大学1年生の娘と高校1年生の息子がいます。
子どもたちは1年前はダブル受験生でしたが、それぞれ第一志望校に不合格となり、今は第二志望だった大学・高校に通っています。
- 受験なんて失敗しても大丈夫
- 落ちたって死ぬ訳ではない
- 長い人生ではほんの通過点でしかない
不合格になるとそんなことを言う人もいます。
でも息子にとって「高校に不合格」になったことは、今までの人生で一番の大きな出来事でしたし、手首が腱鞘炎になるほど勉強を頑張って来た娘にとっても「大学に不合格」になったことは、かなり辛い出来事でした。

不合格通知を握りしめて1時間泣き続けてました…。
娘と息子が不合格になった経験から、「受験なんて失敗しても大丈夫」なんて口が裂けても言えません。
出来ることなら、心の傷が癒えるまでゆっくりさせてあげたいのですが、不合格になったなら「別の進路」を考えなければなりませんよね。
進学を考えているのなら、別の学校に出願したり、第二志望校の入学手続きなどをしなければなりません。

辛くても落ち込んでいる暇はありません…。
今回は不合格になった後の気持ちの切り替え方について、子どもたちの体験を元にまとめます。
落ち込んでいる受験生の皆さんの気持ちが前向きに切り替えることができるよう、応援しています。
不合格になった後の気持ちの切り替え方
落ちた直後の子どもの気持ち
娘の気持ち
「親に、友達に、お世話になった先生に「合格したよ」って報告のLINEがしたかった」
A判定で受験した大学に落ちたことで泣き続けていた娘が小さな声で言いました。

不合格になった受験生なら誰もが一度は思う気持ちですよね。
息子の気持ち
息子ですが、「どうしてもっと早くから受験勉強をしなかったんだろう。中学2年生から頑張れば合格できたかもしれないのに…」と言っていました。

こちらも受験生の後悔ベスト10に入るのでは?と思います。
親が取るべき態度とは?
- 子どもの話を聞く
- 過剰に励まさない
- 子どもに共感し味方になる
落ち込んでいる子どもに対して、上記の3点はとても大事だと言われてます。
私はできるだけ「そっとしておく」ように努めました。
ところがうちの夫は、「不合格になって落ち込んでる」とLINEをしたところ、その日の会社帰りに子どもたちの好きなケーキやお菓子を両手いっぱいに買って帰宅しました。

テーブルにどーん!!とお菓子を広げててびっくりしたよ~
受験結果については一切触れず、「何でも好きなものを食べていいよ!!」と子どもたちに伝えたところ、落ち込んで夕ご飯を食べなかったのに好きなお菓子を選んで食べ始めました。

娘は涙目でケーキを食べてました。
夫に対してなんてデリカシーのない励まし方なんだろう…と一瞬思ってしまいましたが、意外なほど子どもが元気を取り戻したのに驚きました。

食べてるうちに元気が出てきたよ~
落ち込んで部屋に籠ってしまうお子さんもいると思いますが、好きなお菓子やご飯を用意していつでも食べれるようにしておくことをおすすめします。

空腹だと余計に落ち込んじゃうからね!!
気持ちを切り替えるためにやるべきこと
うちの子たちは私立高校に落ちたので出来なかったのですが、公立高校・国公立大学でしたら「開示請求」することができます。
愛知県の公立高校の開示請求のやり方はコチラです。↓
開示請求をしても、判定が覆ることはほぼありません。
それでも自分が何点取ったのか知ることで諦めがつき、第二志望校に行く決断がついた子もいました。
前向きになれた言葉
娘が第一志望の大学に落ちた時、先輩方からのLINEに励まされたそうです。
「受験結果では努力は報われなかったかもしれないけど、努力した過程は入学してから必ず役に立つからね」
「第二志望の大学でも○○(娘)ちゃんの欲しい資格は取ることができるよ!!これから頑張ればいくらでも人生は逆転できるからね!!」
「どこの大学に入っても自分の努力次第で資格を取ることできるね」と娘は嬉しそうに話してくれました。

落ち込んでいる娘を励ましてくれた先輩方に感謝です!!
息子が第一志望校に落ちたとき友達は、
「人生100年のうち、たかだか3年通うだけの場所なんだからいちいち気にするな!!」
「高校なんてただの箱だからな!!どの箱に入ったって自分は自分だろ?」
と荒っぽく励ましてくれたそうです(笑)

確かにそうだよなって思って笑っちゃったよ!!
最後に
不合格になるのは想像以上にショックな出来事です。
楽しい大学生活・高校生活を送っている子どもたちですが…共通テストの日に娘は「あれから1年か~」と言い、後輩の私立高校の合格発表の話を聞いた息子も「もう1年経ったのか~」と呟いていました。
不合格になった経験は、1年経った今も忘れてはいません。
不合格になったことで「受験なんてしなければ良かった」と思っている人もいるかもしれませんが、本気で挑戦したからこそ得られたものはありましたよね。
娘は一般入試で合格することの大変さが身に染みて分かったことで、塾講師のアルバイトで関わる受験生である生徒たちの気持ちが分かるようになったそうです。

息子は、早くから受験勉強に取り掛かる大切さを知ったと言ってました!!
子どもたちが受験に挑戦しなかったら、このような「学び」は与えられなかったと思います。
最後に一つだけ…、今はどん底まで落ち込んでいるかもしれませんが「挑戦した自分」をたくさん褒めてあげて下さい。
憧れの大学や高校に挑戦できたことは、それだけで凄いことですから!!
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