大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
先日、近所に住む友人とお茶した時、お互いの娘の進路の話になりました。
友人は顔を曇らせながら、自分の娘が大学入試直前に反抗期になってしまったと話してくれました。

大学入試直前に反抗期!?
友人の話す反抗期とは「第二次反抗期」のことだと思いますが、一般的に小学4年生頃から中学生くらいで来ることが多いです。
どうして大学入試直前で来たのか…と不思議に思ったのですが、友人の話を聞いていて「なるほどね」と納得しました。
今回は、大学入試と反抗期が同時に来てしまった友人の娘さんの話をまとめます。
どの子にも起こり得ることなので、「我が子にも当てはまるかも」と思ったら、進路のことを早めに話し合ってみて下さい。
なぜ反抗を始めたのか?
友人の娘さんは、幼稚園の頃から聞き分けが良く手がかからない子でした。
成績もとても優秀で県内トップ3に入る高校に進学しました。
娘さんはどうしても受験したい国立大学がありましたが、共通テストの結果は「C判定」でした。
親や塾の先生は、合格する可能性の高い「A判定」が出ている国立大学を受けさせるように伝え、最初は言うことを聞いて出願しましたが、受験日前日に「受けたくない」と言い出したそうです。

娘さんと大ケンカの末、結局、国立大学の受験はしなかったそうです…
聞き分けの良い子ほど注意です
幼少期からずっと聞き分けが良くて、親の言うことをずっと素直に聞いていた娘さんでしたが、国立大学の入試直前で親に対して溜まっていた不満が爆発しました。
「小学生時代から行きたくない塾に行かされ、嫌だった部活もやめさせてもらえず、判定が低いからと言う理由で一番行きたい大学に挑戦もさせてもらえない」
そう言いながら泣いていたそうです。
そんなに我慢させて来たのか…とただただショックだったと友人は言っていました。
期待し過ぎるのは負担になります
友人のお子さんは姉妹ですが、上のお姉さんは早い段階で成績が振るわなかったので、大学受験にはそれほど期待せず、本人が行きたい大学を受けさせ進学させたそうです。
でも、下の子である娘さんはずっと成績が良かったため、親も先生も過剰に期待し過ぎてしまい、結果、大学の志望校も勝手に決めてしまう結果となりました。

友人は私が全部悪かった、と言っていました…
ただ、私も2人の子どもの親なので、友人の気持はよく分かるんです。
友人は子どもたちが小さい頃からフルタイムでパートを頑張って夜は内職をしていました。
そして、そのお金で子どもたちを塾に入れ送り迎えもしていました。

自分が遊びたいのを我慢して、子どもたちの予備校代を捻出していました…
娘さんが受けなかった国立大学の受験費用も、前期・後期と併せると3万4000円かかるのです。
願書を出す前に話し合えたら良かったんですけどね。
我がままは言わせるべき?
言いたいことを言えずに不満を溜め込むのって、女性に多いですよね。

私も不満を溜め込むタイプです!!
ただ溜め込んで爆発する前に、その時は気まずくなっても不満は一つずつ言った方がお互いのためになるんだな、と友人の話を聞いて思いました。
娘さんのその後ですが、大阪の有名私立大学に進学が決まり、夏休みは住み込みのバイトに出かけたり、劇団に入ったりと楽しく過ごしています。
大学生活でやりたいことは全部やる!!と決めたそうです。
「住み込みのバイトも劇団も、相談なしに決めて来たから取っ組み合いの大ケンカしたのよ~」
と、どこか楽しそうに友人は話していました。

一通り話したあと、子離れ親離れしなくちゃね!!と言っていました。
大学生に対して、親が先回りして失敗しないようにする必要はありませんね。
友人の娘さんも私の娘も、大学生のうちに失敗も含めて様々な体験をして欲しいです!!
反抗期がない子もいます
反抗期がない子も中にはいます。
私の娘も、反抗期はほとんどありませんでした。
娘は大学生になった今でも、夜に帰って来るとその日の授業の話やバイト先の話をしてくれますし、親と一緒に出掛けるのも嫌がったことはありません。
勉強も「やりなさい」と言われなくても毎日時間を決めてやる子でした。
「親に反抗したくなったことはないの?」と聞いたことがありますが、別にないよ~、とサラッと答えていました。

本当かなぁ…
娘の反抗期がないことを心配した時期もありましたが、お隣のお姉さん(OLさんです)も反抗期がなかったと教えてもらい安心しました。
とても穏やかな性格のお姉さんで、いつもニコニコしながら挨拶してくれます。
父親と2人で楽しそうにご飯を食べに行く姿も見かけたことがあります。
娘もお隣のお姉さんも、反抗期がなかったのは育て方より「本人の気質」が大きく関係していると思います。

二人とも基本穏やかな気質です!!
現に、同じように育てたはずの私の息子は、中学生になってからしっかり反抗期がありました。
息子の反抗期は多少落ち着いたものの、高校生になった今も口数は減ったままです。
最後に
大学受験は親に反抗できる最後のチャンスなのかもしれません!!
まぁ反抗期に限らず、受験中は何かとストレスが溜まって親や兄弟が捌け口にされることもありますけどね…。
子どもってお腹が空いてるとイライラする生き物なので(笑)受験生には美味しいお菓子とお茶を用意して、10分だけでもリラックスタイムを作ってあげることをおすすめします。
そう言えば、娘もリラックスタイム中に「志望学部を変えたい」と話を切り出されたことを思い出しました。

飲んでいたお茶を吹き出しそうになりました!!
一度決めたことは引かない娘なので、もし反対していたら大ゲンカになっていたと思います。
志望校は受験する本人の希望をできるだけ聞いてあげたいですね。
親にも都合はあるので、100%の希望は聞いてあげれないこともありますけどね!!
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