高校3年生の娘と中学3年生の息子がいます。
娘が中学の頃から入試制度が変わると言われ続けて来て、「英語の民間テストの廃止」など翻弄され続けて来た「共通テスト」でしたが、先週の土日に無事に終わりました。
娘は自己採点の結果から国立大学の出願校を決めました。
2月に前期を受けてみて、ダメだったら3月の後期まで頑張ると言っています。

娘にとってここからが受験の本番です!
「第一回目の共通テストなので去年のセンター試験より平均点が下がるのでは?」
前々から各予備校のデータで低めの平均点が予想されていましたが、蓋を開けてみると例年より少し高い平均点となりました。
作成時の設定平均点は「センターは6割、共通テストは5割」とのことだったので、今年度の受験生の頑張りが凄かったことが証明されました。
「少子化で受験者数が減ったから」
「コロナ渦で推薦希望者が増え、共通テストを受けない受験生が多かったから」
そんな心無い声も聞きましたが、実際に共通テストを2日間受けた娘の話では、「模試より問題数が多く時間配分で苦戦した」と言っていました。

特に英語の出題形式が模試とは全然違っていたから、みんな驚いてたよ!
英語の試験が終わったあと、泣き出してしまった子、動揺して親に電話をかけている子もいたそうです。
私は国立大学の受験経験がありません。

もし娘が泣きながら電話をかけて来たとしても、「落ち着いて、頑張れ」くらいしか言ってあげられなかっただろうな…。
このように、娘が受験生になってから、自分が大学受験に関して無知であることが悔しく思う瞬間が何度もありました。
共通テストが終わったい今になって「受験生の娘のためにやっておくべきだった!」と後悔していることについてまとめます。
少しでも早く受験校と受験方式を決めること
できれば夏休みくらいまでに、娘と受験校についての話し合いをしておくべきだったな、と後悔しています。
受験校が決まれば「受験方式」を調べることができるのですが…
大学受験について無知だった私は、こんなに沢山の「受験方式」があることを知りませんでした。

方式は大学ごとに違っていて、とてもわかりにくいです。
私立大学の場合ですが、一般入試、共通テストのみ、共通テスト・一般入試の併用など前・後期に分かれてそれぞれありますし…
受験する複数校のパンフレットや公式ホームページを読み込んで、配点・学科・方式など、自分の得意教科からどの受験方式が一番有利になるのかなど…
受験勉強と模試に追われている受験生には、受験方式についてじっくり調べている暇はありません。
娘は少しでも入学金の負担がかからないようにと、入試の日程を必死で組んでくれましたが、そんなことより「娘の得意教科でしっかり戦うことができるよう」私が受験方法を隅々まで調べて娘に提案してあげるべきでした。
一般入試でも高校の調査書を見られる場合があります!
高校受験では「内申書」を受験校に提出しましたが、大学受験では「調査書」を大学に提出します。
「大学受験」大学に提出する調査書(成績証明書)の中身です!!
調査書には欠席日数や高校3年間の評定などが書かれています。
大学の一般受験では当日点が一番大事と言われていて、私も「一般受験するなら学校の出席日数や成績は関係ない」と思っていましたが、調べていたところ娘の志望していたいくつかの大学で「調査書」の配点があることが分かりました。
結局、調査書の必要のない受験方式を選んでしまいましたが…娘は評定が高かったので、調査書の配点もある大学を受験した方が有利だったのかもしれません。

この点も私の調査不足でした…。
バンザイシステムの利用について調べておくこと
河合塾バンザイシステムとは
恥ずかしながら、私はずっと「バンザイシステム」は高校3年生(受験生)しか使えないものだと勘違いしてました。
※河合塾バンザイシステムはコチラです。

受験生以外でも利用は可能だよ~!
行きたい大学の入試科目、ボーダー得点率・偏差値、入試日程・会場、受験料、入試結果(昨年の倍率)など、すぐに調べることができますし、
共通テストが終わった数日後に、点数を入力することでボーダーラインを調べることができます。
ちなみに毎年「バンザイシステムでA判定」が出ていても不合格になる生徒はいますし、「バンザイシステムでD判定」でも諦めずに挑戦した結果合格する生徒はいます。

合否はその年の大学の倍率も大きく関係しているので、判定が全てではありません。

自分が取った点数から目をそらさずに、「判定」を受けた後も油断せず、しっかりと計画を立てて勉強を頑張ることが大事だって先生が言ってたよ!
入試を受ける前から、もっとバンザイシステムを利用して色々調べておけば良かったと後悔しました。
娘の受験に関する不安をしっかり受け止めること
私は娘が大学受験でプレッシャーを感じ過ぎないようにと、「もし大学に全部落ちたら浪人してもいいんだよ」と伝えていましたが、これは間違った励まし方でした。
受験の後半になると、「合格出来るのか?」と言う不安から志望校を諦めてしまう生徒もいます。
娘の受験に対して不安に思う気持ちをしっかり聞いて受け止めて、最後まで頑張って戦うことができるように、受験校の方式について詳しく調べたり、得意教科で戦える大学を調べたりと、もっと私にできる配慮をしてあげれば良かったです。

週に1回でも美味しいデザートなど用意して、娘の話をじっくり聞いて息抜きする時間を作ってあげれば良かったな…と思っています。
最後に
共通テストが終わってから、色々な後悔が出ているのですが、娘自身は前向きに受験勉強に取り組んでいます。
「行きたい大学を受験させてもらえるのは幸せなことだね」と言っていて、私より精神年齢が高いのでは?と思うこともあります。
最後にもうひとつですが、大学受験に対して無知であるがゆえに後悔していることは「受験校が少なすぎた」と言うことです。
娘の通っている高校では、滑り止めの大学は平均7校受けるとのことですが、娘は滑り止め校を3校だけ受ける予定です。
娘は「他に受けたい大学がないから!」と言っていましたが、息子と受験が重なっていることで、色々遠慮したのでは…と思っています。

最低でもあと2校は滑り止め校を受けるよう、もっと早めに説得するべきでした。
※受験校は増やさなかったのですが、受験日程を2日増やしました。
コロナ渦の受験生で、ここに来るまでは本当に大変でしたが、あとは万全の体調で受験を終わらせることを願うばかりです。

受験生のみなさん、保護者のみなさん、あと少し頑張りましょう!
娘はスタディサプリの合格特訓コースのお世話になっています!
高校2年生の秋から始めた合格特訓コースですが、ずっと同じコーチのお世話になっています。
共通テストが終わったあと、国立大学の受験校の相談に乗ってくれたり、親や先生に相談できない部分をしっかり埋めてもらっています。
娘は中学生の頃からスタディサプリで勉強していますが、こちらは本当にやっていて良かったです!
気になっている方は、年会費や初期費用も無料ですし、2週間無料でお試しができるので、冬休み中などに使ってみてくださいね。