学できた娘は、入学後授業について行けなくて大変な思いをしました。↓
その後、1年かけて少しづつ成績を上げて行きました。↓
学年最下位になっても大丈夫!!「高校1年生初めての定期テスト」
高校受験は、先生から合格するのは無理だと言われていても「滑り込み合格」出来る子が毎年います。
ただギリギリの成績で入学すると高校生活がとても辛いです。

娘を見ていて分かりました!
娘とは真逆に、当日点を取ることで合格できた息子は、入学後から比較的楽に授業について行けています。
最後に
受験のためにひたすら暗記中心の勉強をしている子もいるかもしれません。
娘は苦手な「英語」と「社会」をひたすら丸暗記で乗り切りました!
ただ、丸暗記した勉強はほとんど記憶に残らなかったそうで、高校に入学してからもう一度覚え直していました。

社会は時間はかかっても「理解」しながら勉強をすることが大事だよ!
娘は英語も苦手だったので、合格者平均点を目指す勉強しかしませんでした。

要は必要最小限の勉強しかしていませんでした。
その結果、入学した後に中学2年生までさかのぼって勉強し直すことになりました。

英語は受験が終わった後も勉強を続けてね!
娘は高校入学後、心を入れ替えて英語の勉強を頑張った結果、共通テスト数週間前に突然、英語の長文がスラスラ読めるようになりました。

英語の長文は突然読めるようになることがあるそうです!
ある日、教科書を開いた途端、英語の長文で書いてあることがバッと理解できるようになって驚いたそうです。

すごく不思議な体験だったよ!
そんな話を娘から聞いていると、受験勉強は少々時間がかかっても「理解する勉強」をやることが大事だな…と思います。
模試の判定にどうしても一喜一憂してしまう時期ですが、勉強は長い目で見て頑張りましょう。
本当に成績アップが望める教材です!
私はこのブログの記事内で紹介する教材は、本当に成績アップを望めるものだけにすると決めています。

なぜなら子どもたちが「受験」という厳しい世界で必死に戦っている姿を見て来たからです!
家計が苦しい中で努力を重ねているお子さんなら、スタディサプリだけで公立高校の上位校に入ることが可能です。
実際、塾との相性がとても悪かった息子は、中学3年生の夏休み明けからスタディサプリの勉強に切り替えたところ、模試の偏差値は順調に上がって当日点も8割を超えて取ることができました。
スタディサプリを使うコツは、分からない単元は1.5倍速にして繰り返し何度も視聴することだと息子は言っています。

都道府県別の公立高校対策講座もあるから、入試の前にやっておくといいよ!
自分から学習する習慣があるお子さんにとって「もっともコストパフォーマンスが高い教材」なので、少しでも興味のある方は、14日間の無料体験から始めてみてくださいね。